カッコ悪いバレンタインデーの告白
この記事は、かなり内面の“心情吐露”“内輪暴露”として、有料のつもりで昨日の夜に書いていたが、やはり気を取り直して「無料公開」にしよう…。
今日はかなり、かっこ悪い話をさせていただきましょう!ええ、最近も、イベントではたくさんのレディーたちから「かっこいい!」と言われまくるイケメンのオイラですが、
(荒川祐二氏と江島直子氏(本日出版!)とトークイベントにて女性の心を鷲掴みするハンサム氏)
実は、そんなにカッコいい事ばかりじゃないんですよ。まあ、あなたがこれを読んでも、「え?大したことないじゃん?ケンスケさんはいつもイケメンですよ?」って思うのは確実だろうが、オレがハンサムなのは置いておいて、個人的にはちょっとしんどい事実と向き合っているという話だ…。
ちなみにこの事を公開するに当たり、このブログにはかなり勇気をもらいましたね。一度だけ、軽く面識がある、「藤沢あゆみ」さんのブログ→「恥ずかしいけど…話すね」
藤沢さんは、3月3日に、100人規模の会場で、イベントしようとしたら、まったく人が集まらない、とのこと…。
まあ、オレのような作家だがブロガーだかなんだか知らないけど、要するに「イベント屋」でもあるので、こういう悩みはよ〜〜〜く!わかる…!
だって、如何せん、実はオレも…。
最近は集客がかなり“カツカツ”なんですよ…。
先月のセミナーも、最初は50名入れるセミナールームを用意しましたが、直前まで10人ほどのお申し込みでした。結果14人で、「引き寄せの法則」で有名な、作家の「奥平亜美衣」さんが参加してくれるなど、参加者にはかなりサプライズでもあり、おかげで貴重で濃密な時間となった。
結果としては超楽しいセミナーとなったけど、集客的には、イメージとはだいぶ違いました。まあ、相手が5人でも50人でも、伝えることって同じなんですけどね。
その次の、蔦屋書店のイベントは、最後の最後に50人!それまではずっと30人ほどで止まってましたが、こちらはラストの追い上げがきましたね。
まあ、こちらの拙著の「人生をひらく不思議な100物語」の書籍は、
おかげさまでほぼ無名の新人が、快調な売れ行きです。しかし!これも「オレらしいよな」って思います。だって普通さ、本が売れると、それに合わせて集客って上がるんだけど、オレにはそういう業界の通例や常識が通用しないのかもしれない(笑)
で、奇しくも藤沢さんがイベント行う「3月3日(火)。
オレの「超・覚醒プログラム」のワークショップをするんだけど、(→リンクはこちら)去年は、常に20人くらいは来ていたワークショップですが、今回は、
今の所、お申し込みは、3名…。
かなり、濃厚なワークや瞑想になりそうです…(笑)。
まあ、このワークショップはどちらにしろ、前回より“値上げ”して、人数も少なくして、少人数制のコアはワークなので、別にいいんです。1日かけて、オレが培ってきた霊性の向上の道を、たっぷりと伝えます…。
まあ、ワークショップやセミナーはいいんです。必要な人だけに届けばいいし、あまり人が集まらないってことにもいい加減慣れてきた(笑)。
今回、自分の感情と向き合ってるきっかけが、3月13日が、マンダラでの「ソロ・ライブ」だ。去年は、R-SPRITというイベントでLIVEをやってきたが、あの会場でワンマンライブをやるのはかなりの冒険。
過去にも「独演会」や「LIVE ZERO」というイベント。昨年末の出版記念の「不思議なトーク&ライブ」で、ソロでのアコースティーック演奏の音楽を交えたイベントはやってるけど、今回は、伝統のライブハウスで、がっつりプロのバンド入れて、音楽だけじゃなく「大塚あやこ」さんも呼んでピアノ演奏の中で“瞑想”もしてと、かなり気合い入れてます。
(大塚あやこさん)
(本郷綜海さん、了戒翔太さんと)
バンドの方も、アレンジをどうするこうする、リハーサルはいつとか、そんなメッセージをやりとりしたりしてます。
会場の南青山マンダラは100名入れるライブハウスです。まあ、そこまでぎっりち入れると客席もキッツキツなので、イメージ的には80名くらいかな。席が全体的に埋まり、でも一人一人の圧迫感もなくゆったり座って、カクテルなんか飲みながら楽しめるおしゃれなお店です。
で、現在、ちょうど一ヶ月前で、お申し込みが…。
11名…(現在は15名!ありがとう!)
