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ポケカで山札から、欲しいカードが手札に来る確率

今日はポケモンカードの確率論

デッキ構築の際に

  • 理想盤面のパターンがいくつあるか

  • そのパターンごとに必要なカード枚数は何枚あるか

  • それら必要カードにたどり着けるカードは何枚あり

  • それらを合わせると、どれぐらいの確率でカードが揃うのか

が、デッキの安定するための率だと思います。

なので今日は、それぞれどれぐらい入れると、どれぐらいの確率で揃うか、を書きます!

また、それらのだいたいの確率を知ることで、プレイ中の参考になるのと、それらの確率を高めるためにボールやサポートを追加するか、の参考にできればと思います!

ポケカで1枚入ってるカードが手札に来る確率

まず、計算の際にはこの方のブログを参考にさせていただきました!

めっちゃわかりやすい!

あと、計算については、こちらのサイトを活用させていただきました!

その上で、まずポケモンカードの場合、

最初のドローは7枚、
そして初手で1枚ドローをするので、

それらが手札に来る確率を計算してみます。

最初のドローを入れない場合は、
7枚引くので、
1枚しか入っていないカードの場合は、11.67%の確率で手札に来ます。

最初のドローも入れて8枚/60枚のデッキで、約分して2/15、つまり13.3%です。

それが2枚入っていたら初手ドロー入れて8枚引いて手札に来る確率は25.08%

3枚あれば35.42%で、
入れがちなバトルVIPパスであれば、4枚入れていたら、44.48%。

約2回に1回は、バトルVIPパスが1枚は手札に来る、という確率です。

逆に、1枚ずつしか入っていない欲しいカードを2枚、最初の手札で揃う確率は1.58%です。

■盤面完成のために必要なカード枚数

たとえばパオジアンであれば、

  1. パオジアン

  2. セビエ

  3. ゼグレイブ

  4. ふしぎなあめ

を2ターンで揃える場合、

まだ触ってる最中のデッキ


上記の僕のデッキであれば

1ターン目だと
パオジアン2枚=25.08%
セビエ3枚=35.42%

2ターン目=初期手札+2ドローで9枚引いてると
ふしぎなあめ3枚=約40%
ゼグレイブ3枚=40%

がそれぞれの確率で、それらを掛け合わせた数が全体の中での確率になります。

1ターン目で2枚そろうのだと8%
2ターン目のカード4枚は1ターン目のカードと合わせると全部2ターン目でただドローするだけで揃うのは約1%だけ。

この確率を上げるために、それぞれのカードにアクセスできるようなサポートカードやボールのカードがあります。

■欲しいカードにつながる、連動マップを作る

そこで、自分の盤面を作るカードに繋がるカードを見ていきます。

その連動するカードも合わせて手札に来る確率が、自分の欲しいカードを手に入れるための確率となります。

そして、ここからは、ドローリソースである博士の研究などは計算せず、

一旦、直接呼び出せる、ボールなどのカードだけで、確率計算してみます。

それこそ、後攻なら博士の研究や、2ターン目ならアルセウスでカードを持って来れる、などの要因がありますが、それは最後に書きます!

パターン1:パオジアンで2ターン目に240ダメージの攻撃からのスーパーエネルギー回収

条件としては
1ターン目にパオジアンをバトル場に出してわななくれいきを使いつつ、セビエをベンチに出す

2ターン目にふしぎなあめとゼグレイブを持ってきてゼグレイブに進化しつつ、わななくれいきで持ってきた4枚のエネルギーを使う。

  1. 1ターン目

    1. パオジアン
      パオジアン2枚、バトルVIPパス2枚、ネストボール2枚、ハイパーボール3枚、で持ってこれて、9枚が該当します。75%
      後攻の場合はここにカイ3枚が入り12枚。85%

    2. セビエ
      セビエ3枚以外は上記と同じ条件のため、10枚が先攻、79%
      13枚が後攻の場合は該当。88%

    3. ポケモンいれかえ
      こちらはあなぬけ、いれかえ1枚ずつで2枚。25%
      後攻の場合はカイも入れて5枚。52%
      初手でこれら3枚が先攻で揃う確率は12%、後攻の場合36%です!

