購読ありがとうございました!「noteマガジン」終了と、今後の活動。
タイトル通りです。ずっとお知らせしてましたが、noteの月額マガジンを、2年半続けて参りましたが、今月で終了とします。
現在も90名のご登録があり、多い時で150人ほどで、ここ1年は80〜100名くらいの間でした。
毎月1000円支払ってでも、ケンスケの文章を読みたい、ケンスケの活動を応援しよう、と思ってくださったことは、誠に感謝です。
noteの以前はずっとアメブロやはてなブログという媒体を使ってました(もちろん無料です)。
有料noteは僕の中で実験的なものでしたが、僕自身が「無料で情報を得る」ということに違和感があったし、そもそも、無料で得られる情報のほとんどに信憑性がないと思っていたからです。
特に、僕が属していた(?)スピリチュアルジャンルの人の情報リテラシーの低さ、文章リテラシーの低さは目にあまり、また、それを助長するような安易なコンテンツが溢れるという悪循環。
とにかく、そこから抜け出し、デカ字や色文字などの「見せるブログ」から、読ませる文章を書こうと思いました。
noteは2019年末からを始め、2020年1月には有料マガジンをスタートさせました。自分の文章に「金額」をつけたのは、もちろん「本質を伝えたい」という想いと共に、作家として、自身の文章に「価値」を持たせたい、という両方の側面からでしたが、奇しくも2020年はコロナ元年。
世の中にはさまざまな情報が溢れ、ますます時代は「本当の情報」に対して、一人一人が慎重に扱う時代になりました。そして、YoutubeやTwitterを始め、GAFA企業は情報を検閲し、アカウントを停止したりと、規制が強まりました。
ますます「情報リテラシー」という用語の意味合いが強くなり、世界は二極化しました。スピリチュアルや自己啓発業界でも、いち早く変化に対応し、新たな時代へ向けて動く人と、まったく相変わらずお金を得る方法や豊かになったり理想の人生を引き寄せる方法とか、目先の悩みの解決のための方法論を発信する人たち。
ちなみに後者はGAFA企業的にはむしろ「歓迎」を受けるでしょうね。再生回数が増えて、広告がたくさん流せて、政治や現代の社会機構にまったく干渉しないからです。GAFAなどを経営している勢力は、現在の世界システムに人々が気付かされたり、影響を及ぼされることを嫌がるので、神様にお願いして幸せになろう!とか言ってる人たちは、一番のお客様です。
しかし、そんな中で逆に情報に対して、真実に対して敏感になった人は多いと思います。ここは世界中で二極化しましたね。
僕もその辺のことを有料記事や、目醒めよ日本人シリーズであれこれと書いてきました。世間で言うスピリチュアルから離れ、社会問題的なことや、そこに派生する人間心理と、その奥の真理を書くようになりました。
まあ「スピリチュアル業界のキャリア」というここ数年積み上げてきたものやフォロワーは大きく減りましたが、その中でも残ってくれた人、新しく読者になってくれた人がいます。むしろ、この小説「幸せになりたいの」のよう、にスピリチュアルをさんざんやって、散財して、そういう外側へのアプローチをやりつくした人なんかが、直接やって来くるこは多いです。
で、そんなこんなでnoteでマガジンを書きながら、探求クラブというサークルを中心に活動しながら、やはりこの頃、ふつふつと湧いてくる思いがありました。
やはり自分は「アーティスト」として生きていたい、ということです。テキストで伝えるのではなく、歌や、声、音楽、物語で表現したい。
以前からそう思っていたけど、noteの購読者の反応が、詩的なものや、ストーリー的なメッセージよりも、明らかに、わかりやすいテキストスタイルの方が良いこともあり(笑)、説明文中心にやってました。
まあ、そりゃそうです。人は「わかりやすい」が大好物です。「〇+〇=▲」という、子供の頃から慣れ親しんだ、社会のやり方。
『問題があって、正解があり、正解すれば成果と評価が得られる』
その公式が一番「わかった」と感じます。スピリチュアルとか精神世界は、本来そこではないラインのはずなのに、それをずっと慣れ親しんだ思考法で理解を求める…。
だけど、そうは言っても「お金を払ってでも読みたいと思ってもらえている」という、自分に対するニーズがあるということもあり、「これは俺にとってこれは貴重な収入の仕事」として、ある程度割り切ってやっていました。あ、もちろん楽しくね。文章を書くことは楽しいので。
でも、違和感がありました。
