“孤独”の効用。「自分三昧」しよう。
『孤独』と聞くと、その印象をなんとなく“よくない状態”の捉える人が多いかもしれない。
「孤独になった」
「わたしは孤独です」
「ずっと孤独の身の上です」
などなど…
結論から言おう。
「孤独の効用、計り知れず!」
さて、しかし上記したように、孤独はなんとなく“良くないもの”とされるし、そもそも人は孤独に弱い。
もちろん人は、人として生きる上で「他者との関わり」なしにはありえない。恋人や配偶者がいなくて「孤独です…」と嘆いても、職場、地域、家族、なんらかのサークル的な仲間など、まったくコミュニティーから孤立して生きる方が、実は難しい。無人島で一人で生きれるような島は、地球上にほぼ皆無。
しかし、今はインターネットがあるおかげで、どこにいたって、SNSを開けば、どこで誰が何をしているのか、などの情報も入る。一方的かもしれなくても、それすらなんらかの“繋がり”や“関わり”だろう。
逆に言うと、現代は“孤独で在る”事の方が、案外難しいかもしれない。そもそも人は孤独に弱く、耐えれる人が少ないから、SNSほど、それを埋めてくれるものはないだろう。
個人的な話をする。
実は数日間、31日の午前から、SNSを開かなかったし、YouTubeや、このnoteも投稿していなかった。noteは1日、ないし2日置きに更新するし、Twitterと Instagramに関しては“毎日”、それも何度も発信するし、その際にタイムラインを観る。YouTubeも同じくだ。
SNSを使いこなすようになって5、6年経つが、こんなに数日間スマホを見なかったのは初めてだ。
家族と離れ、とある温泉地に行き、最初の二日はほぼ断食だった。
デドックスの旅でもあったので、カフェインなし、砂糖なし、小麦、乳製品、お酒は最終日にビール一杯だけ。
ちなみに、こんな感じの食事内容。
初日-朝、サラダ、昼、電車でおにぎり一個、夜、なし。
2日目-朝、インスタント味噌汁(無添加)、昼、ざる蕎麦、夜、野菜ジュース。
3日目-朝、インスタント味噌汁、昼、蕎麦、夜、ホテルバイキングで腹6分。(↓ 右上のものはとろろ。)
4日目、朝、バイキングで腹8分。昼、なし。夜、バイキングで腹八分と生ビール一杯。
最終日にビールを一杯飲んでしまったがw、かなり健康的な食事だったと思う。腸内を整えたかった。
もちろん、身体の面だけでなく、精神的にも、スマホを見ずに、本は持って行ったがほとんど読まず、もちろんTVも見ず、音楽は歌なしの(歌詞のない)クラシックなんかを、4日目に聴くのみ。
1日だけ、軽く観光っぽい事をしたが、あとは一日中、ひたすら瞑想に明け暮れ、瞑想してなくても、何もする事はないので、結局考え事をして、内観、気づき、内観、浄化、内観…。そして温泉に入りまくり、自然に中を散歩した。歩く瞑想である。誰もいない川で素っ裸で行水もした。
心と体と向き合いながら、瞑想、瞑想、瞑想…。
こんなに瞑想ばかりしたのは、ヴィパッサナー瞑想合宿以来だ。“自分”と、ガップリ四つで組み合った。
(温泉街に、こんなものもあった笑)
さて、こんなにも外界の情報を遮断し、内に篭ったのは久しぶりだった。
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