NuScale Power(SMR)24’3Q決算分析,Biden政権が後押しする方向に舵を切ったこの先進的原子力技術への政府支援策。果たしてこれはトランプ政権でも引き継がれるのか!?
2024年10月16日、米国エネルギー省(DOE)は民間企業による第三世代プラスの軽水炉型小型モジュール炉(SMR)の初期導入を支援する為、最大$900M(9億ドル)の資金援助申請の受付を開始しました。
・目的:米国内での先進的な原子炉技術の展開を促進し、気候変動対策と増 大するエネルギー需要に対応すること
・資金源:インフラ投資・雇用法(IIJA)に基づく基金
・支援内容:最大8億ドルを初期導入者(ファーストムーバー)最大2チームに提供し、SMRの受注を促進させる。残り1億ドルを設計、許認可、立地などの課題に対処する追加導入者(ファーストフォロワー)に提供する
同じ日にAmazonがDominion Energy(D)と小型モジュール原子炉の開発を検討する契約を結んだとHeadlineが出て関連する銘柄(OKLO、SMR)がなんと1日で40%以上も暴騰しました。
関連する燃料であるウラン系銘柄のCentrus Energy (LEU) +26.2%
Energy Fuels (UUUU) +15.4%、 Denison Mines (DNN) +12.9
NexGen Energy (NXE) +10.4%, Forsys Metals (OTCPK:FOSYF) +8.8%
Uranium Energy (UEC) +8.6% Uranium Royalty (UROY) +7.9%
Cameco (CCJ) +7.8% Ur-Energy (URG) +6.9%と軒並み上昇、一気に小型モジュール炉の知名度が投資家の間で認知された日だったのではと思います。
しかしそのモジュール炉設計企業の1社であるOKLOは実際に売上が立っておりません、そしてNuScale Powerも収益としては赤字です。期待がかなり先行している銘柄だと思いますが、2020年に同じような企業がありました。
当時コロナウィルスが蔓延して経済活動がストップしていた際、Modernaというまだ無名のバイオ製薬企業が開発したワクチンが世の中を正常に戻すかもしれないとニュースが出ました。
人々は歓喜に沸き2020年3月当時$30くらいの赤字企業だったModernaは、見事このワクチンを完成させ国家がほとんど買い上げるという異例の処遇で売上と利益は暴騰、株価は1年後にはなんと$449まで上昇したのです。
もちろん小型モジュール炉銘柄もこうなる訳ではありませんが、現在台湾でも米国でも電力はこの先もずっと頭を悩ませる問題だと思います。原子力発電所を新たに作るといったらとてつもない時間とお金がかかる様ですので、そこでこの小型モジュール炉にスポットが当たったのです。
一般の方には聞きなれない言葉でイメージも湧きづらいと思いますので、この後順に説明していこうと思います。
※個別銘柄に言及する内容が多く含まれますが、筆者の経験と知識を基に独自の見解を述べているものであって売買を推奨するものではありません。
この先に進まれる方はこの件に同意いただいたものとさせていただき、
損益に関する責任は一切負わないものとさせていただきます。
小型モジュール炉とは
小型モジュール炉とはその名の通り小型でモジュール化(部品化、分割設計)された原子炉です。これにより必要な電力に応じてモジュールを追加したり組み合わせたりして、柔軟に発電容量を調整できるのが特徴です。
従来の原子力発電所と比べて出力は小さいものの、製造(建設)コストや建設期間の削減や設置場所の柔軟性に優れております。
小型モジュール炉の製造と組み立て工程について順に説明していきます。
工場でのモジュール製造:SMRの各モジュールは工場で事前に組み立てられます。これにより品質管理が徹底され効率的に製造できます。工場での生産により、建設現場での組み立てに掛かる時間が大幅に短縮される利点があります。
現地への輸送:工場で製造されたモジュールはトラックや船舶などで発電所の建設予定地に輸送されます。小型である為従来の大型原子炉のような特別な輸送手段を必要とせず、通常の物流インフラを使う事ができます。
