11/4(月)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:9月製造業新規受注(前月比)予想-0.4%、結果-0.5%(前回-0.8%)と前回よりは回復するも予想を下回る結果に。米3年債入札が低調 米財務省は580億ドル規模の3年債入札を実施した。最高落札利回りは4.152%テイルは-0.9bp、過去6回入札平均はマイナス0.2bps。 応札倍率は2.6倍と過去6回入札平均2.57倍を上回り需要は強かった。 外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は70.6%だった。 過去6回入札平均は66.5%。
![11/4(月)米国市場引け後 株式市場:大統領選を明日に控え株式市場は様子見の軟調モードでした。ダウ30種銘柄に組み入れられるNvidiaも開場後は+3%と好調でしたが徐々に売られていき、結果的に+0.48%で引けました。セクターでは中東関連の影響で原油先物価格が上昇しEnergyセクターが+1.34%、金利が大きく下がった影響でReal Estate(不動産)セクターが1%上昇しました。 画像1](https://assets.st-note.com/img/1730756446-POCEZmKHn7URilI5JSj2fx0y.png?width=800&dpr=2)
![11/4(月)米国市場引け後 指数:NYダウ 41794.60(前日比-0.61%)SP500 5712.39(前日比-0.28%)NASDAQ100 19966.57(前日比-0.33%)NASDAQ総合 18182.93(前日比-0.31%)Russell2000 2219.55(前日比+0.43%)SP500 VIX指数 21.98とまだ高めの数字です(前日比+0.46%)MOVE指数は1日遅れて表記される為、本日は変動しておりません。 画像2](https://assets.st-note.com/img/1730758120-IAt74GRvxQwnjBahJmd6OKYu.png?width=800&dpr=2)
![11/4(月)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX指数 Future 19.45と先物の方は20を切ってきました(前日比-5.07%)ドルインデックスも103.90と先週末の104pt台を切って少し弱含み状態になっております。中東情勢緊迫で原油価格は71.72(前日比3.21%)と70ドル台を超えてきております。金/ドルは2736.68(前日比+0.06%)BTC/USDは67380ドルとトランプさんの勝利を疑うかのように下落しております。ETH/USDも2382ドルとこちらも軟調です。 画像3](https://assets.st-note.com/img/1730758715-1IRgcpfy25z9kWGuPB8io3Ue.png?width=800&dpr=2)
![11/4(月)米国市場引け後 債券利回り:中東情勢緊迫による原油価格の上昇、大統領選の不透明感の拡大(Iowa州の逆転など)からトランプトレードの巻き戻しによる債券買いが誘発、主に長期債利回りが6bp~9.5bpも下落しました。為替もドル安方向に進み大統領選の行方を市場は見守っている状態です。 画像4](https://assets.st-note.com/img/1730759040-d1oRwGpPqFXtQITVbjYDmsaJ.png?width=800&dpr=2)
![11/4(月)米国市場引け後 Fear and Greed Indexは先週末の49から6ptも下落して43のFearに転落しました。株式市場も債券市場も大統領選直前で緊張ムードが高まり、VIX指数も高止まり状態です。 画像5](https://assets.st-note.com/img/1730759549-dsvejRtxAIh0S6TXN2GEJabM.png?width=800&dpr=2)
![11/4(月)債券市場利下げ織り込み:大統領選の影に隠れてしまってあまり報道されませんが今週に迫ったFOMC、市場Consensusは25bpの利下げで注目はもうその先の利下げ観測に移っている状況です。大統領選でのトランプトレードの織り込みが少し巻き戻った形ですので、明日の集計結果に注目が集まります。 画像6](https://assets.st-note.com/img/1730759868-W2XuhdpJqx7POisLYyGrj5wM.png?width=800&dpr=2)