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胸を張って仕事してますか?(前半・無料) 天職に出会うために(後半)
胸を張って仕事してますか?(前半・無料)
先日、こんなTweetをしました。
時短営業で困ってる店もあるけど、給付金でウハウハの小さい個人店が日本中に山程あるのも事実。だって元々売上が全然ないのに、早く閉めたら数万円…。
— Kensuke(大島ケンスケ) (@mirokukensuke) February 16, 2022
もちろんそれの元は我々の税金。
困ってる所だけフォーカスされるから、その実態は案外知られてない。
僕は過去に「飲食店」の仕事が多い。まあ、売れないミュージシャンは「まかない」がつく飲食店のバイトはかなり効率的だったというのが一番の理由だけど(笑)。でも接客や調理は好きだし、得意だった。
とにかく自分が関わってきたせいか、どうしても飲食業界には思いやりがあるし、表事情、裏事情にも詳しいので、何かと動向は耳に入る。
まん防だの緊急事態だので、時短営業とか、お酒出すなとか、政府の方針により振り回されて、本当に困っている経営者たちがたくさんいて、そこで働く、アルバイトを含む、スタッフたちも、本当に大変な時期だろう。
しかし飲食店だけではなく、そこに「関わるすべての産業」も経済的な打撃はあった。
お店に食材を卸す第一次産業(農業・漁業・酪農)、食品加工業者、運送業などなど。旅行業に携わる人たちも同様だ。
もちろん、この困難を逆手に取り、テイクアウトに特化したお店なんかは、逆に売上が上がったりしたし、時短とスペース削減のため、結果として人件費削減できて経常利益が上がったり、とにかくいろんな経営があった。
しかし、中にはなんの努力も工夫もなしに、ウハウハになっている人もいる。それが「協力金バブル」と呼ばれる現象だ。
都道府県や市町村によって違いはあるようだけど、東京都で1日6万円って、お店によってはかなり嬉しい金額です。
大きなお店にとっては6万とか、そんな協力金は雀の涙だけど、小さなお店の売上6万円って、考えてみればわかるけど、1000円の定食を出す店なら、60食分です。
僕が昔働いていた個人店の喫茶店や、ランチの客単価1200円程度のステーキハウスで、売上6万を取るってなかなか大変でした。
それが、何の営業努力もなしに、夜に店を早く閉めるだけで協力金がもらえてしまう。
夜に、例えば定食屋で60人もお客が入っていないお店なんてゴマンとある。客単価3000円の居酒屋でも、20人分の売上。小さなお店なんて、一晩に5、6人しかこなかった、なんて事ザラにある。
しかし、それらに一律6万円…。
小さなお店だけじゃなくて、こちらの居酒屋チェーンも、コロナになって大黒字。
ただ、働いていたアルバイトスタッフには、仕事なくなっただけだろうけどね…。
東京都は、データによる毎月1000億円〜2500億円ほど、この協力金の支払いに使っているのだけど、それは元は我々の血税です。
お金が入る。そして生活をする。それは普通のことだけど、これってビジネスでしょうか?これが「仕事」でしょうか?
