自分に酔える人こそ「成功者」になれる (前半・無料記事) 幸せになるためには泥酔しないこと (後半)
自分に酔える人こそプロフェッショナルになれる(前半・無料記事)
ついつい、多くの人が思い描く、なんらかの道のプロフェッショナルや、成功者へのイメージって、
『天才的な才能』
を真っ先に思い浮かべると思うけど、多分その次くらいに、
『精神的な強さ』
みたいなものを思い浮かべるのではないだろうか?
一口に『精神的な強さ』と言っても難しいけど、多分そこには
・凹たれても挫けない、諦めない心、
・打たれても打たれても負けないタフさ、
・いつも自分を信じ続ける自己肯定感、など、
そんなものが含まれていると思う。そして、それは実際に強い人と弱い人はいて、社会的な成功者や、希少性の高い業種でプロでやってる人はそれが一般平均よりも高いとは思う。
でも、これらが1番の重要な要素だとは思えない。
なぜなら、社会的な成功を収める人や、その道のプロフェッショナルや天才と呼ばれるような人でも、すぐに挫けてネガティブな事ばかり言ったり、ちょっと批判されただけで猛烈に落ち込んだり、自己否定が強く、いつも周囲の目を気にしている人もいるからだ。
しかし、そんな彼らには、いや、そんな彼らだからこそ、共通点があると思う。それが、
『THE.自己陶酔』
つまり、自分に酔うのだ。誰かに打ちのめされて、ノックダウンされて血まみれでマットに沈む自分に、栄光と挫折の狭間で涙を堪える自分に、そしてそんな自分のしみったれた根性すべてに、酔えるのだ。
そして、彼らは再び立ち上がる。マットに倒れ、レフェリーがカウント9秒で、不屈の精神で立ち上がる…。
もちろん、それは辛く、苦しい。しかし、彼らは心のどこかでこう思っている。
(今のオレ…、ヒーローみたいでカッケェ……!)
(こんな可哀想なアタシ…、悲劇のヒロイン!素敵!)
そう、これは「悲劇のヒーロー・ヒロイン願望」であり、この自己陶酔がその人のエネルギーや活力になったりする。
女子なら「恋愛」に、「かわいそうなアタシ」を見い出し、このドラマと悲劇のヒロイン性を持ち込む人が多い。
別の言い方をすると「どM体質」とも呼べる。このドM体質の人こそが、どんな逆境や困難にも、自分のドラマに酔いしれながらしつこく立ち向かえるのだ。
もちろん「社会的な成功」と「人生の成功」は違う。目指すべきは“人生の成功”であり、社会的成功は「目に見える結果」の一つだ。それが人を幸せにするかどうかは関係ない。
プロフェッショナルもそうだ。一流のアスリート、アーティスト、職人、エンジニア…。なんでもいいのだけど、プロだからといって、それが「幸福」とは直結はしない。
名声の中の孤独や、天才であるが故の無理解やプレッシャーがつきまとう世界でもある。そこで幸せになるためには、やはり「考え方」や「人間関係」であり、スピリチュアル的な要素を踏まえると「浄化」が必要になる。
もちろんアマチュアで不幸な人もいるし、超絶幸せな人もいる。つまり、関係ないってことだ。
ただ、幸福論は置いておいて、もしもあなたが何らかのプロフェッショナルになりたいとするのなら、上記の「自己陶酔」はあっていいと思う。
ちょっと砕けた言い方をすると「その気になる」ってニュアンスもある。自分がヒーローやヒロインになり切って、自己陶酔する。現実にある「結果としての自分」はさておき、とにかくイメージする「役」に没頭。
なのでここでのポイントは自分を好きになることでも、打たれて強さでもなくて、自分に酔えるかが重要だってことで、
自分に酔え!
自分のドラマを演じきれ!
自分の苦難をドキュメンタリードラマとして脚本しろ!
ということです。
ここで必要なのは、まずは「演技力」。
成りきるのだ。ヒーローやヒロインに。ただ、「最後は逆転勝利」という脚本は描いて置こう。ここがプロとアマの分かれ道だ。
しかし注意点は悲劇に浸るあまり、エンディングも悲劇に浸ろうとする傾向がある。それは自ら不幸になりに行っているとようなもんです。
そもそも、基本的に人は「幸せになる」と方向を決めればそう導かれるのだけど、多くの人が「不幸になる思考」をして、自らをそう導いていることが多いのです…。
とにかく!何かのプロフェッショナルを目指すのなら、その途中や過程で苦しんでもいいし、挫けても、凹んでもいい。ただ、そんな自分を憧れのヒーローの姿に見立てて、逆境をバネに立ち上がり、諦めずに立ち向かう自分に酔いしれてみやがれこんちきしょう!ってことですね。
しかし、そう言ってもね。やっぱり幸せになりたいじゃないですか?(笑)
で、プロフェッショナルになるとか、社会的な成功を収めるとか、結果を出すとか、それは「人生の幸福」とはあまり関係ないってことは書いた。
でも、欲張りなあなたはひょっとして、
「社会的にも成功したいし、一流の仲間入りしたいし、それでさらに幸せにもなっちゃいたーい!」
と思ってしまうかもしれない(笑)
そこんところを後半では一緒に考えていこう。実際に、社会的にも成功していて、人生も豊かで幸せな人はいますからね。
「演技力」が重要と書いた。しかし、それは原動力やエネルギーになるけど、長期的なものや、幸福度を上げるのは、それだけでは足りない。
先に結論を言ってしまうと、必要になるのは「俯瞰力」です。
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では後半へ。
幸せになるためには泥酔しないこと (後半)
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