子供達に残したいもの
今日は「子供の日」ですね。
子供がいる人も、いない人も、聞いて欲しいし、
自分が『かつての子供』だったあなたなら、無関係ではないし、わかると思う。
なので、今回は無料記事にします、
あなたは、世界中にいる子供達にどんな世界を過ごして欲しいですか?
あなたは、これから生まれてくる子供達に、どんな世界を見せてあげたいですか?
あなたがかつて味わったような、悲しい思いをさせたいですか?
大人達の無理解と、社会の厳しさを、味合わせたいですか?
お金の苦労や、労働の尊さと言いつつ、時間に追われる姿を見せたいですか?
大勢集められ、じっと座らされて、やりたくもないことを、やらせたいですか?
他の人と違うと叱られて、みんなと同じようにやれと、強要したいのですか?
もちろん、そんな人たちばかりじゃないけど、往々にしてというか、平均的には、今までの社会構造や、日本の教育システムって、そんな感じじゃないかな?多くの人が、そんな中で育ったんではないかな?
でも聞きたいのは、過去の話じゃなくて、未来の話。
今いる子供達が大人になったら、どんな風に生きて、どんな風暮らして欲しいですか?ってこと。
ひょっとしたら、今まですごく頑張ってきた人で、それが報われて今とても裕福で幸せな人の中には、
『私はあんなに我慢して苦しい思いをして頑張ったんだから、子供達も同じように頑張るべきだ!苦労してこそ人は成長するから、きちんと躾けて厳しく教育が必要だ!』
と、思う人もいるかもしれない。うん、素晴らしいね。自己肯定感が高いのかな?自分が育ってきた環境や、自分を育ててくれた親や教師に、誇りを持っているのだろう。
そういう人は、ここでこのnoteを閉じてください。
ここまで読んでくれてありがとう。
でも、今のところ、僕とは考え方が合わないからね。合わない人の意見を読んで、不快になる必要はないよ。あ、否定はしてないよ?あなたの考えを尊重したいから。
ただ、以前聞いた話だけど、子供に体罰をする男の人が、「どうして子供に体罰をするんですか?」という質問に対して、
『俺は殴られて育ったんだ!それで今こうして立派に生活している。だから子供の頃は間違ったことをしたら叩いてもいいんだ。俺は親父に殴られたおかげで強くなったんだ』
と、言ってたんだけど、これについてどう思うかな?この男性は、自分がそうだったから、それで「正解」って思ってるようだけど…。
まあ、正解とか不正解がある話ではないんだよ。ただ、聞いてみただけさ…。
さて、話を戻そう。
ここからは、子供達に「豊かさ」や「喜び」を、たくさん知ってもらって、感じてもらって、いらない苦労や我慢をしないで、正当な努力が報われ、平等で、愛と笑顔に溢れる世界を見てもらいたいと願う人に、読み進めて欲しい。
まず、この世界は、とても美しいところだと思う。この地球は、とても美しい。
俺は、この地球の自然が大好きです。色とりどりの花も、風にそよぐ葉も、丈夫な幹や、大地に張る根も、名も知らない雑草も。新緑の緑も、生い茂った深い緑も、紅葉に染まる姿も、葉を落として、凛とそびえる枝も。
広い海と、寄せては返す波。渓流の澄み渡るけどたくましく流れる水も、優雅に流れる大河や湖も。
晴れの空も、雨の空も、雪の空も、
美しいです。大好きです。
もちろん『人工』のものが、美しくないってことではないよ?。都会には都会の洗練された美しさや、機能美もあり、そこにも、人々の想いが詰まっている。
