嫌だ嫌だ嫌だ!
5月26日(日) Awakening 感受性を取り戻す
6月23日(日) 瞑想“力”を高めるための、瞑想の会 (募集はまもなく)
6月30日(日) 静寂の会 10時〜(募集はまもなく)
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「嫌だ嫌だ嫌だ!」
って、思うこと、思ったことってありますよね。
例えば“嫌な上司”がいたとします。
(ちなみに僕だっていろんな仕事したし、サラリーマンもしたので、いっぱいそういう経験あります)
このポストの通り、実はそれってますます「エネルギー」を与えています。
エネルギーを与えるってどういうことか?
つまり「活性化」させてる、「元気にさせてる」ってことでもあり、何より「自分との関係性を太くする」んです。
ちょっと個人的なケースですが、例を出します。
最近は分煙が当たり前でしたが、僕が子供の頃って大人がタバコを吸ってるのって普通のことでした。
「タバコの煙が嫌いな人にほど煙が寄ってくるのはなんでだろう?」と、子供の頃いつも思っていました。
僕は小児喘息持ちだったこともあり、とにかく煙の臭いが嫌で嫌で、父の吸うタバコの煙がほんとに煩わしかった(父は食事中もずっとタバコをくゆらせている人だった)。
しかし、その煙はいつも決まって僕の方に来るのです。「風向きかな?」と、座る位置を変えても、またこちらへやって来るのです。
「なんでだろう?」と思いつつも、子供時代はなんとか乗り切り、それが、中学3年から自分が吸うようになると、まったく親父のタバコの煙がやって来なくなりました。
その頃は喘息もなかったし、なんせ自分が吸ってるくらいですからね、嫌だと思ってないのです。
高校1年生になってすぐくらいに、僕がタバコを吸ってることがバレて、
「ああ、通りでお前、タバコの煙を嫌がらないもんなぁ〜。ってことは、もっと前から吸ってたな?」
なんて会話を父としたのを覚えています。
あともう一つは「蚊」です。
これ、ぜひあなたの意見もコメントなどで教えてほしいのですが、僕が知る限り、蚊に刺されるのが嫌がる人ほど、蚊に刺されやすい、そしてその虫刺されの症状が悪化しやすいと思っています。
ちなみに僕って実は蚊にさされても全然平気なんです。少し痒くなるだけで、すぐに治ります。1時間もかかりません。
子供の頃は散々刺されましたが、大人になるとその調子なので、全然へっちゃら。20歳で東京に来て、アパートに一人暮らしてましたが、一階だったので、すごく蚊がいたはずなんですが、まったく刺されたことがなかった。
「蚊」を気にしたことがなかったんです。まあ初年度は「ゴキブリ」が大量発生していたので、そっちに気を取られすぎていて、それどころじゃなかったという話もあるけど…。
でも、上記のゴギブリ戦争(?)は、翌年から『冬の間から“コンバット”を大量に仕掛ける作戦』が見事に功を奏し、その後ゴキブリはある程度落ち着きいて、その後は安心して窓を開けられるようになった。そして夏でも平気で窓を開けて換気をしたが、それでも蚊に刺さて困ったとか、眠れなかったという記憶はないのです。
まったくもって、蚊は自分の世界にいなかった。今考えても不思議すぎる。
だけどそれは「結婚」をしてから変わる。
妻はとても蚊を気にする人だった。(過去形ではなく、現在進行形です!)
