2022年度ふりかえり
気が付けば今年度も2カ月が過ぎ、少し落ち着いたので2022年度を振り返る。
研究費
2022年度は科研費を含め、3つの申請書 (学内、財団、基盤C) を提出した。
無難に研究を進めるため、2021年度と比べて申請数は減らした。
採択は学内の研究費1件のみだが、それだけでも必要な消耗品を追加することができ、研究基盤を整えることができた。
科研費 (基盤C) は2022年度申請分も残念ながら不採択であったが、前年の不採択C→不採択Bと進歩はあった。どこが不十分であったかわかりやすい評価だったため、来年度こそは!と思っている。
公募
2022年度は5件申請。
内1件は2次試験 (面接、模擬授業) を受けることができた。
模擬授業の経験、申請書を書くノウハウの蓄積により、2023年度は大幅に時間を短縮して申請書の準備ができている。
現時点で、10件ほど候補があり、2件は既に提出済み。
昨年度は教育機関 (大学) での研究枠にこだわって応募していたが、今年度は幅を広げて研究所、高専、教育を重視した採用枠も含め、候補に入れている。
教育経験は3年目に突入したが、研究成果発表がほとんどできていないので、2023年度は研究にできるだけ時間を割きたい。
大学教員としての業務
今の環境があまりにも合わないので、着任2年目から公募に応募することになった。入職前に想定していなかった事態に陥ったが、自身の心身の健康および将来のためには必要なこと。
一度オンライン健康相談をし、カウンセリングを受けることまではしなかったが、相当追い詰められていたようで、今振り返っても異常な精神状態だったと思う。
少なくとも自身の分野では、どの大学に行っても変わった教員がいることは把握しているが、良い意味で変わることを拒む教員や、挨拶等の普通のコミュニケーションが取れない教員が多く、+αのハラスメントで、一部の教員への信頼を完全に失った。
授業、学生研究指導、学内の業務を経験したこと、それらのノウハウを知り、身に付けたことは少なくとも自分の財産になったと思う。
機器の管理状況の改善、大学の安全対策推進、就学状況が悪い学生への対応方法の進言、助教業務の改善など、自身が貢献できたことはいくつもある。
引き続き、大学のため、学生のためにできることは行うが、追加で自身の研究を進め、成果を積み重ねることが2023年度の課題であり、目標である。