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虚無(KYOMU)に誘われ、破壊、そして再生。
KYOMU
「虚無」
① 何もなくむなしいこと。空虚であること。空(くう)。皆無(かいむ)。
② 心にわだかまりがないこと。何物にもとらわれず虚心であること。
③ (何もないの意から) はてしなく広がる大空。空中。虚空(こくう)。
一体なんのことか? と思われたかもしれませんが、実はこの度、
書籍を出版します。
![](https://assets.st-note.com/img/1678413330207-VlUj2T5MTi.jpg?width=1200)
小説です。タイトルが「KYOMU(虚無)」です。
Youtubeや、SNSでもあれこれ書いてますが、
noteではもう少し個人的に、突っ込んだ話をしていきたいと思います。
「虚無」というのは、僕の中の大きなキーワードの一つです。僕にとても影響を与えたもの、とも言えます。
なぜなら僕自分が探求の中で、精神性の奥深くに潜ったときに感じたものは、「一体感(ワンネス)」であり、そのすぐ裏側というか、まるでコインの裏表のように存在してる「虚無」だったからです。
「至福感」と「虚無感」は、同じものでした。相対するものは、合わせて一つ。
しかし、真の至福、ワンネスに至るまでには、その相対するものも併せて統合していくもの。この「虚無」というタイトル通り、物語は混沌や恐怖や絶望もありますが、それはコインの一面であります。
そして、この物語はフィクションですが、ある種の「予言」のような側面もあり、今後訪れる未来線の一つを示唆しているとも言えます。
気候変動。食糧危機。ウイルスと薬害。戦争。
人類滅亡の危機の中で、我々は肉体を捨て、仮想空間「Kyu-Kyoku」へ意識体だけを移行させるというプロジェクトが進行。
ここでキーワードとしては仮想現実とか、今世界が推している「メタバース」の世界や、映画マトリックスの世界観にも通ずるものがあります。
そんな混沌と絶望の世界だからこそ「宗教」という組織も出てきます。人々は、仮想世界か、もしくは宗教か、またはそのまま絶望の地球環境を生きるのか?
Amazonページもありますが、あらすじを紹介。
2036年――気候変動や争いにより人類存続の危機が迫る。政府は人々の意識をバーチャル世界、Kyu-KyoKuに移管、肉体を冷凍保存することで人類存続を目指していた。肉体と意識を持ったまま、恋人のカオルコと生きたいと願う風次は、まったく違う世界で別の人格として生きるリアルな夢を頻繁に見ていた。
2221年、統合され平和な世界で生きるフータも、風次が生きる2036年の世界の夢を見ていた。痛みも感覚もなく体を徐々に消し去る謎のウイルス“KYOMU”が2221年の世界で流行。夢で見たサインに導かれ仮想空間へ移行すると、ライジと名乗る、風次の死んだはずの兄・雷太と出会う。
ライジから、Kyu-KyoKuは権力者が世界掌握のために創った世界であること、この世界がKyu-KyoKuの中であり、フータは風次のアバターであること、KYOMUは、虚構の世界を破滅させるため雷太が仕掛けたウイルスであること、そして、ウイルス発動の鍵を握るのが自分であることを告げられる。
破壊され重なっていく二つの世界。気づくと風次は、世界が生まれる”以前”の場所にいた。宇宙はひとつの愛でできていた。愛を解き放つ祈りこそがすべてのプログラムの始まり。この世界を創るのは自分自身だった―――。
スピリチュアルノベル、と謳っていますが、全体的にはエンタメな物語だと自負しています。
しかし、もちろんメッセージの根幹は、僕がこれまでずっと探求をしていた世界観から発せられたものです。
ぜひ読んでほしいです。そして、本好き、小説好きな友人にも、お伝えしてほしいと思っています。スピリチュアル好きな人じゃなくても(むしろ好きじゃなくても!そもそもスピリチュアル業界向けに書いたわけではない)、楽しんでもらえると思います。
アマゾン予約はすでに始まっています。
3月30日(木)に、Clover出版より発売予定。ただ、小さな個人書店では扱わない可能性もあります。なので大きな書店がお近くにない場合は、ぜひアマゾンで予約してください。
出版記念トークイベント 開催します
さて、記念にトークイベントを開催します。
前回出版した際は(人生をひらく不思議な100物語)、あまりこういうことをやらなかったのですが、今回は自分自身にも「チャレンジ」として、やってみたいと思います。
しかし、正直今の僕のフォロワーや知名度、登録者では、ちょっと「無謀」かもしれません。先日も、大阪でLIVEやるのに集客に苦労しました。
でも、やってみます。一人でも、直接本を通して関われる方の顔を見て、お話をしたいと思いました。
日程はこちらです。
4月16日(日 札幌 15時 〜16時半
4月23日(日) 博多 17時 〜18時半
5月13日(土) 東京秋葉原 14時〜15時半
5月21日(日) 大阪心斎橋付近 14時〜15時半
トーク、質疑応答の後に、書籍物販と、サイン会を予定しています。
この小説の描くフィクションの中の世界と、今の混沌とした現実の時代。すべて繋がっています。
この時代に、我々はどう生きるべきか?どう在るべきか?そして未来はどうなっていくのか?そんなテーマでお話をしようと思います。あ、もちろん楽しくね(笑)
どうぞ、お近くの方は予定を空けておいてくださいね!
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