マルメの歴史と日本
5月頭に神戸市役所として行ったマルメ出張!
なんでマルメ?なんで神戸と?というおふぁなしです!
■先方が渡航費を持ってくれて、、、!日本からは神戸から
今回まずなんで行ったかというと、
マルメは神戸市とすごく仲良くしてくれていて
・ジャパンハブ立ち上げ→地政学的に見ても中国や他のアジア(シンガポール)などもありつつも、程よい市場があり地政学的に、政治情勢左右されないなどの日本に焦点を
・その中でも過去新産業課時代から2022年から関係があり、
・なんと今回の出張渡航費は1人分マルメ市持ち
・6月に9社神戸市から、1社大阪のスタートアップがマルメ市現地でのアクセラに参加できる
という具体の取り組みも!
その他、神戸のスタートアップでマルメ、
他スウェーデン、北欧、他欧州で支社立ち上げや、向こう視察してるスタートアップもいて、
そんな中、現地のエコシステムメンバー紹介などのために、
神戸市を招待してくれました!ありがたい、!
■マルメの歴史と産業
面白いのがマルメの歴史!
神戸市に似た港都市で、
過去に世界最大級の造船会社が倒産し、
3万人が職を失い、
それが30年前。
そこから、今では、
48%が35歳以下!
186の国籍の人が住む多様性国家!
北欧No.1成長率!
人口は30万人と今の明石ぐらいの人口でコンパクトですが、
ゲーム産業、
隣のルンド市にあるルンド大学とともにメディコンバレーのライフサイエンス、
水やフードなどのサスティナブル
と、割と神戸が強みがあったり推していきたいジャンルにも似ていて、
ゲームに関しては、ちょうどスマホができるぐらいのタイミングでメジャーなゲームがどんどん生まれ、
今では世界的ゲーム産業都市に!
30年の間に、
・造船都市の廃材をデータベース化
・それを活用したい建築家が集まり
・実際にそういう建築も増え
・そのマインドに共感する人が集まったり
・ゲーム産業で若者が集まる
あと今回も、欧州全土から人が集まるヨーロッパ最大の歌の祭典は、
首都ストックホルムではなく、
その勢いと若者人気からマルメ開催に!
その予算を使って呼んでくださいました!
■ソニーエリクソン、日本とのゆかり
あとは、ソニーエリクソン(ソニーとエリクソンによる、エクスペリア使ってる会社)
があったことにより、
日本にゆかりのあるエンジニアも多く、
現地でも数名お会いしました!
そんな土地柄もあり、
マルメ市が設営したコワーキングでは、
ジャパンハブという、日本部を立ち上げ、
向こうのチームには3人も日本語話者が!
■なんで神戸?コミュニケーションの港に!
そんな中、日本を見るのはわかるけどなぜ神戸??
理由の1つはこれまでのグローバルチームの皆さんのおかげ、そしてご縁、
近いジャンル、近い都市、
もう一つは、神戸市役所でもこれまでも今も英語でコミュニケーションが取れるメンバーが多く、
やりとりもスムーズという理由も!
確かに政令指定都市といえど、ここまで英語が話せるメンバーがいる部署はめずらしいし、
そこから、
"もしかしたら、神戸は、関西のコミュニケーション港になれるんじゃないか?"
というポテンシャルを感じました!
神戸だけでなく関西、瀬戸内のスタートアップや、大企業など紹介、
その中でもまた、海外とやりとりができる企業や人を可視化する、
そうすることで、ガラパゴス日本の中でも、言語的に突破口となる港ができるんじゃないか、
そんな感じでちょっと動いてみようかな、と思います!
港機能に必要な要素は時代によって変わり、
情報時代は共通言語と、それを話せる群れが、それに値するんじゃないかな、と思いました!
いやーマルメ、いい街だったなー!でも改めて神戸もまた大好きになりました!
けどマルメは住んでみたいなー!