Facebookにも、昨日の夜にこんな事書きました。
確かに、聞いてくれる人が例え一人でも全力を尽くします。精魂込めてで歌います。でもね、想像して欲しいんだけど、100名以上入る会場に、11名…(現在は15名!)。
ステージ上に演奏者が5、6人います。店のスタッフを入れると、お客さんより出演者と関係者の方が多い(笑)
若い頃に、バンドをやっていた頃、そういうことは何度かあった。ガラガラの客席で、バンドメンバーや出演者の方が多いような状況で、ステージで演奏して歌を歌う。相当、タフじゃないとやれない。
お金のことはしゃーない。初めから利益なんて期待してない。ミュージシャンに一人一人へのギャラや、ライブハウスの会場費だけで、LIVEで黒字を出すことの方が難しいのだ(だからどんなアーティストも“グッズ販売”で収益を出す)。
だが、がらんとした広い空間でのパフォーマンスは、かなり“精神力を鍛えるには良い機会”となるだろうが(笑)、それは求めているところではない…。
いや、わかっている。どうして集客がうまくいかないのか。それはコロナ・ウイルスでも、値段設定でもない。
オレ自身の内面なのだ。
オレは「スピリチュアリティ(霊性)」と「エンターテイメント(音楽・歌)」を融合させたいと常々思っていて、そのどちらもふんだんに発揮できるLIVEイベントは、一番自分の中でコアな部分だ。
しかし、いつもこれが顔を出す。
「自信がない」
という感情と、恐れだ。セミナーやトークならそんなことは考えない。しかし、歌や音楽活動に関してとなると、実はオレはめったくそ自信がなくなり、おしっこちびりそうになるのだ。
いつも自信満々に見えるハンサムなオレが“自信がない”なんて信じられないかもしれないが、実はオレの中で常にある“引き金”がある。
それが「認めてもらえないのでは?」という不安だ。(大体が、幼い頃の両親との関係性が大きく響いていて、オレもモロに影響を受けていると、自己分析してます…)
歌には自信がある。いや、むしろ自信がなかったからこそ、それを埋めるべく、超超超、練習をした。認められるように、より完璧を目指した。発声、リズム、音程。繊細に煮詰めていった。おかげで、歌唱力はそれなりに高い方だと思う。
楽曲も、今まで300曲以上を作ってきた。漠然と作ったのではなくて、研鑽しながら、工夫しながら、研究を重ねて。だから、楽曲も自信がある。
でも、「自信」というのは、そういうものではないのだ。外からつけたものでは、真の自信は生まれない。オレは結局、自分が自分のことを、まだまだ認めていないのだ。
まず、過去を見てしまう癖がある。
オレは現に一度、ミュージシャンの夢を『挫折』している。歌っても、いくら曲を作っても、認められず、プロにはなれなかった。
だから「オレの音楽は受け入れられない。オレの歌は人の心に響かない」と、心底打ちのめされた記憶が、いつも深くに突き刺さっている。
ここ数年、スピリチュアル業を通して、少しずつ、少しずつ、人前で歌うことで、その傷を癒してきたつもりだったが、いざこういう状況に置かれると、
「やはり、オレの歌は受け入れられないのか…」
と、そういう幻想にとらわれてしまう。色々と学び「幻想」だと知っているのに…。
スピリチュアルイベントの場で、「一曲歌います」なら、ようやく自信を持ってできるようにはなった。あくまでも「余興」として。
喜んでもらえるのは嬉しいが、オレはその後でいつもこういう後ろ向きな考えにとらわれる。『皆が求めているのはスピリチュアルの知識や方法であって、音楽を求めているわけではないんだよ…』と。
