南へ! 鹿児島をめぐる旅。
さて、
突然なんですが、
先日、鹿児島県へ行って来ました。
鹿児島は、屋久島や奄美も入れると、5回目ですね。
福岡も何度も言ってるけど、その次に多いのが圧倒的に鹿児島であり、鹿児島といえばなんつっても、
西郷さんですね。僕は歴史好きなんですが、西郷さんは維新志士の中で一番好きですし、実際に彼の「南州遺訓」という本は、僕に影響を与えた一冊です。
鹿児島は、2022年の11月以来。その時は鹿児島、宮崎、大分、福岡と縦断の旅でしたが、今回は鹿児島三昧です。(その時の旅紀行note)
あ、2021年の5月も鹿児島三昧してました。(当時の日記ブログ → その1、その2、高千穂山登山動画 、薩摩富士開聞岳登山と知覧の旅動画)
さて、今回はまず、「巨石ハンター」。
日置市妙見神社の巨石群へ。
最高です。貸切状態で、巨石パワーと、古代の祈りを味わえました。
めちゃくちゃおすすめです。
さて、実はこの日は鹿児島在住の「麒麟の会」メンバーとご一緒したのですが、妙見神社のほど近く、行った先が。
ここがやばかったですね(-。-;
やばいというのは、すごい巨石ってことも含め、道なき道を、獣道すらない道を歩いて行ったんですが、同校の女性に無理をさせてしまいました。まあ、よくついて来てくれたもんです^^; さすがです。
さて、そこから薩摩半島を南下。鹿児島県南九州市頴娃町というところへ。
「頴娃」って、読めます?
これで「えい」って読みます。
別名「釜蓋神社」
蓋を頭に乗せて歩き、お願い事をするという不思議な神社。
薩摩富士の絶景を眺めながら、良いところでした。
そして指宿へ。当然ここでは、
名物の「砂蒸温泉」を楽しみました。低温やけどしても責任負いませんって言われるんですが、結構熱いです。
宿泊した「ホテル海上」さんは、掛け流しの温泉も入り放題。砂蒸し温泉はぷらす1000円くらい。お部屋は波の音が聞こえる、海の真前。(波音が心地よいなぁと感じてたが、なんだかあまり寝れんかった…)
翌朝「池田湖」へ。こちらは九州最大のカルデラ湖へ。
しかし、ここは美しいです。いろんな湖を見てますが、とにかく池田湖、惚れました。
そして、薩摩一宮「枚聞(ひらきき)神社」へ。
とても優しい空気でした。雨でしっとりしてて、気持ちよかったです。
そして、地図を見て気になったこちら。|香梅ヶ渕《こべがふち》です。
ここは感動でした。こんな美しい場所はそうそうありません。時間が止まり、思考が止まります。
ただ、少し悲しい逸話が残されています。女性が「おならをした」と言われ、それが悲しくて、身の潔白のために身投げしたとか…。(こちらに詳しく)
その近くの南方神社。
山の中にあり、裏の木々が素晴らしかったです。静寂を感じました。
ところで、南方神社は「諏訪神社」の別名で、鹿児島にはとても多いです。南方は、諏訪大社の神である「建御名方命」が由来です。
建御名方は、出雲王「大国主」の息子です。大和族に追いやられた勢力ですが、この九州の端に落ち延びた…、なんて考えられますが、真相はいかに。
さて、メンバーを鹿児島中央駅へ送り、その後僕は霧島の麓、「妙見温泉」の宿へ。
2021年に来てます。その時に泉質の素晴らしさにノックアウト!古い宿ですが、このお湯を味わえるならなんのその。そして猫さんにも会えるしね(笑)
そして翌朝、
霧島ジオパーク。住所的には宮崎県になる「えびの高原」から、「韓国岳」へ登山しました。
実は今回の旅の目的でもありました。韓国岳は「かんこく」ではないのです。日本の神話にも出てくる山ですが、不思議ですよね。
まあ、過去のことはわかりませんが、隣の高千穂岳同様に、多くの歴史を含んだ山であることは間違いありません。
実はInstagramのストーリーズに様子をアップしてて、通常は24時間限定なんだけど、後から「ハイライト」でまとめて見れる機能があると知って、さっそく作ったんだけど、見れるかな?
