11/21(木)マーケットサマリー 経済指標:新規失業保険申請件数 予想220K、結果213K(前回219K)と4月以来で最低の数字に。失業保険継続申請件数 予想1870K、結果1908K(前回1872K)フィラデルフィア連銀製造業景気指数(11月)予想7.4、結果-5.5(前回10.3)とドル安、債券高の方向に一旦動きました。10月中古住宅販売戸数 予想3.95M、結果3.96M(前回3.83M)とこちらは8月以来に予想を上回る結果になりました。これを受けてか債券は売り方向に反転し金利は全体的に微増です

画像1 11/21(木)株式市場:Nvidiaの決算が無難に通過し市場は少し警戒感を解いたように思えます。Googleは司法省の『初期最終判決案』(PFJの提出)を受け大きく下落しておりますが、UBSアナリストは問題なし判断しTPを192ドルに据え置いたままです。Magnificent 7以外が主に買われるこの動きは今後の相場の象徴になりうる気がしております。
画像2 11/21(木)株式市場 指数:NYダウ 43870.35(前日比+1.06%⤴)SP500 5949.1(前日比+0.54%⤴)NASDAQ100 20742.02(前日比+0.36%⤴)NASDAQ総合 18973.14(前日比+0.04%⤴)Russell2000 2361.55(前日比+1.55%)と4指数共に上昇しております。
画像3 11/21(木)指数先物:SP500 VIX指数 Futureは16.76と落ち着いております。ドルインデックスは107台に突入し年初来最高ptを付けております。BTC/USDも97852ドルと史上最高値を更新し続けており、仮想通貨市場の熱狂は冷めません。地政学リスクが進行する関係で原油はバレル/70ドル台に乗せてきました。金/ドルもトロイオンス/2671ドルと一時期の2500ドル台はまさに良い買い場だったのでしょう。ロシアの戦争関連で天然ガスがしばらく急騰しておりますので、欧州経済に少し影響があるやも。
画像4 11/21(木)債券市場:強弱併せた経済指標に債券市場は主に短期債の方が大きく売られる形となりました。ゲーツ氏が財務長官を辞退する報道は債券市場に不透明感をもたらし、一旦売りの様相で示したものとも解釈できそうです。財務長官の指名争いはベッセント氏、ローワン氏、ウォーシュ氏の3名に絞られたようです。
画像5 11/21(木)Fear and Greed Indexは昨日から3pt上がった58でGreedです。Nvidiaの決算も無事通過し経済指標も悪くない数字、トランプ政権への期待も徐々に高まってきており方向感としてはさらに楽観の方向かと思います。
画像6 11/21(木)債券市場利下げ織り込み:ここは昨日からあまり変化はありません、引き続き経済指標やトランプ政権人事などが織り込み度合いの指標になってくるものと思われます。

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