11/7(木)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:米連邦準備制度理事会(FRB)は木曜日、インフレが緩和されるにつれて労働市場が弱まるのを防ぐための最新の措置である25bpの利下げを承認しました。ベンチマークとなるFF金利を現行の4.75%~5.0%から4.5%~4.75%の範囲に引き下げることになります。FRBの有権者12人全員が利下げを支持しました。新規失業保険申請件数 予想223K、結果221K(前回218K)アトランタ連銀GDPNow 予想2.4%、結果2.5%と上振れしております。 4 Ken 2024年11月8日 07:26 11/7(木)米国市場引け後 株式市場:昨日大幅に上昇した金融セクターは本日利確売りに追われた模様、Software関連とTechnology関連(半導体含む)は引き続き強く総じて上昇しております。中でもApplovin +46.11%(時価総額55Bです!?)は度肝を抜く上昇を見せ、コールオプションのプレミアム価格が20倍~70倍に跳ね上がっておりました。他にはLYFTが+22.92%、OKLOが+22.28と大きく上昇、決算がイマイチだったMELIは-16.22%と大きく売られました。 11/7(木)米国市場引け後 指数:NYダウ 43729.34(前日比フラット)SP500 5973.10(場中で史上最高値更新、前日比+0.74%)NASDAQ100 21101.97(場中で史上最高値更新、前日比+1.54%)NASDAQ総合 19269.36(場中で史上最高値更新、前日比+1.51%)Russell2000 2384.85(前日比-0.34%)と本日はTech系主体で上昇、NASDAQは場中で史上最高値更新しております。VIX指数、MOVE指数共に大きく下落をしております。 11/7(木)米国市場引け後 指数先物:SP500 VIX指数 Future 15.60と落ち着いたところまで下がってきております。ドルインデックスは104.35と少し下がりましたがまだ高い水準にいると思います。原油はジワリと上昇、72.04ドルで前日比+0.49%、金/ドルは2700ドル台を回復し前日比+1.77%。BTC/USDは76000ドル台で推移ですがETH/USDが今日は大きく上昇、2899ドルを付け+7.91%で推移しております。 11/7(木)債券市場:FOMCが予想通り0.25ポイントの利下げを実施し、パウエル議長が政策の見通しについて言及する中で買いが優勢となりました。トランプ前大統領の返り咲きがインフレ加速につながると予想されているが、FOMCは失業率を低く抑えるために今年2度目の利下げに踏み切った。市場では選挙後、来年の追加利下げ見通しが後退している。金利スワップ市場は政策金利が1年後には3.7%程度まで低下するとの見方を引き続き示している。1カ月前までは、3%前後まで低下するとの予想が織り込まれていた。 11/7(木)米国市場引け後 Fear and Greed Indexは前日の58ptから微増し60ptでGreedです。株式市場、債券市場共にボラティリティが下がってきた為大きく上下するリスクは軽減されたと思います。FOMCも無事通過したので市場としては懸念事項が無くなってしまった形です、あとの株価推移は各々の決算次第と言ったところでしょうか。 11/7(木)債券市場利下げ織り込み:Currentが4.75%~5.00%になっているのは間違いだと思われます。※今回のFOMCで政策金利と4.50%~4.75%に下げた為 12月以降の予想値に関しては引き続き追っていきます。認識に間違いがあれば心よりお詫びいたします。(明日またチェックします) いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #投資 #経済 #金融 #FOMC 4