artlife2020

最近急速に芸術に目覚めてきた理論科学者。科学だけという頭の偏った使い方への反動だと思う。

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最近急速に芸術に目覚めてきた理論科学者。科学だけという頭の偏った使い方への反動だと思う。

最近の記事

Sydney Contemporary

Sydney Carriageworks 2022.9.8-11 シドニーの巨大倉庫での現代美術展。たくさんの画廊が集結し個性的な作品を展示、販売。入場料A$36が必要だが十分に価値あり。 オーストラリアは絵画芸術が盛んで画家も多いよう。ユニークな作品がたくさん。

    • パラマウントハウスホテル   Paramount House Hotel

      Sydney 2022.9 驚きに満ちたシドニーの最先端ホテル。パラマウントが映画製作に使っていた古い建物をホテルに改装。歴史と最先端のセンスが見事に融合している。 ホテルの入口はcafeになっていて地元の人で混み合っている。柱は1940-50年頃のもの。 部屋は古い構造を活かしつつ、鉄や生地にこだわったベッド、アンティーク感のある木の床などナチュラルなもので統一。アメニティはオーストラリアの自然派スキンケアブランド、Aesop。 都会の中心にあり騒がしさもあるがなぜ

      • 練馬美術館: 生誕110年 香月泰男展

        戦争後シベリア抑留の悲惨な体験がこもった絵。非常に重い作品群。これをみてしまうとこのような体験や思いをもたない人間が絵をかく価値があるのだろうかと、芸術の意味を問われる気がする。戦争で現れる人間の本性を直接表し、アウシュビッツ収容所に匹敵する歴史的意味と重さ。ぜひ常設展示してほしい。収容所で飯盒にこつこつと彫ったと思われる絵が痛ましい。晩年は明るめの絵もかくようになったようで少し救われる。 https://www.neribun.or.jp/museum.html

        • 1700年頃の西洋絵画?

          年表をみていると、1700年頃の西洋で音楽は大きな発展をしていたのに対して、絵画は大物画家がいないよう。なにがおきていたんだろうか。優雅な生活で魂をこめた絵画が必要とされなかったのだろうか。日本でも江戸前半の平穏な時代。

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          雨の街

          イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン(三菱一号館美術館)

          イスラエル博物館所蔵の印象派とその周辺を1880年頃を中心に展示。もう少し古い時代の風景画からいわゆる印象派にどう変わっていったかがなんとなく感じられる素晴らしい展示だった。日本でこれまでみたことのない雰囲気の秀作が多いのもイスラエル博物館の収集のセンスを感じさせる。 鮮やかなGogh。生きる喜びにあふれる。 Lesser Ury。ぼんやりと描いているのに賑わいや静けさを見事に表している。

          イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン(三菱一号館美術館)

          美術は魂に語りかける(A.Botton,J.W. Armstrong)

          原題Art as therapy。こころのケアの本ではなく、芸術がどうして心を動かすのか、なぜ生活を豊かにしてくれるのか、さらにはどう使って人生に役立てればいいのかまでを、説得力ある明快に説明してくれる。芸術の根源と現実的な意味をごく普通のことばで理解させてくれる他に類を見ない本。芸術を求める心は人生に欠けているものを補うためで、逆に、満ち足りている人には芸術は必要ではないということも述べている。優れた芸術活動のためにはどのようなものを目指すべきかもはっきり自覚できる。さりげ

          美術は魂に語りかける(A.Botton,J.W. Armstrong)

          ちょっと怖い絵

          ちょっと怖い絵

          2021年神奈川旺玄展

          11月16日~22日 横浜市民ギャラリー http://www.ohgenkai.org/index.html

          2021年神奈川旺玄展

          アナザーエナジー展: 挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人

          2021.4.22(木)~ 2022.1.16(日)森美術館(六本木) https://www.mori.art.museum/jp/index.html 大きく迫力ありしかも素直な作品がいくつか。一般に思うのと逆に女性のほうが大作は得意なのかもしれない。

          アナザーエナジー展: 挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人

          上高地は紅葉

          強い黄色が油絵のよう。今年は紅葉遅いとのこと。日中はまだあたたかい。 カメラはFuji X-E3。色がとてもきれいにでる。

          上高地は紅葉

          絵の完成とは?

          完成された絵とはどういうものなのであろう?歴史的有名画家の作品、美術館に収められている作品でも、ざっと描いただけに思えるものが、特に近代のものにはたくさんある。そういう仕上げなのになぜか心に訴えてくるものがあるのが不思議である。部分部分は不完全に見えても全体としてなにか絵としてのまとまりがあるのであろうか。なぜ不完全な描写に感情が移入するのであろう?逆に写実的すぎるものには心がはいっていかないのも不思議な事実である。どのような脳の作用がはたらいているのであろうか。

          絵の完成とは?

          音楽と絵画

          若い頃は絵画芸術には関心がなかった。音楽(クラシック)はあるときから聴くようになって、なぜベートーベンという異国の作曲家が昔に作った曲がこれほど現代の一人の日本人の心に訴えてくるのか、不思議だった。音楽は音の時間的配列だから、その盛り上がりを設計することで感情を意図にしたがって動かすことも原理的には可能だと思った。それに対して絵画は2次元的な空間内の色の配列で、これをみても特定の感情やストリーを普遍的に想起させることはできないのではないかと思っていた。実際、当時の自分には、絵

          音楽と絵画

          ヨーロッパの人形

          は、おもちゃなのにどうして寂しさがつきまとうのだろう。

          ヨーロッパの人形

          Polit、Emil

          ポーランド出身の画家Polit, E.。楽しげなような寂しげな不思議な絵。