それが普通なのかどうなのかわからないけど、とにかく蚊を気にする。家に一匹でも居ようものなら、絶対に仕留めないと眠らないのだ。
彼女の実家に行ってその理由も納得できた。彼女の両親も、蚊を気にする人たちだった。育った環境の影響は大きい。
そんな妻と一緒になってから、僕は蚊に刺されるようになったし、夜中に耳元にやって来て安眠を妨害されるようになった。そして、
「嫌だなぁ」
と思うようにあり、夏になると、それははとてもとても蚊に刺されるようになった。刺されてもすぐ治るから平気なのだけど、さすがに短パンで公園にいて5、6ヶ所刺されると痒くてたまらんし、何より夜中に耳元にこられるのが一番困る。
そんなある時、数年前に家族で信州のとある温泉地へ旅行へ出かけた。
真夏だが、やはり信州は涼しかった。クーラーいらずで快適。
しかし部屋は網戸だったが、廊下や縁側など、宿の至る所は開け放たれている。だからあちこちに蚊がぶんぶん飛んでいて、たくさん刺された。虫除け効果のあるハーブの精油なんかを持っていたので、それで対応した。
露天風呂も蚊が多く、全身を使っていても顔に集ってくる。
素晴らしい宿だったし、お湯も最高だったし、食事も良かった。だが蚊が多くて我が家としては評価4・5というところだ。蚊の対策さえあれば評価5点満点!というところだ。
しかし、宿の主人にそれを問うと、
「え?蚊なんています?」
と言われた。女将さんも同様に、
「いえ、この辺は蚊はほとんどいませんよ」
と平然と言われたのだ。
いやいやいや、たくさんいるの見とるし、実際にたくさん刺されとるがな…。
でも、理由はわかった。
それは僕らが「蚊」にエネルギーを送ってるのだ。
だから僕らの前には蚊が現れて、蚊を気にしていない彼らには蚊は現れない。
昔の僕もそうだった。「東京は蚊がいないんだな」なんて本当の思っていたくらいだ。でも今となっては北海道の方がよっぽどいないと思う。まあ、それも僕の意識が創ってるのかもしれないが…。
とにかく、僕らは「嫌だ嫌だ」と思えば思うほど、どうやらその関わりが深くなる傾向があるようだ。科学的論証はないけど、経験則や見聞きした情報で、それを裏付けるような話はたくさんある。
となると、僕らは「嫌な物」とか「嫌な現象」「嫌な人」に対してどうすべきかはたった一つだ。
「気にしない」
ということだ。
嫌な上司も、苦手な先輩も、憎ったらしい姑も、めんどくさい後輩も、やっかいな隣人も。
あなたがいつも気にしているから、いつも絶妙な、もっとも「現れて欲しくない」タイミングで彼らは現れ、あなたにちくちくと嫌味を言ったり、やっかいごとを押し付けるのだ。
これは「人」単位ではなく、もっと細かい部分でも同じ。
例えば、夫の横柄な「態度」、息子の「生意気な口調」、娘の「聞き分けのなさ」、親の「頑固」さなども。
気にすればするほど、その傾向はます✖️3。
上記の蚊とか、タバコの煙、近所の異臭でも、騒音、嫌がって気にすればするほど、それはあなたの世界でウェートを増していくのだ。
ああ、なんてことだ。これでは完全に「負のループ」ではないか!
だって、嫌なもんは嫌でしょうに。嫌いなものは嫌いですよ。起きてほしくないことは起きてほしくないし、会いたくない人には会いたくない。
なのに、だからこそそれは起こるし、出会ってしまう。
「気にするな」と言われて気にしないことができたらどんなに楽でしょう?
ってことは、あなたはどんどん負のスパイラルにはまっていくのでした。
これはもう、しょーがない!以上!
ちゃんちゃん!めでたしめでたし。
終わり
・
・・
・・・
・・・・
ってわけにはいかんよな(笑)
あのね、嫌いなものを「好きになる」ってのはなかなかできないし、そんな無駄な努力する必要ないでしょう。
かと言って嫌だ嫌だと思い続けてると、どんどん不快なことが増える。
このループを終わらせるのが「受容」する。つまり受け入れるってことです。
嫌だ嫌だと思ってるということは、その存在を否定してるんです。それは言い方を変えると「消えてなくなってほしい」という切なる願いです。
「なにもそこまで思ってない…」と反論があるかもしれませんが、これは潜在的な意識です。否定してるって、自分の世界から消えてほしいってことです。
この「なくなれ」という念が、嫌だ嫌だと正体だと僕は思っています。そしてこれはかなり強い念です。
念じたところで、それは無くなるわけがありません。そして、念は放った分だけ返ってくるのが宇宙の仕組みです。
なくなれ、という念によって「なくならない」という現象が強固になります。つまり、念じた人の世界での増大や増幅を意味します。
これ、怖いですよね。みんなほぼほぼ、無意識レベルで何かを否定するたび、この念を送っていて、それがますます人生を複雑に絡ませています。
だからまずは「なくなれ」の反対の念を持つことです。それは、
「そこに在る」
という事実を認め、受け入れるのです。
それができてから、それを許すとか、愛で見るとか、さらに高度な意識がありますが、それはしっかりと受容が済んでからです。
時々博愛主義的なスピリチュアルで、「許そう」とか「愛そう」とか言う人いますが、上っ面でそういうメソッドやると、ますます抑圧感情が出てこじれますから、無理にそんな人徳者のふりをせず、ただ「在る」ことを認めましょう。
それだけで、負のループを終わらせれます。
と言っても、あなたがこれまで散々放ってきた念は、きっちりと回収されるので、このnoteを読んで、「在る」を認めても、
「やったのに何も変わらないじゃないすか!」
とクレームはお断りします笑。だってあなたが蒔いた種は、あなたが回収するしかないのですから。
とりあえずこれ以上の不満や否定、つまり「なくなれ」の念を撒き散らかさないことです。
今はまだ嵐でも、世界はやがて凪いでいきます。そのためには、まずは受け入れてください。
5月26日 Awakening(目醒め)
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