でもね、これは、そう感じているのは俺だけじゃないと思うんだけど、地球は、この世界は、そしてこの国は、いささかバランスを欠きすぎたようだと思うんだ。調和した美しさより、不調和のものが多い気がするんだ。
もちろん、もっと大きな大きな大きな視点から見れば、それすら大きな流れであり、愛の一部で、すべて素粒子であり、なんの「差」もないだろう。それらひっくるめて「調和」がある。銀河系から見たら、地球はゴマ粒にも満たない。
それはわかる。
でも、僕はね、今もこの瞬間、生まれ、育つ子供達や、これから生まれてくる子供達に、できるだけ、調和された、美しい世界を、たくさん見せてあげたいと思うんだ。
こういう話、クサイかな?偽善っぽいかな?たぶん、10数年前の俺なら、そう思ったから、俺のことを偽善者ぶったイタイ奴って思ってもらっても構わない。気持ちはよくわかる。
当時の俺が、自分がこんなこと書いたり、毎日、花の写真載せたり、「自然や植物の繋がりを大事にしよう」って、メッセージを発信してるなんて、信じられないだろう。
植物には、声があり、妖精がいると知ったのは、いつからだろう。大地の人間の繋がりや、地球と生命の神秘を体感するようになったのは、いつからだろう。知ってしまったから、もう、元には戻れないんだよね。
そして昔から、ずっと考えてきた。どうすれば、人は幸せになれるのかって。
争い事。憎しみ。奪い合い。競争。お金。病気。世界から、なくなることはなかった。
ずっと、考えてきた。
都会を離れ、田舎暮らしをして、自然農で米野菜を育て、野草を摘み、玄米を食べ、自然素材に身を包み、天空に近い山々に登り、厳かに暮らしていた時期もあった。霊的感覚と、精神世界の一面と、自然と共に。
やがて、心理やスピリチュアルの世界を通して、そこを探究することで、物の見方や、可能性が広がった。それをビジネスという『現実』と合わせることで、自由な時間の使い方と、お金の豊かさを知った。
しかし、結局「人はどうすれば幸せになれるのか?」という命題に関しては、「たった一つの愛に立ち返ること」という答えが、内側にあったんだけど、そのために、地球とか、環境とか、大地とか、大気とか、そういう部分はとても重要だと、そこに行き着いたんだ。
もちろん、技術も知識もあるし、山梨や長野県での人間関係もあるから、また土地を借りて田畑を耕し(田舎は田畑の土地は余ってます。ただ、顔見知りじゃないとなかなか借りれないよ)、菜食生活に戻り、自給自足生活をしてもいいけど、今自分にできることはなんだろうと自問すると、どうやらそこじゃない気がする。
自分と、自分の家族は、そこでたいていの困難やコロナやら経済危機や、危ぶまれる食糧危機が来ても、それなりに悠々と快適に暮らせるかもしれない。戦後、田舎の農家が闇市でぼろ儲けしたように、都会の困った人相手に、逆に稼げちゃうかもしれない。
でも、自分たちだけが豊かになろうとするなんて、そんなことできっこないし、その考え方事態が、とても狭く、おかしな考え方なのだ。
だからというわけじゃないけど、俺は再び、このコロナ騒動の真っ只中の「東京」へ戻ってきた。
そして、日々、自分にできることとして、こうしてメッセージを綴り、歌や物語で、誰かの癒しや喜びに貢献できることを、喜びに思う。
自分が何をしたいのか?どんな世界を生きたいか?これを常に、明確にする上で、同時に「息子」が、これから『どんな世界を生きて欲しいのか?』と考えるし、冒頭から書いてるように、全ての子供達、そして、これから生まれてくる子供達に、愛と喜びの地球を、楽しんで欲しいと思うのだ。
君も、きっとそうだろう?