現地での組み立て・設置:輸送されたモジュールは発電所の建設予定地で組み立てられます。モジュール化されている為、従来の大型発電所の建設に比べて組み立て期間が短く建設コストも抑えられます。
試運転と稼働開始:組み立てが完了すると必要な安全検査や試運転が行われ、問題がなければ稼働を開始します。SMRは小型で安全性が高く設計されており、例えば自然循環冷却という仕組みを使うことで冷却装置のトラブル時にも安全性が確保されております。
小型モジュール炉のメリットと将来性について
SMRは建設コストや設置場所の柔軟性、短期間での設置が可能である点が大きなメリットです。また必要に応じてモジュールを追加できるため、地域の需要に応じた発電容量の調整が可能です。これにより電力が必要な地域に対して効率よく電力供給を行う事が期待されております。
一方で初期段階ではコストが掛かる事や安全規制の認可が必要であるなど、まだ解決すべき課題もあります。しかしカーボンニュートラルやクリーンエネルギーへの転換が求められる中で、今後さらに注目され世界中での普及が期待されております。
参考までに航空エンジンや防衛関連機器、原子力関連技術を手掛けるRolls-Royce社の例では建設期間を約500日(1年半)と目標設定しているようです。また建設コストは初期プロジェクトではコストが高くなってしまう様ですが同社のSMRは5基目で約18億ポンド(約23億2200万ドル)だそうです。
発電量は従来の大型原子力発電所は1基あたり約1000MW以上の電力を供給するものが多い様ですが、NuScale power社のSMRは1基あたり77MWの電力を供給可能で最大12基まで連結でき924MWの発電が可能のようです。
24’3Q決算内容と財務分析
本日発表された決算内容を見て行きたいと思います。
Revenue $0.48M(48万ドル) Consensus $10.61M(1061万ドル)?
Miss $10.23M ✖(Missというレベルではない) Y/Y-93.1%
EPS GAAP $-0.18 Consensus $-0.15
Miss $0.03 ✖ Y/Y+34%
なにが起きたの!?と言うレベルですがこんなものなのかもしれません
ガイダンスもありませんが決算資料に下記ハイパースケーラーの原子力エネルギーに関する記述がありましたので抜粋いたします。
MicrosoftとBlackRock:
データセンターのインフラおよびその運営に必要なエネルギーの確保のために、最大1000億ドルの投資を行っています。
Constellation Energy社がThree Mile Islandの原子力発電所を再稼働し、その発電量の100%をMicrosoftに供給する予定です。
Amazon:
Talen Energyのデータセンターキャンパスを取得し、Susquehanna原子力発電所と接続して電力供給を確保しています。
Google:
小型モジュール炉(SMR)を使用して、1GW以上の電力を必要とする大規模データセンター向けの電力を生成することを検討しています。
Oracle:
1GW以上の電力を必要とするデータセンターを設計中で、これもSMRを使用して電力を供給する計画です。
各社のカーボンニュートラル目標:
Microsoftは2030年までにカーボンネガティブを達成することを約束しており、Googleは24時間365日カーボンフリーのエネルギーを2030年までに目指しています。
Amazonは2040年までにネットゼロカーボン排出を達成し、Oracleは2050年までにネットゼロエミッションを達成することを目指しています。
次に23’4Qのハイライトを見て行きます。
キャッシュポジションの改善:
2023年末からキャッシュポジションが改善し、負債のないバランスシートを維持しています。
キャッシュ生成契約の締結:
RoPower社およびFluor社と、DoiceștiプロジェクトのFEEDフェーズ2に関連するキャッシュ生成契約を締結しました。
コスト削減の成功:
2024年第3四半期において、前年同期比で5,270万ドルの営業費用削減があり、同社が効率的に運営するためのコスト削減が成功したことを反映しています。
ワラント費用:
2024年第3四半期末の株価が11.58ドルで終了し、7.2百万ドルの非現金ワラント費用が発生しました。前年同期では、非現金ワラント収益が11.1百万ドルでした。
収益:
2023年第4四半期から2024年第3四半期にかけて、収益は減少しています。第4四半期の4.6百万ドルから第3四半期には0.5百万ドルまで低下しています。
純損失:
純損失は各四半期で大きな額が計上されており、第4四半期には56.4百万ドル、第3四半期には45.5百万ドルの損失が計上されています。
非現金ワラント収益(費用):
第4四半期には6.4百万ドルのワラント収益がありましたが、2024年には非現金ワラント費用が増加し、第2四半期には36.7百万ドル、第3四半期には7.2百万ドルの費用が発生しています。
現金及び現金同等物:
現金及び現金同等物は増加傾向にあり、2023年第4四半期の125.4百万ドルから、2024年第3四半期には161.7百万ドルまで増加しています。
あまり詳細を載せた資料が開示されていない為、ある資料で読み取っていきたいと思いますがどうしてここまで売上が減少し、赤字なのにもかかわらずCashが増加しているのか財務諸表が無くちょっと不明です。
同社はまだ黒字を達成しておらず、2024年第2四半期の純損失は$74.4Mと、昨年の第2四半期の純損失$29.7Mに比べて増加しています。
売上高は前年同期の580万ドルから39.5%減の100万ドルに急減し、利用可能な現金も2023年第2四半期の$214.6Mから2024年第2四半期の$136.0Mに減少しました。
悲観的な財務状況にもかかわらず、株価は16ドルから20ドルの水準で推移しています。私の楽観的な評価は、同社が18億ドルを投資して負債ゼロのポジションにあり、唯一の先進原子力技術を有していることに基づいています。
その結果、同社はNRCの設計認証を取得し、商業化された原子炉を6基製造しており、配備の準備が整っています。そのため、同社はSMRの商業化に資金を費やしており、収益と利用可能な現金が激減しています
製造中の6基の先進SMRや国産HALEU燃料の拡大に向けた政府の関与、そして研究開発から商業化への無借金での移行が成功した企業の分析を行っています。この企業のバランスシートは強固で、流動資産は1億5,600万ドルに対して流動負債は5,900万ドルと低いです。
研究開発から商業企業への移行に伴い、経費は2023年第1四半期の2,700万ドルから2024年第2四半期には1,200万ドルへと減少しました。
経費削減、RoPowerによるドイチェスティ・プロジェクトのフィード・フェーズ2の推進、Fluor Corporationからの継続的な収益など、最近締結された収益創出契約により、ニュースケールの収益は今後6~8ヶ月で大幅に増加する見込みです。
リスクについて
NuScalePowerはまだプロジェクトを建設・設置しておりません。
2014年には、UAMPS(Utah Associated Municipal Power Systems)によって選出され、アイダホ州でカーボンフリーパワープロジェクトとして知られる米国初のSMRプロジェクトの建設を発表した。
7年間といくつかの設計変更を経て、2023年11月にプロジェクトは中止された。UAMPSとNuScaleは、コストが53%増加したため、財務リスクが高すぎると判断し、プロジェクトの終了について相互に合意した。
これは原子力エネルギーのプロジェクトに共通する問題であり、ジョージア州ボグルの新しい原子炉も予定より7年遅れており、当初の予算を大幅に超過している。これは、サプライチェーンの問題と商品コストの上昇により、2020年以降にさらに悪化する傾向にある。
大きな赤信号は、同社が今後数年間に数回の株式増資を行う可能性があることを示唆する現金消費である。 NuScalePowerの現金は1億3000万ドルしかない。NuScaleは全体的に見て興味深い企業です。
ただし、成功した場合でも、長期にわたるキャッシュバーンが企業の財務レバレッジを過大にし、株主価値を薄めるリスクがあります。現在の現金残高は1億3,000万ドルで、アナリストは今年のフリーキャッシュフローのバーンが1億2,300万ドル、2025会計年度には8,500万ドルになると予測しています。
