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探求文庫  #64〜66 (過去記事)

2021年の8月から始めたnoteサークル(現在はメンバーシップという名称に変更されたけど、サークル(輪)という言葉が気に入っている)、「探求クラブ」内での「探求文庫」。

探求クラブ内でも、「過去記事が全部掲示板をスクロールしてさかのぼるので読みづらいとご指摘をいただき、過去記事もすべてマガジンにまとめることにしました。

過去のもので、途中まではメンバーでない方も読めるようになっています。もしご興味ある方は、掲示板を読める「探求読書コース」もあります。

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探求文庫 #64 一番怖いことをやる

「好きなことをやる」
「嫌なことをやめる」

自分の人生に目覚めていくプロセスで、必ずその辺の感覚を持つと思います。そして実践するでしょう。

でも、好きなことをやるためには、実は「怖いことをやる」という経験が間に挟みます。だって「今までは我慢していた自分」を、曝け出すということだし、それは「人の目」とか、「今の人間関係」とか、さまざまなものが変化するのが目に見えているので、とても怖いことです。

つまりこの「怖いこと」は、同時に「やりたいこと」でもあるんですね。ニュアンスとしては“本当はやりたかったこと”です。

例えば、今まですごく真面目に実直に生きてきたAさんが、実は心の奥底では、放埒に、自由奔放、気分のままに生きてみたいという願望があった場合、Aさんにとっては「自由に振る舞う」とか「嫌なことは断る」って、ものすごく怖いことです。

でも、普段から比較的自由で、NOと言えるBさんにとっては、Aさんの怖さってまるでわからないわけです。でもBさんはBさんで、実はずっと適当にゆるゆるとやってきたけど「何かに真剣に取り組みたい」という願望があったりする場合、今度は「真面目に取り組むこと」が怖かったりしますし、「今のだらしない自分を捨てる」のは難しいでしょう。

自己啓発やスピリチュアルの先生が「好きなことをやろう」とか「嫌なことやめよう」と言うけど、具体的なものは人それぞれ。

ただ、本気で人生変えたいと思うなら、真っ先に「怖いと感じること」をやるのがいいです。

ただ、「自分は何を一番恐れているか?」に、気づくことから始まります。そこはもう普段からお伝えしている、「瞑想・内観」でしょうね。

ちなみに僕が今までやった「怖いこと(でもやりたかったこと)」をいくつか例をあげましょう。

・もう、この人とは違うなぁ、と感じてる人からのお誘いをキッパリと断る。
・大家さんに、ガツンと物申す。
・高い服を買いまくって着まくる。
・家族を放っておいて一人旅に行く。
・お金がないのに海外旅行へ行く。
・自分が言い出しっぺで、その企画が人を巻き込んで進んでいるのに、途中で「あ、これは違う…!」と激しく違和感を感じて、その企画を取りやめる。

などなど。

一つ一つにそれぞれ深い理由と事情があり、全部書いたら長くなるので割愛しますが(笑)、こうして思い返すとまだまだありそうです。でも、自分の殻をひとつひとつ破っていたのだなぁと、今では当時の自分の勇気を誉めてやりたいです。
(面白いからもう少し深堀してnoteに書こうかな笑)

そう、その時は怖かったし、精一杯だった。でも、後になると本当に「やってよかった」し、案外「大丈夫だった」ことばかりです。その時はかなり悩んだり、ビビったりしましたし、実際に人から責められたりしたこともあるけど、結局大丈夫でした。

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