  2. 2ターン目

    1. ゼグレイブ
      ゼグレイブ3枚とハイパーボール3枚、カイ3枚で、2ターン目80%

    2. ふしぎなあめ
      ふしぎなあめ3枚と、カイ3枚で2ターン目65%。
      ただこれら組み合わせるとこの2枚だけで、50%。

1ターン目の3枚も入れると先攻なら3%と、枚数が増えれば増えるほど難易度が上がります。

パターン2:パルキアで2ターン目から攻撃する

条件としては
1ターン目にパルキアを用意して、エネルギーをはるか、エネルギーをかがやくげっこうがやハイパーボールなどでトラッシュして、
その次のターンにメロンで回収する。

  1. 1ターン目:

    1. パルキア
      パルキア2枚、バトルVIPパス2枚、ネストボール2枚、ハイパーボール3枚、で持ってこれて、9枚が該当します。75%
      後攻の場合はここにカイ3枚が入り12枚。85%

    2. 水エネルギー
      10枚のため、79%

  2. 2ターン目

    1. パルキアVStar
      パルキア2枚とハイパーボール3枚、カイ3枚で、2ターン目で75%

    2. 水エネルギー
      1ターン目に引いてるので残り9枚で80%

これら4枚合わせての確率は先攻で25%。後攻で30%。

結果、考え方としては、他2パターンのカードがあまりなければ、基本はパルキア路線にするという考え方がいいかなーと思っています!

パターン3:ゲッコウシュリケンを2ターン目に打つ(キャンセルコロンも使う)

条件としては、2パターンあり、

かがやくゲッコウガを出して、エネを2枚〜3枚トラッシュするために、パオジアンでエネを持ってきて、ハイパーボールやかくしふだでトラッシュしつつ欲しいポケモンを持ってきて、パルキアのスターポータルで3枚エネ加速して使う。

もしくはふしぎなあめとゼグレイブで2ターン目から起動する。

1個目の場合は、

  1. かがやくゲッコウガ
    1枚+VIPパス2+ボール2で5枚なら52%
    後攻ならカイもあるから8枚となり初手+ドローの最初8枚に来る確率は70%

  2. パオジアン
    2枚+上記4枚で6枚なら59%
    後攻なら9枚75%

  3. ポケモンいれかえ(もしくは水エネ)
    ポケモンいれかえは2枚で25%
    後攻ならカイで5枚52%
    水エネが手札に1枚来る確率79%
    水エネが2枚来る確率は40%

  4. ハイパーボール→パルキアVStar
    ハイパーボールしばりなら、3枚35%
    後攻ならカイで6枚59%

  5. パルキアV
    あとはパルキアかパルキアVStarが来る確率は2枚ずつ両方+ボール系でパルキアなら59%、後攻75%。
    VStarなら5枚52%、カイ70%

総合計で、1ターン目で必要な3枚が来る確率は先攻で6%、後攻なら24%
2ターン目に必要枚数も合わせると2ターン目までに5枚揃うのは先攻1%、後攻8%

もう一個のパターンなら、パターン1のパオジアンで攻撃と同じで、パオジアンをゲッコウガに入れ替えた確率になります。

ポケカで確率を上げるために

上記はあくまでもポケモンと、それにつながるグッズやサポートを入れたパターン。

ここにさらに博士の研究やアルセウスや、かがやくゲッコウガでひく確率を上げる、などは計算に入れてないため、そこも考慮すると

後攻や2ターン目以降で、山札から1枚引くごとに欲しいカードが出る確率

あと、使える判断としては、山札が減っていればいるほどひける確率が、

手札7枚とサイド6枚をひいた47枚から、
デッキに1枚だけあるカードをひくなら2.1%

山札が46枚からそれをひくなら2.17%
45枚なら2.2%
30枚なら3.3&
20枚なら5%
10枚なら10%
なので、山札を圧縮すると、微妙に引ける確率が上がります。