株式数は過去4四半期で増加した:浮動株数推移
2023年第3四半期 - 7,484万株
2023年第4四半期 - 7,684万株 (+2.7%)
2024年第1四半期 - 7,959万株 (+3.6%)
2024年第2四半期 - 8,955万株 (+12.5%)
LTMの希薄化率 = 19.6%
さらに気になるのは、2023年の安値からの上昇後、インサイダーによる積極的な売りが続いていることだ。
下の表では、2023年11月の底値付近でマンディ・トーマスが100株を購入した以外は、「ネット購入」はすべてオプションまたはグラントの行使である。
このようにNuScalePowerは確かに大きな可能性を秘めた企業で政府支援や投資を呼び込めれば大きく飛躍できる可能性はあると思います。
しかし現在の状態はまだそのスタートラインに立っていない状態ですので、この先に待ち受ける大きな荒波を超えて行けるかは未知数です。
売り上げが立たなければ経営は立ち行かず、株式発行による資金繰りでどこまで耐えられるのかなどはこの後の経営陣の方々のカンファレンスコールを聞いてみる事にいたします。
決算カンファレンスコール
John Hopkins - President and Chief Executive Officer
20年近く、米国のエネルギー需要はほぼ横ばいで推移してきた。
しかしここ1年、電力需要が積極的に加速すると予測され、成長の軌道が曲がっている。
この需要見通しは、国内製造業を後押しするオンショアリング傾向や、重工業における電動輸送によって支えられているが、最も重要な原動力はデータセンターである。
テクノロジー企業は、複雑なデータセンターを運用し、ますます高度化する人工知能に電力を供給するため、中断のない大量のエネルギーを確保しようと競い合っている。
二酸化炭素を排出しないエネルギーへの需要は加速している。 この緊急のニーズこそ、ニュースケールのテクノロジーがこの市場にもたらすことのできる核心である。
この場をお借りして、テクノロジー産業への電力供給は当社の将来にとって不可欠な要素であるという当社の考えを改めて強調したいと思います。
NuScaleは、すでに生産中の原子炉を持つ唯一の米国NRC認可技術として、近い将来の配備可能性で業界をリードしている。
商業化パートナーであるENTRA1エナジー社とは、商業化契約の最終調整を続けながら、供給とENTRA1エナジー社との距離を縮めています。
私はほぼ毎日、見込み顧客の上級幹部と対話をしていますが、原子力技術、規制、サプライチェーン、ビジネスモデルを理解することに、以前にも増して根本的な関心が高まっていることを確認できます。
これは彼らにとってレトリックではない。 これらのハイパースケーラは、長期にわたって増え続ける電力を今すぐ必要としているのだ。
そして、ENTRA1エナジープラントの商業モデルは、世界初の開発リスクや建設実行リスクなど、SMRに関連する多くのリスクを軽減する構造になっているため、積極的な反応を示している。
ハイパースケーラはまた、SMRのスケーラビリティ、可用性、信頼性、そして同様に重要な短期的な配備可能性についてもスキルを持っている。
このトピックについて2点補足する。 第一に、NuScale SMR技術を用いたENTRA1エナジー社の計画は、最近のマイクロソフト社のコンステレーションやグーグル社のタレント[ph]契約と競争力があると期待している。
第二に、スリーマイル島のような経済的に有利な大規模原子力の再稼働機会はほとんどない。 ハイパースケーラー各社は、信頼性目標と持続可能性目標を達成するために、SMRの新規契約を確保しなければならない。
これらのニュースケール発電所は、インフラ資本や大手商業銀行から大きな関心を集めている。
その背景として、9月にシティグループ、バークレイズ、モルガン・スタンレーを含む14の世界的金融機関のグループが、原子力発電容量を3倍にし、2050年までにネットゼロを達成することを支援すると発表した。
次に、国際的な機会について説明しましょう。 私たちの技術は世界中で広く認知されており、気候変動とエネルギー安全保障の両方にとって重要です。第3四半期が終了した直後、フェーズ2FEEDのプライムであるFluorは、NuScale FEEDフェーズ2とのサブ契約を最終決定した。
