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「無意識」を超えて、「超意識」と「未知の領域」こそが、我々をもっともパワフルにする。

お知らせ

9月26日(土)18時〜。東京赤坂「アコースティック・メディテーション」(都内・赤坂) アコースティック・メディテーションとは?→アコースティックな音

10月11日18日、、第二回「魁!!覚醒塾、オンライン寺小屋 2days」を開催します。目醒めのための濃厚なグループセッションとワークです。申し込み開始は9月25日金曜日夜。

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あなたの日常の「当たり前」を、まずは見つけてみましょう。1日の中で、どれくらい、当たり前にこなしていることがあるのか、一つずつ、丁寧に見つけよう。

朝、起きる。体を起こす。立ち上がる。トイレのドアを開ける。下着を下ろす。小便をする。顔を洗う。衣服を脱ぎ、着る。水を飲む。「おはよう」と言葉を言う。「おはよう」と言葉を聞く。飯を食う。スマホを観る。

さて、朝“だけ”でざっと、これくらいの日常が起きている。人によっては、家族はいないかもしれないし、テレビをつけるかもしれない。ペットに声をかけたり、餌をあげるかもしれない。

とにかく、日常の中でのルーティンが、それぞれあるだろう。

これは「形式」として、一つの「型」となって、身についている動作だ。だから『当たり前』になっている。いちいち、考えながら「〜ここをこう動かして、その後〜をこっちに曲げて〜」とか考えていたら、身が持たない。

仕事にしてもそうだが、必ず作業の中には「単調作業」の時間ってある。慣れた作業を淡々とこなす。当たり前の日常の所作・動作に組み込まる。あなたはその動作を繰り返しながら、頭の中ではまったく別のことを考えてるし、誰かとおしゃべりしながらでも楽にこなせるだろう。

しかし、どんな単調な作業でも「初めて」の時は、その作業にいっぱいいっぱいになる。考えながら、工夫しながら覚えていく。

この時は「未知」に足を踏み入れている時間であり、実はこの瞬間は、思考雑念に捕われず、意識が今ここにある、もっとも「パワフル」な時間に“なりうる”。人は、意識を“今”に向けて、今に生きる時が、その人の最大のパフォーマンスを発揮するのだ。集中力があり、アスリートの「ゾーン(聖域)」と呼ばれる状態だったりする。

ただ、なりうる、と書いたのは、それプラス『夢中』とか『楽しんでる』『ワクワクしている』などのポジティブな意識が働くかどうかがポイントになる。嫌嫌やっていたり、ただ慌ててやっていたら、パワフルさは失われる。

さて、そうではなくて反対に、その作業なりが動作や所作が“当たり前”になった時。これは『未知』の状態から、『既知』の状態であり、記憶をトレースする「形式」になっている。

冒頭に書いた、朝の一連の流れも、完全な形式である。昨日と同じ。一昨日と同じ。形式をこなしながら、頭では別のことを考えている。

例えば「食事」を例に取り上げよう。ようやく自分の力で食事することを覚えたくらいの小さな子供は、そんな器用に、食べながら物を考えたり、ましてスマホを見たり、新聞読んだりなどできない。おしゃべりもできない。

彼らは、全力で食べる。全身全霊で食べているのだ。ワクワクとか、楽しいとかはわからないが、きっと夢中になっている。これってもっとも「パワフル」な状態だ。

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