この記事のように、
仕事しなくなっちゃう人が増えたりしてね。
アメリカで物価上昇してるけど「コロナの影響」としか報道されない。よく考えて欲しいんだけど、どうして「コロナの影響で物価が上がる」のは説明されない。
もちろんいろんな事情が絡んでるけど、「働く人が少ない」というのもあるそうです。
なぜかって?それが「給付金」「支援金」があるからです。
働くより、政府がタダで配ってくれるお金で暮らした方が楽だからです。だから、当然企業は人件費を上げてでも雇うしかない。だからものの値段は上がるという悪循環。州によっては、警備とか、そういうのも手薄で、万引きとかが横行している場所もあるそうな…。
そしてさらにアメリカの物価上昇の背景には、移民受け入れがある。
アメリカ政府は、トランプ時代は厳しくメキシコ国境を警備していたが(それが人種差別者だとマスメディアに言われる理由)、バイデン政権はそれらを撤廃。移民が入り放題になっている。
しかも、移民に対してどしどしと「給付金」を大判振る舞いするので、南米から続々と人が押し寄せている。彼らは彼らで「アメリカに行ったら給付金もらえるし、いい暮らしができる」と、そんな話が飛び交っている。
多分、意図的にアメリカ経済を破壊する何らかの攻撃、もしくは彼らお得意の自作自演テロだと思うけど、それで市場にお金を刷りまくり、物価が上がる、という悪循環もある。この流れは、日本でもガソリンが上がってるように、影響を及ぼしている。
話を戻そう。
昨年、仙台に一人旅をした時に、ほとんどのお店がお酒を出さず、お店も早く閉めていて、食事する場所を探すのに困った(ビール飲みたかったし)。
その中で一軒だけ空いているやきとり屋さんがあって、すごく賑わっていた。僕も美味しくいただいた。ひょっとしたら罰則金とかあったのかもしれないけど、それでも営業し、多くの人に喜びを与えていた。
そして、働いている人はみんな楽しそうだったのが印象的だった。明るく、元気に、威勢の良い声を出して働くスタッフ。接客や、美味しいものを提供する『仕事が好き』、というのが伝わった。
これがポイントかなと思った。「仕事が好きでやってる」と「お金のためにやってる」のか。
『好きなことをやろう!』というメッセージがここ数年氾濫しているし、もちろんそう思うんだけど、はっきり言って僕はこう思う。
人から言われんでも好きなことならやっとるっちゅーねん!
好きなことなら、たとえ「やめろ」と言われても「やめた方がいい」とリスクを説かれても、絶対やっちゃうから「好きなこと」だ。
(まあ、結局「何が好きかわかりません…」って人が多いから、自分探しの自己啓発やスピリチュアルに走る人が多いんだけどね)
前半のタイトル「胸張って仕事してますか?」と書いたけど、協力金で利益を得ている人たちは、一体どんな気持ちなのだろう?また、政府の方針に逆らって営業している人たちが、あたかも「違反者」のように後ろ指さされるようなこともあるが(さすがに最近はなくなったな)、それはどういうことなんだろう?
もちろん、いろんなお店があり、経営者がいて、いろんな事情があるのはわかる。そのお金で本当に助かってるお店もある。
でも本当に仕事が好きだったら、どういう行動を起こすだろう?と、思うのだ。なぜならこれは日本経済が云々の話だけじゃなくて、一人一人が胸を張って、自分を偽らずに生きることは、個々の人生、そしてこの世界においてとても重要なことなのだ。
どんな仕事も、本来その仕事が生まれた理由には「愛」がある。社会との関わりがあり、喜んでもらえる人がいるから成り立った。今、あなたがやっている仕事も、必ず愛がないと存続できない仕事なのだ。
だから協力金バブルで“棚からぼたもち”でやってるお店より、現状に創意工夫しながら、悪路や障害を乗りこなしていく経営者や、そういうお店、経営者を僕は応援したい。
そして同時に、胸を張れない人が、これから前を向けるように、愛の動機に気づき、自分の生き方に目覚めるように、祈りたいと思います。
さて、後半は僕の経験を踏まえ、ずばり「仕事」というものを、もっと深く考えてみたいと思う。
普段はスピリチュアルだの精神世界だの、宇宙だのなんだの書いているけど、この世界は三次元世界であり、二元の世界。「仕事」や「お金」とは切っても切り離せないし、人類はまだその段階ではないのかもしれない。
そして、上の話とも繋がるけど「好きな仕事」というテーマから「天職」という意味についても、考えていきたい。
☆ お知らせ
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スピリチュアリティ(霊性)に目覚める、脳の使い方。詳細はまもなく。
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