俺たちは、そういう風にできているんだ。
俺たちは、誰かに愛を送りたいんだよ。自分“だけ”を幸せにするなんてできないんだ。欲張りだね(笑)。みんなを、幸せにしたいなんてね。
こんな本を読んだ。
「アナスタシア」は、3年くらい前に、シリーズの5巻を読んでいた。
それがなぜだろう?ふと先日、気になってしまったのだ。
引越し作業で、目についたからかもしれないが、気がついたら、Amazonでぽちっと、していたようで、買ったことをすっかり忘れてて、本が届いた時、一瞬、記憶がなかったから驚いたくらいだ。自分で買った、という感じがまるでしない。多分、買わされたんだね(笑)。たまにあるんだ、こういうこと。
タイトルの『一族の書』、というのは、息子や、孫、子孫達に残すメッセージを本にした物。人は、自分の親世代や祖父世代の時代の芸能人やら市長さんやらのことを知ろうとは思わないけど、自分の先祖のことは、知りたい物だ。どんな人で、何を考え、我々子孫のことを、どんな風に想っていのか。
考え欲しい。もし、あなたが子供に書くとしたら。「私はこういう人間で、こういう育ちで、どこどこの街で生まれ育ち、パートナーと出会い、子供が生まれた」というあなたの自伝的事実と、
「生まれてきてくれてありがとう」「あなたに出会えて嬉しい」などの感謝の言葉や、「幸せになって欲しい」「笑ってて欲しい」「優しい人でいてほしい」と、あなたへの思いが綴られていたら…。
もちろん、実際の親子関係には、色々あるだろう。みな、一人の人間なのだ。嫌なことや、辛い記憶もあるかもしれない。
でも、その『想い』は、本物だ。それは『愛』だ。純度の高い、愛の言葉だ。
こんな本が、各家庭にあったら、そこから放たれる「愛の波動」で、世界はすぐにでも平和になり、幸せになる…。と、アナスタシアは語る…。
なんて素晴らしい提案だと思った。俺も、近々、良いノートを買って、息子へ、まだ見ぬ子孫達へ。書き綴ろうと思う。まあ、俺の場合は、ネット上に、いつも色々書いているし、PCには、密かに息子に当てた遺書のような、手紙のようなものはあり、更新されていくが、紙に書くっていいなと思った。
子のいない人も、甥っ子姪っ子でもいいし、もちろん、知らない子供でもいい。あなたが、子供達に対して思うこと、願うこと、そして、あなたがどんな人なのか、書いてみるといい。友達の子供でもいいし、自分の生まれた街や住む街や地域の子供にでもいい。
大事なのは、あなたの「愛」を、あなたの中から、言葉という形にして出すことと、その「愛の言葉」を、何らかの形で残すこと、だと思うんだ。あ、これは俺の自論ね(笑)
「今ここを生きよう」というのは、刹那的に、快楽的に生きるってことじゃないんだ。「自分を大事にしよう」ってのは、自分だけが幸せに満たされればいいってことじゃないんだ。
世界はつながっている。宇宙はすべてつながっている。隣人の痛みは、私の痛み。どこかの誰かの悲しみも、私の中の悲しみ。
過去の痛みも、未来の悲しみも、今ここにある。時間も、つながっているから。だから、今この瞬間に、癒しと愛を送るのだ。
それが、世界を愛で満たす。
さあ、目を醒ます時です。
愛と喜びの地球に生まれた魂達よ。愛と喜びの地球に生まれる魂達よ。
もっと喜びなさい。もっと笑いなさい。もっと楽しみなさい。もっと感動しなさい。あなたは、幸せになるために、ここに来たのです。
私たちは、西暦2000年代を挟む、大変化の時代を生きて、過去の傷を癒し、人類のカルマを浄化し、新時代の礎を築きました。
辛いことや、悲しいこともたくさんあったけれど、それがすべて、新時代のための糧となったことを誇りに思います。そして、そのストーリー達は、すべて癒され、今や私たちの愛の記憶なのです。
そして、これからあなた達が笑顔で過ごすことを、ただただ見守ります。
あなたたちは、あなた達の時代を作りなさい。私たちに気兼ねすることなく、あなたたちの作りたい世界を作りなさい。
大地と共に。風と水と太陽と共に。
なにより、宇宙にたった一つの法則。
愛の法則と共にあれ。
2020年5月5日 子供の日。そしてこの日は、私の最愛の妻の誕生日。
大島ケンスケ