これとは別に8月、米国務省は、レグナム・テクノロジー社がガーナ政府とSMR計画の開発に関するMOUを締結し、その動力源としてニュースケールの技術を採用したと発表した。
また、ガーナ大学構内のガーナ原子力委員会敷地内に、エネルギー探査センター(E2センター)を開設する予定であり、これはルーマニア、韓国、米国の大学で運営されている他の施設と合わせて、世界で6番目のE2センターとなる。
ニュースケールのSMR技術は、国家安全保障のためにデータを保護するのに必要な可用性と信頼性を提供するユニークな能力を持っています。
さらに、米国の経済成長を後押しし、国際競争力を高める。
原子力エネルギーの追加供給はまた、オンショアリングの傾向と米国の国内製造業の力強い成長を支える。最近の選挙結果と次期政権の長年の優先事項から、原子力開発はさらに加速すると予想される。
ニュースケール社とENTRA1エナジー社は、この継続的な移行を支援するために最適な立場にあります。
当社が近い将来に配備可能な唯一のSMRである重要な理由は、米国原子力規制委員会(NRC)から設計認証を受けた唯一の技術であることです。
SMR市場の他の企業は、まだ数年にわたるプロセスの初期段階にあり、認可に向けて取り組んでいます。
次に、製造部門に目を向けてみよう。 Doosan Enerbilityは、NRCの認可を受けた唯一のSMRであるNuScaleパワーモジュールの最初の製造において前進を続けています。
スライド10では、製造とサプライチェーンの準備活動を支援するDoosanの画像をご覧いただけます。
私たちの強固なサプライチェーンは、ニュースケールをSMR分野における製造準備の明確なリーダーとして位置づけており、だからこそ私たちは今すぐにでも顧客からの注文を生産する準備ができているのです。
まとめ
CEOの熱弁に思わず引いてしまいましたが、ハイパースケーラー上級幹部と対話をしているという点は将来的にハイパースケーラーが顧客になり得る可能性がある訳でしょうし、多分数十億ドルの資金を用意できるのもここでしょう。
もしそうなればNuScalePowerは同業他社よりもかなり先行する可能性が高いです。というのもNuScalePowerは申請から4年以上掛けてようやく2020年にNRCから設計認証を受けているので、他社が似たような技術を申請しても承認されるまで5年~10年ほどかかる可能性が高い様です。
注)原子力に関わる技術や設計は安全性が非常に重要であるため、一つ一つ認可を受ける必要があります。米国の場合、原子力規制委員会(NRC:Nuclear Regulatory Commission)がこれらの技術の認可を担当しており、設計ごとに詳細な審査と承認が求められます。
特に新しい技術である小型モジュール炉については従来の大型原子炉とは異なる設計や冷却方法、操作手順を使用する為、個別に審査され認可を得る必要があります。
ここまで調べてきて、やはりNuScalePowerは水面下で多くの企業担当者とこのSMR技術を活かした発電方法の協議をしているようですね。
実際に具体的な話が出ているわけではありませんが、どこかのハイパースケーラーが契約したなんて話が飛び出たら株価はまた上がるかもしれません。
ここでアナリストが見ているNuScalePowerの今後の売上高、利益の成長見通しを転載いたします。
アナリストの人数がそもそも1人~2人程度しかいないので信ぴょう性がどこまであるのか何とも言えませんが高需要の背景がある事は分かります。
ただ理解できないのはこれだけ売上が上がっても自力で赤字を脱却できない見込みだという点。これは投資家として見過ごせない点ですね・・・
トランプ政権がこの原子力発電事業をそこまで推すのか懐疑的ですが、補助金待ちという投資スタンスは私のとはちょっと違うかなと思いました。
但しモメンタムはものすごいと思いますので上がる時は爆発的に上昇する可能性があります、今のポジションを崩さず増やさずのスタンスで行こうかなと思いました。
※今後この利益見込みが上方修正されてきて、赤字が解消されれば話は別です。