20年ぶりに再会した息子が・・。
離れた息子の写真を見ながら、ふとこう思った。
「ある老人のもとに、20年間会わなかった息子が訪ねてきて、その姿がすっかりハゲてぽっちゃりして、自分の若い頃にそっくりだった日には、どれだけ驚くだろうか・・」。
これは、僕の父親のことである。
あの日の夜、父の作った角煮の鍋の味は忘れられない。
父は照れていた。そして嬉しそうに、永遠と話していた。話し相手もいなかったことだろう。
僕が息子と会わない11日間だけで、男子三日会わざるは・・・で、ずいぶん成長してるような気がする。
仮に息子と生き別れになって、20年後といえば、まだ大学を卒業するころ。まだ面影はありそうだ。
いや、ないか。笑。僕の若い頃に似てるのかな。
また、いつもの日々がもどる。
そうして、父のことを想う。
彼はいい人生を生きた。
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