アートマーケターたろうの自己紹介とビジョン
アートマーケターたろうのnoteを読んでいただきありがとうございます!
アートマーケターたろうと申します。
この記事では、自己紹介と大事な価値観をお伝えしたいと思っているので、少しボリューミーになっているのですが、最後まで読んでいただければ幸いです!
アートマーケターたろうとは
私は、事業会社でマーケティングの業務を行っている20代のマーケターです。
名前の由来は、「アート」+「マーケター」に周りからの呼び名である「たろう」を組み合わせるという直球勝負をしています。
美大卒でもなければ、美術史の研究を長年していたような人ではありません。絵心も残念ながら、、という感じです。
しかし、アートに対する興味関心は高く、
・アートを通してビジネスマンの日常生活に豊かさを取り入れること
・ロジック重視のビジネスにアートの要素を取り入れて事業をグロースさせること
を実現させるというのをモットーに生きています。
アートマーケターたろうの大学時代
アートとの関わりは大学時代に始まりました。
大学の学部生時代、私はマーケティング漬けの日々を送っていました。
具体的には消費者行動論を統計解析の手法を用いて日々研究する傍ら、スタートアップでマーケティングの業務に従事していました。
それと同時に、好奇心が旺盛な性格から、様々な趣味(マーケティング戦略分析、株式投資、ファイナンス、美術館巡り、散歩、腕時計情報のリサーチ、、建築、航空機、歴史、将棋、、、)に手を出し、読書やインターネットサーフィンを通してインプットをする生活を続けていました。
社会人になると自分が従事している仕事や家計のこと以外に目を向ける余裕はないであろうと思っていたので、とにかく興味を持ったことに対して全力を費やしていました。
そんな中、自分に経済的な豊かさをもたらしてくれるのは、「マーケティング」と「投資」の考え方でした。それに対し、
精神的な豊かさをもたらしてくれるのは間違いなく「アート」だったのです。
「アート」というのは、この世の中でとても力を持つものの1つです。
なぜなら、世の中の事象を鋭利に指摘する力といい、人に元気や勇気、考える種を蒔いてくれるという点でとても優れているからです。
アートマーケターたろうとアートの出会い
その中でアートとの出会いは、ふとした瞬間でした。
当時、イギリスの大学に留学をしていたのですが、担当教授が大のアート好きで、大学に近くにあるアシュモレアン博物館(Ashmolean Museum of Art and Archeology)でのフィールドワークを実施し、その所蔵品に関するプレゼンテーションをするというタスクがありました。
当時は、あまり美術に関する興味はなくまあしょうがないか、、というテンションではあったものの、授業のホームワークでしたし、イギリスは美術館が無料!なこともあり何回か通うようになりました。
するとどうでしょう。ずっと見ていると対象物が面白く感じてくるのです。歴史を紐解くと1つの所蔵物にも歴史があり、それが今目の前に飾られていることがとても希少であるのだと気が付かされました。
極め付けは、その留学中にパリのルーブルに行く機会があり、美術品を片っ端から眺めようと意気込んでいましたが、できませんでした。
なぜなら、1つ1つの美術品(特に絵画)が持つパワーに圧倒されたからです。
美術館に行かれる方はわかると思いますが、マスターピースには「人を惹きつける引力」や「人を圧倒する凄み」というのが備わっています。
画家やその周りのステークホルダーがこの世からいなくなっても、残り続けるその意志のようなものがそこにあるのかもしれません。
アートマーケターたろうが見るアートとは
その魅力にすっかり虜になった私は、帰国後も足繁く美術館に通い、アートに関する本やサイト、他学部にある美術学科の授業にも特別に参加してアートの勉強をしていました。
勉強する中で、人を圧倒するアートというのは、「人間の美意識のようなものに深く影響を与えるもの」なのではないかと思い始めます。
マーケティングであるとニーズやインサイトという言葉がありますが、アートというのは人の心理の奥底にある「生のニーズ」や「生のインサイト」というものを満たすものであるという仮説を立てました。
人間は日々「もっとこうあるべきなのに」とか「こうなるのが理想だな」というものを想像しながら生きます。しかし、それは現実世界では達成されません。何か地理的要因や時間的要因(例えば、2020年の日本に今いるが、1800年代のフランスに行きたいなど)が相まってもう対応できないからです。
そのような理想を可視化したのがアートであり、人はそれに没入し、フレッシュな感性や考えを得られます。
つまり、アートは、人の理想を示し、新しい考えを与えてくれる宝石箱のようなものです。
なので人は魅了されるし、世の中の富裕層が莫大な富を使ってアートを嗜むという現実の動きも実はこれにあるのではないかと思います。
このような考えに基づき一番初めに述べた
・アートを通してビジネスマンの日常生活に豊かさを取り入れること
・ロジック重視のビジネスにアートの要素を取り入れて事業をグロースさせること
というモットーを持つようになったのです。
以上が私の自己紹介でした。
長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
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では良いアートライフを!!