オレは、スピリチュアル作家としてデビューし(3月3日のワークショップは人があまり集まっていないが、それ以外は)、ここ2年くらい、そこそこの成績だ。その中で、歌も歌っている。しかし、あくまでも「スピリチュアル業界」の中でやっているという現実。
だから、セミナーではなくて、それなりに「音楽・歌」を前面に出したイベントでは、
「オレの歌は、受け入れられるのか」
と、毎回毎回、心臓がチヂミあがる。実は、FacebookやYoutubeに、歌の動画をアップするだけで、毎回ヒヤヒヤしている。一番自信のある歌だからこそ、ここを受け入れられなかった時のダメージって、ただのアンチコメントとか浴びた時の比ではないんだよね。例えば君がおしゃれして、超おめかししてお出かけして、一番気を使ったおしゃれポイントを、好きな人から笑われたりしたらショックでしょ?
2年くらい前にも、この恐れを深く感じて、独演会とかやったんだけど、あの頃からあんまし変わってないや、と、苦笑いです。
そんな気持ちを正直に嫁に話すと、
「またそれ?いつまでやってんの?そんなのやめな!そんな中途半端な人の歌なんて、お客さんにも、バンドにも失礼だから!」
と、キツイお灸を据えられました…。(前も似たような事があったんです。弱気になると、寄り添ったり慰めたりせず、いつもこうして尻を叩く人です 笑)
「自信がない人」が、自分を打破するためにやることは、
やりたいことだし、きっと、音の力で、確実に癒しと、目覚めの感性を開くことができると思っているから。
個人で「起業」を目指す人が多いし、「好きなことで食べていきたい!」というのに憧れを持つのはわかるが、こうしてタフな心臓がないとやっていけないのが事実。これで家族を養うというのは、かなりの覚悟がいる。まあ、その覚悟があるからこそ、なんか知らんけどうまく行くんだけどね。
目に見えない存在ってのはいて、そういう覚悟は問われるし、自身が繊細になればなるほど、わずかな「ズレ」も大きく響いてしまう。だから、慎重にやっている。
とまあ、色々と長ったらしく、ごちゃごちゃ勢いで書いてしまったが、単純に「必要とされていない」という現実が、今目の前に転がっている。皆が「欲しい」と思えば来るだろう。シンプルだ。欲しいと思われないから、つまらないから、来ない。売れない。
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と、ここまで書いて、ちょっと愚痴っぽくなったので(笑)、全部消そうかと思ったけど、やはりアップすることにした。
そして、付け加える。
お前の歌など、必要とされないないから、来ない。
「今の所は!」ね(笑)
で、こういうピンチの時は、
そう、面白くなってきたぞ!この展開から、どんな奇跡が起きるのか!
もちろん、これ以上誰も来なくてもいい。ガラガラの客席でも、全開で、歌を歌います。一緒に、内側で感じているエネルギーの渦を体験できるように。
どうだ?こんなにカッコ悪いオレ部分もあるオレです。今日はバレンタインデーなので、カッコよく決めたいところを、そのまんまの自分を晒します。
弱いまんま、不完全なまんま、トラウマやら、いろんな気持ちを抱えたまま臨みます。
体験したいのは「法悦(ほうえつ)」です。これは「ホーリーエクスタシー」と呼ばれる一つの境地。オレの著作でも、瞑想体験などから、そういう「オーガズム体験」があったというエピソードが書かれているが、意識の使い方で、それはいつでも体感できるようになる。妄想やイメージではなく、感覚として、体感できる。その回路を開くために「音霊(おとだま)」がとても重要になる。
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