ブレイク前夜〜次世代の芸術家たち〜でのインタビュー文書
「ブレイク前夜」の動画を見て下さった方、ありがとうございます🙏
友人にも発言が堂々としていて凄く良かったと言ってもらえて、嬉しかった😆
あの語りのところは事前にインタビューで使う質問みたいな紙をもらい、それに文章描いて渡してるんですけど個展準備中の最中で忙しかったのでほんと一言ずつな感じで提出してしまって…
後日のインタビューロケの時に前日までにまとめた、半ばプレゼン原稿みたいに練習して語りながらそのインタビュー文書をスタッフさんにお渡ししました。
それを公開します♪
5分番組だから全て入った訳じゃないし、最初緊張して記憶飛んだり(笑)結局、原画じゃなくて画像で見る〜件は長ったらしいから喋らなかったんだけど、こだわりの一つなので動画を見ながら比べて読んで貰えたら嬉しいです。
https://youtu.be/mUZxgdL59Bw
作品のコンセプト
生命力をテーマに”赤”に着目した色鮮やかな作品、”全ての鑑賞者に元気やパワーを届けたい”これを信念に制作しています。
赤は血液の色であり、ほぼ全ての生き物が持っているもの。生命力だけでなく、勝利や祝祭、情熱をも表す事が出来る、赤という色彩には私が求めるポジティブな要素が全て込められているんです。
あと、近年では原画を見て貰う機会よりも液晶画面とか印刷物越しで作品をを見て貰う機会の方が圧倒的に多いんですよ。その中でやっぱり赤は目を引きますし、RGB、CMYKに変換した時の色の再現率が一番いいと思ってます。緑は赤の補色なので本当はもっと取り入れたいんですけど画像として読み込んだ時に綺麗に色が出せないので…その辺も考慮してますね。
こだわりはなんと言ってもブレない世界観。
13歳の時に余白恐怖症じゃない?って言われて。だったらそれを活かそうと思って、日本美術には余白を想像に任せて鑑賞する”余白の美”という概念があるんですけど、その真逆をいこうと決めて。
これは絵画でも写真でも言える事なんですけど、私の作品は主体も背景も全てが主張してるんです。めちゃくちゃ欲張りなんです(笑)(アクリル画、油絵、パステル、インク、スプレー、写真、切り絵、コラージュ、デジタル…)全部片っ端から試して作品に折り混ぜる。いずれは全ての材料や手法に手を伸ばそうとしてます。一見、破綻しそうな無数の色彩とこれらのカオスを見事にまとめあげたられた時、誰も辿り着けなかった境地が開けるんじゃないかと思って。
経歴について
中学卒業後、芸術家を志して独学で作品を制作していました。最初は勉強と腕試しを兼ねてコンテストにひたすらチャレンジしてたんです。それで数々のコンペで受賞して、自信がつき2019年からは写真作品も制作するようになりました「Picture × Picture」は現在出版に向けてプロジェクトを進めているところです。
アーティストになるきっかけ
中一の時に初めて出したコンテストで特選という最上の賞を頂いて、自信が確信へと変わったんですよ。その出来事をきっかけに絶対「芸術家になる!」と心に決めたんです。あと、私は実物をあまり見ながら描く事はしないんです。実物だったり参考資料を凝視しながら描くと、それをそのまま描く事に引っ張られてしまうじゃないですか。だから見ながら描くとしたら一度自分のフィルターを通して自分で撮った写真とか描き起こしたスケッチだけ。それを見た友人から「何もないところから絵を描くなんて出来ない…凄い。」と言われて、これって誰もが出来る事じゃない、凄い事なのか?って気付きました(笑)
作品のアイディア
アイディアはモーツァルトのように降ってくる という言葉が一番しっくりくるんじゃないでしょうか? (笑)アイディアに困った事はないです、多分 無意識のレベルでずっと作品の事を考えているのかも知れません。
あと、普段からとにかく洋書や海外のファッション誌、映画、ドラマなんかを見るようにしていて、常に吸収することを心がけてます。
憧れの作家
憧れの作家は、ラファエロとサルバドール・ダリ
ダリは私にとってアイドルのような存在です。ダリの芸術家としての生き方に深く感銘を受けました。私的には芸術家=エンターテイメントを提供する者だと思ってて、人々を楽しませる事こそが私の追い求める芸術なんですよ。彼はまさにそれを成し遂げたアーティスト…目標ですね。
将来の夢
私の最大の目標 世界をジャックする。
どんな形でも良い、とにかく多くの人に見てもらいたい、絵画のみならず映像やインスタレーション、パブリックアートも手掛けたい。最終的には外を見ても家の中を見ても、世界中にMana Osawaの作品が溢れているっていうのが理想ですね。