7/25(引け後)6月の名目GDP成長率予想の2.0%、結果2.8%だったが同期のコアPCE価格指数が前期から伸びが鈍化したため利下げ観測を受けた売りに、ドルの上値が抑制された。市場は9月の利下げを完全に織り込んだ。 米10年債利回りは4.18%から4.26%まで上昇後、再び4.22%まで低下した。 ドルも再び下落に転じ、ドル・円は152円台半ばから154円19銭まで上昇し日中高値を更新後、153円台半ばに反落。

画像1 大型ハイテク株は続落、ソフトウェア企業、ヘルスケアセクター、金融セクターは堅調な推移。
画像2 現在の利下げ織り込み状況、前NY連銀総裁が高金利を維持すべきだという同氏のこれまでの姿勢とは異なる発言をした事を受け、9月のFOMC時0.5bspの利下げ織り込み率が上昇しました。※数字の反映が遅れていますが20%を超えているようです。(先週の数字は3%程の為、急上昇しております)
画像3 指数:NYダウ 39935.07(前日比+0.2%)SP500 5399.22(前日比-0.51%)NASDAQ100 18825.91(前日比-1.08%、高値から既に-7.5%)NASDAQ総合 17180.40(前日比-0.93%)Russel2000 2220.85(前日比+1.16%)BTC 65084$(前日比+1.43%)ETH 3144.78$(前日比-6.84%)金は下落(-2.14%)原油は+1%弱 ドル円は153.90とほぼ変わらず
画像4 債券利回り:昨日とは逆の動きでGDP成長率が2.8%と発表された後、10年債金利は急上昇しましたがその後コアPCEの4~6月指数の伸びが鈍化したことを受け、逆に短期債の利回りが上昇し長期債の利回りが減少する形に。
画像5 Fear & Greed Indexは昨日より2ポイント下がり39でFear、VIX指数は17.19、マーケットセンチメントはFear。

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