動画でお楽しみにください。
さて、そこから大隅半島を南下。約2時間。
吾平山上陵へ。
以前も来ています。初代神武天皇の父の「|鸕鶿草葺不合尊《ウガヤフキアエズノミコト》」と、お母さんの「玉依姫」の御陵だとされていますが、とにかく僕は日本の中で「調った場所」と思うパワースポットベスト3に入ります。以前も来てますが、またこの美しい「氣」を味わいたくてやって来ました。
そして、近くにも関連する神社があったので行ってみる。
ひっそりと山奥にある、静かな神社でした。
その日は鹿屋市にあるホテルに宿泊し、近くで晩餐。
たくさん歩いて、美味しい地元の旬の味覚と、地酒を味わう。旅の醍醐味です。
して翌朝。
こちらは大河ドラマ「せごどん」で有名になった滝とのこと。
ちょうどダムの放流があり、水量爆発。滝の轟音にすっかり癒されました。絶景です。(普段はこんなに水はないそうです)
さらに大隅半島を南下。最南端を目指します。
朝から何も食べてないので、さすがに昨日の登山が効いて、腹が減った。しかし、どこにも朝食食えそうな店もなく、あてにしてた道の駅では「お弁当」がない…。大抵、地元の手作りお惣菜とか置いてあるのに…。
そして、とにかく南へ。びっくりするのは、何もないってこと。ひたすら、何もない山の中を走ります。
そして、
駐車場へ。そこから岬へは20分は歩きます。
かなり上り下りのある道です。行く時はそのおつもりで。
そして到着。
といっても、最南端は見るだけ、です。灯台が見えますが、そちらへ行けません。
九州の南端であり、日本の本土(離島を除く)の最南端。ここで色んな、不思議な感覚を感じましたが、それは今度にゆずります。
佐多岬でゆっくりと時間を過ごし、車に戻る。まだ12時半。朝早くから活動すると1日が長いですね。
実はこの日は、その後の予定は決めてなかったし、宿も決まってなかった。北上してまた妙見温泉に戻るか、志布志湾に行くか、また鹿屋市に戻るか。
でも、昨日の疲れと、この時点でけっこう歩いたし、何よりかなり車を走らせているので、こう思った。
(あー、もう運転したくねっっす!)
なんだか、運転に飽きてしまった(笑)
そこで、思い切って指宿へ戻ることにした。車だとまた鹿児島一周の旅になる。そうじゃなくてフェリーがあるのだ。
フェリーの時間まで、港の近くでお弁当食べたり、そして近場の諏訪神社があったので行ったのだけど、
並列鳥居!これは珍しい!不思議な絵ですね。諏訪大社の「上社・下社」を表現してるそうですが…。
15時出港のフェリー。一般乗用車の予約はできません。早い者勝ちです。「14時半くらいに来てね」と言われたましたが、14時20分くらいにつきました。そしたらすでに5、6台先着がいました。マックス15台だそうです。
鹿児島湾を横切り、無事に指宿へ。乗船時間は50分です。
ちなみに、ここまでの動画も。こちらにまとめてあります。
指宿について、すぐ宿に行って風呂に入りたかったけど、歴史博物館的な施設があったので寄ってみる。石器時代や縄文、弥生時代の遺物などが展示してあり、なかなか楽しめました。
ホテルで温泉に入り(前回とは違う宿。砂蒸しはしなかったです)
近くで食事。こちらはカツオの腹皮焼き。むちゃうまかったです。
翌朝、昨日もかなり歩いたので、お腹が空いたので、Googleマップで「朝食」を検索すると、老舗の喫茶店でモーニングがある。
喫茶店からほど近くの「長崎鼻」という岬
ここは、神武天皇のお父さん「ウガヤフキアエズ」の、お父さんにあたる、火遠理命こと、通称「山幸彦」と、お母さんのであり、海神「綿津見大神」の娘、豊玉姫を祀っています。
朝イチで行ったので、貸切で満喫しましたが、9時過ぎには団体バスで大勢やってきました。
そこから、車をぐんと北上。
裾石ヶ丘遺跡でストーンサークルを眺め、
これまた山幸彦と豊玉姫御陵「高屋山上陵」。
この二つは比較的鹿児島空港に近いです。
その後は「大隅国一宮」鹿児島神宮へ参拝。
写真がぜんぜんないので、またこちらの動画にて。
ちなみに、鹿児島神宮は「薩摩国」ではないです。もともと鹿児島県は「薩摩」と「大隈」で地区は分かれていました。
ちなみに、今回の旅路のルートはこんな感じで、鹿児島を一周半しています。
鹿児島、大好きですね。何度もでも来たいし、かなり鹿児島通になりました。
また、離島と行こうと思ってます。
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