47枚から2枚あるカードひくなら4%。
なので、入れてるカードが多い方が、倍倍で引ける確率が高くなります。

後攻や2ターン目以降で博士の研究を引くことで上がる確率

ちなみに47枚のデッキ状態から博士の研究で
7枚ひいて1枚しかないカードをひく確率は14%

2枚あれば27%。

博士の研究で「来い!」と思う場面の時は、枚数に合わせてその確率で来ると思ってください!笑
また、デッキで1枚圧縮されるごとに

2ターン目までにアルセウスでVStarパワーを使える確率

ここからは少し個別の事例で、アルセウスV Starでなんでも2枚カードを持って来れます。

しかも、そのうちの1枚を、カイを持ってきて使ったら、

そこからグッズとポケモンは持って来れるので、

  • 好きなグッズ1枚

  • 好きな水ポケモン1枚

  • 好きなカード1枚

の3枚一気に持って来れます!

そのアルセウスを持って来れる確率は

1ターン目には
アルセウス1枚、vipパス2枚、ネストボール2枚、ハイパーボール3枚だと70%

2ターン目までに
アルセウスVStar1枚、ハイパーボール3枚、ハイパーボールを持ってするためのカイ3枚だと65%

2ターン目までに上記の順番で揃う確率は36%と結構高い!

アルセウスを2枚ずつや4:3などにしたりして、確率をさらに上げることも可能です。

必要リソースのうち、アルセウスで持ってくる1枚+カイで持ってくる2枚以外の、

残りが揃っていれば、狙っていくといいと思います。

かがやくゲッコウガのかくしふだで山札からひくと上がる確率

上でゲッコウガでかくしふだをして、パルキアで水エネを回収するパターンをつくりましたが、

1枚かくしふだでひけるのは2枚。

初手7枚とサイド6枚と最初のドローで46枚の山札から2枚引く場合、

1枚しか山札にないなら4.3%
2枚なら8.5%
といった感じです。

ポケカ、キルリアのリファインやキュワワーのはなえらびの確率

これはキルリアやリファインも同じで、

1リファインで4.3%
4リファインだと山札内1枚のカードは17%の確率でひけて、

4枚あるカードに2ターン目から
4リファインしたら54%の確率で欲しいカードがくる!つよ!

【まとめ】ポケカの確率の考え方を、最終的にどう使うか

今回は確率をひたすら出してみましたが、これは事細かに頭に入れるのではなく、

  1. 自分の目指す盤面

  2. そのために必要なカードを把握

  3. それを何パターンか作り、臨機応変に戦えるようにし

  4. その際の確率で、現実的かどうか

を考える参考程度にしていただけたらと思います。

また、

  • 入れる枚数で変わる確率を見て、入れる枚数を判断(どれぐらいそのカードが必須か)

  • 盤面に必要な枚数が多ければ、叶いづらいため、必要枚数とそれに見合ったメリット(火力など)を天秤にかけて判断

などで、デッキを作る時と、プレイしてる時にざっくり数字のイメージをつけて、

  • 初手でひける確率はデッキに1枚ごとに13%ぐらい

  • 4枚あれば割とひける確率が上がる

  • ボールなど、連動するカードを入れて確率をあげる

  • 博士の研究など一気にドローしたら入ってる枚数1枚ごとに14%の倍々で増える

  • 山札はプレイしながら圧縮すること目指す

  • 2枚ずつひけるキルリアやキュワワーは4枚で4回ひくと50%にまで跳ね上がる

などを頭に入れておけばいいかなーと思いました!

あと、一見後攻の方が確率良いと思われがちですが、先攻にとっては、

先攻の場合、2ターン目が後攻の確率でかつ攻撃できると考え、先攻の方がアドバンテージはあると僕は思っています。

皆さん素敵なデッキになりますように!

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アーティスト織田尭
アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!