決定的になったのは先月に北海道へ行ったのが大きかったです。そこで大きな気づきがありました。いや、その数ヶ月前から、内的な探求をしていく中で、人生を揺るがすほどのさまざまな気づきがあり、もう自分を誤魔化せない段階になったのでしょう。
サークル「探求クラブ」では、説明文的なものは書いていきます。思考を使うということもとても大事ですから。
ただ、こちらのnoteはエッセイや小説的なもの中心になるので、これまでのような説明文テキストはほとんど書かなくなります。(お知らせ、のようなものは書きますけど)でも伝えたい「芯」としては変わりません。でも、伝え方が、ロジック(論理)ではなく、より「心で感じる」ものにしたいのです。
ぜひ、今後も読みたい、また、ケンスケを応援したい、と思う方は、ぜひ『探求読書コース』へ!そして、一緒に真理を探求し、瞑想や精神的な世界に触れてみたい方は、『探求者コース』へご加入ください。
7月3日(日)21時〜。「探求クラブ体験会」あります。
明日、7月1日から、第2期募集です。
☆ Youtube更新。
自分の行く先は、自分で決める。だど、思いもよらない場所を通過するものです…。
☆ 8月21日(日)東京
8月27日(土)大阪
音と声を浴びる歌の会。
最後に、後半は定期購読してくださった方へ。
マガジン読者者の方へむけて…
とにかく!ご購読、まことにありがとうございました。感謝です。
ただ、どうしてこういう経緯になったのか、ざっくりとですが、お伝えします。
いずれエッセイか、物語の中で織り込みますが、僕が北海道で感じ、気づいたのは、拙著「人生が開く不思議な100物語」でもあれこれと出てくる「兄」のことです。
それは「兄からの影響」でした。僕は兄の影響がとんでもなく大きい人間だと気づいたのです。
もちろん人はさまざまな影響を受けて生まれ育ち、社会で生きて来ます。
親や周囲の関係、時代、国家、地域、地球、月、太陽、星々と、影響の大小や、敏感さはありますが、とにかく我々はさまざまな影響を受けた自分を、「自分」だと思っています。
しかし僕は兄の影響、つまり、兄から刷り込まれたもの、兄が与えてくれたもの、それらで自分の人生をかなり運営してきた、ということに気づいたのです。「本当の自己」から程遠い“自分”で、何十年も生きて来た。
それに気づいたのは、阿寒湖周辺を車で走らせているときです。それは突然やってきました。
そこを感じ切ると、ショックだったのか、急に体が重くなり、貴重な旅行中に車の中で1時間ほど昼寝しました。
さて、気づけば、手放す。です。それが霊的成長の基本です。だから僕も兄の影響を手放し始めました。
すると、「本当の自己」に近づきますし、「本当にやりたいこと」が出て来ます。自分を生きるって、自分に出会うことですから、そうなると自分が今やりたいことと、それに向けた“やるべきこと”が自然と出て来ます。
でもそれは同時に「やりたくないこと」を浮き彫りにします。「違和感」とかを感じ始めます。その違和感は、今までもサインはあったのに、惰性や慣れ、習慣で誤魔化されていましたが、もう無視できないレベルの違和感です。
自分を生きるって、安楽で安定したものではないのです。
他にも、月の影響や、霊的境界線や、そこで出会ったさまざまな闇の存在(光にそっくりで、まず出会っても気づけないでしょう)の影響など、自身の中で霊的な探求が深まるほどに、今世、この人生を、1秒も無駄にせず、自分の魂で生きていきたい、と思うようになりました。
もう、言葉の垂れ流しで綴る文章は書きたくない。たとえ「わかりやすい!」と、その方が評価されるにしても…。
noteマガジンをやめて、探求クラブの活動と、あとは創作活動に打ち込むつもりです。今後、どうなるかわかりません。でも、やりたいことをやるのが人生です。
何度も書きますが「本当の自己に出会う」こと。れは真理に近づく上で、セットで起こる現象です。
僕が創作とは別に、「探求」を続けるのは、やはり本当の自分を知りたい、出会いたいからであり、霊的、神秘的な探求を通して、どんどん恐れを手放し、こびりついたものを落とし、本当の自分に近づいているのだと感じています。
探求クラブというサークルは、いろんな人がいて、いろんなスタイル、ペースがありますが、大きなテーマとして「自分を生きる」ための探求をシェアする場所です。
そこにはあやふやなスピリチュアル理論やメソッドではなく、よりシンプルで、なのに難しいことがたくさんあって(笑)、その中で活動しています。
7月1日のnoteで、詳しい説明をしますが、ぜひ、ご興味のある方は、探求クラブで、より深い精神世界や、瞑想、祈り、内観など、本来の自己に出会うため、自分を生きるための叡智を共有しましょう。