8/30(引け後)経済指標:コアPCE物価指数(7月、前月比)予想0.2%、結果0.2% 〇 個人消費支出物価指数(7月、前月比)予想2.6%、結果2.5% 〇 シカゴ購買部協会景気指数(8月)予想45.0、結果46.1 〇 ミシガン大学消費者信頼感指数(8月)予想67.8、結果67.9 〇 ミシガン大学期待インフレ率(8月)予想2.9%、結果2.8% 〇 アトランタ連銀GDPNow(3Q)予想2.0%、結果2.5% 〇 といずれも米経済は比較的強い印象の指標でした。

画像1 8/30(引け後)株式市場は3連休前の閑散売り相場かと思いきや、出来高は薄いものの堅調に買われた銘柄が多く底堅い印象でした。NVIDIA +0.92%、Apple -0.34%、Microsoft +0.97%、Google -1.05%、Meta +0.60%、Amazon +3.71%、Tesla +3.80%、AFRM +5.54%、INTC +9.19%、MDB +18.13%でした。INTCは半導体ファウンドリー部門を切り離す可能性の報道で大幅上昇、AFRMは続伸、MDBは決算後躍進です。
画像2 8/30(引け後)株式市場の1ヶ月パフォーマンス比較です。全体的にはFinancialが+5.07%とTOP、続いてTechnologyが+4.79%、生活必需品+4.43%、HealthCare+4.22%、Real Estate+3.7%。Energyは1ヶ月を通して+0.26%と小幅上昇、一番軟調だったのがCommunication Servicesで-1.12%でした。8月の月初で急落した株式市場ですが月末にはほぼ取り戻した展開になったようです。レイバーデイ明けからは新シーズンが始まります。
画像3 8/30(引け後)指数:NYダウ 41563.08(前日比+0.55%)SP500 5648.40(前日比+1.01%)NASDAQ100 19569.99(前日比+1.27%)NASDAQ総合 17709.36(前日比+1.10%)Russel2000 2212.75(前日比+0.44%)Russel1000(Value)1832.51(前日比+0.46%)Russel1000(Growth)3637.99(前日比-0.31%)SP500 VIXは15.0(前日比-4.15%)と比較的落ち着いてます。
画像4 8/30(引け後)指数先物:強めの経済指標を受けて5日連続で売られていたドルが買い戻され、ドルインデックスは101.73まで上昇し為替ドル円も現在146円台と急速にドル高円安方向に動きました。原油は73.65と前日比-2.98%、BTCも6万ドル割れと荒い値動きが続いております。
画像5 8/30(引け後)債券利回り:強めの経済指標でドルも買われましたが同時に利下げ幅の後退懸念から各年限の債券が売られ、金利は上昇(価格は下落)。特に中期~長期債が売られ2bsp~4.5bspほど上昇しました。
画像6 8/30(引け後)Fear and Greed Indexは前日から5ptも急上昇して63のGreed、NVIDIAの軟調さから個人投資家は少し不安な時間を過ごしておられると思いますが、市場は急速に楽観の方向に進んでおります。(限られた少ない銘柄に集中的に資金が集まるのはマーケット全体からしたら良い事ではありませんので、これは良い傾向でもあります)
画像7 8/30(引け後)債券市場利下げ織り込み:9月25bspの利下げ織り込みは変わらず、今回の経済指標で11月が25bspの利下げ織り込みのウェイトが高くなりました。年内100bspの利下げ織り込みは今のところ変わりませんが来週の雇用統計で強い数字が出てきたら更に利下げ織り込みは後退しそうです。

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