自ら天才だ!と豪語する理由。私が中卒から新進気鋭の芸術家になるまで。
こんにちは!大沢愛です
はじめての方の為にプロフィールを貼っておきます
冒頭の言葉は、私が最も敬愛する芸術家サルバドール・ダリの言葉。
初めてこの言葉を見たとき、既に私で天才だと言っていたので それで良いんだ!と心の底から嬉しく思った。
「天才」になるのに試験がある訳でもない。同じく芸術家になるにも、やはり試験や資格が要る訳ではない(日本では)
元を辿れば「画家」というのも 自称の肩書きなんだ。
だとすれば、あなたがもし絵を買おうとしているのなら自称でも天才画家の絵として飾られているものと、趣味で描いてる素人ですというプロフィールとともに飾られた絵…どちらに魅力を感じるだろうか?
人それぞれだとは思うが、個人的には自分に自信を持って作品や商品を作ったりしている者から買いたいと思うし、応援したいと思う。
また〈学生〉というのも便利な肩書きだと思う。時間の感じ方がまるで違うんだ。
私も中学を卒業するまでは学生という肩書きに隠れていた。働けって言われないし(笑)
だけど、進学しない道を選ぶと急に砂漠のド真ん中に投げ出されたような感覚に襲われた。
とはいえ普通ではない道を選んだんだ、そうなる覚悟はしていた…。
学生で無くなると まず、困ったのは急に美術館の学割も、映画の学割も効かなくなる事だ。まだ未成年だというのに一気に大人料金になる…これが何気に高い。(2017年は成人年齢が20歳だったので)
そして、年齢を聞かれ
答えると問答無用で勝手に「高校ですね?」と決めつけられいいえと答えると、行く先々でこう聞かれる「ではご職業は?」
この時、私はまだ17,8歳で画家として活動はしていたものの、絵の販売は祖父母に買ってもらった程度で大した売り上げもなく…バイト歴もなかった。
私は虚弱体質で幼稚園児の頃からずっと、しょっちゅう風邪をひいて寝込んで休んだり、持病の喘息で入院したりと最も皆勤賞から程遠い日々を送って来たので(途中は小、中学校も体調不良でまともに通えてない)外に出て働くという選択はなかった。
そうすると必然的に画業を選択するようになったのも納得がいく。
両親からはお金を稼いでないので当時〈無職〉だと言われ続けたが、私は画家として生きていくと10歳の時に決めたので職業は〈画家〉だと言い張り続けた。(10代でも何気に職業を記入する機会がある)
数年後、私は偉大な芸術家になる…2016年から口癖のように言っていた。両親さえも一時は戯言だと聞き流していた。
その間、とにかく絵を描きネット上で発表。公募にも積極性に挑戦し入賞を重ね展示の機会を得てきた。
そうやって独学の画家として活動してきた私は、早くも22歳にしてここまで来た。
2015年頃に掲げていたTVに画家として出演する事、美術の雑誌に載ること、都内で個展を開くこと…絵が百貨店で展示される事という目標をもう叶えてしまったんだと思い返すと感慨深い。よく頑張ったと自分で言えるだけの事を諦めずにやってきた。
そして、今年5月 目標の一つだった百貨店での個展開催も達成したんだ。
未だ在廊中や履歴書を出す度に美大出身かどうか聞かれたり、中卒である事をいじられる。だけどそれは死ぬまで続くだろう。
私は自分の「中卒」という学歴にある意味誇りを持っている。というのも、ある記事によると日本における「最終学歴が中卒」の割合はおよそ8%だそうだ。
芸術家はユニークであればあるほど一目置かれる。大沢を今まで展示に誘ってくれた人達は私が美大卒とは違うところも良いと言ってくれた。
もう一つのポイントは進路が早い段階で確定していた事だ。
やりたい事が既に明確にあって、やりたい事が自分の手で出来る。必要な資料も道具も自分で買い揃えられる…高校、美大に行かなくても教わらなくても出来る、むしろ授業料の分を全て画材費に回した方が沢山作品が作れる。
そして、何かを学びたいと思った時の方が吸収率がよく身に付くんだ。
私はそうやって独学で学んで生きてきた。ハングリー精神で未開の地を開拓するような10代を私は過ごしたんだ。独学を舐めたらあかん!
壮絶な10代を生き抜いた私はこの先何があっても芸術家を続けられるはずだ!と思える。
だから胸を張って言う、
私は天才だ!
自信が失われそうになった時、モチベーションが維持出来なくなりそうな時も自ら天才と唱え自分を奮い立たせせる。
人間は弱いし、特に若いとすぐ不安に陥る。だから私は自分の目的を、意志を常に掲げる事で意識を高めているんだ。
人は自らの言動によって良くも悪くも成長していくと私は信じている。
自らを天才だと考え、それを唱え
信じようではないか。そうすれば誰もが自信を持って作品を世に送り出すことが出来るはずだ。
これからも私は自信を持って作品を発表し続けるよう、自分の事を天才と呼ぶ。
いつか人々がそれに納得し、私の事を天才と呼んでくれる日が来るように頑張り続けよう。
大沢愛
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