信州安曇野へ。
特急あずさ。
以前は、毎月何度も何度も乗っていた電車に、久々に乗った。向かった先は、山梨県を通り過ぎ、長野県に入り、僕が以前住んでいた諏訪地方を通過し、ワインで有名な塩尻、水の都松本を通り過ぎ、安曇野へ。
前日の大雨の影響でどうなるかと思ったけど、電車は通常通りに運行していた。
北アルプス、安曇野の麓の穂高駅について、徒歩5分の距離にある穂高神社へ行った。
この神社は、とても思い入れのある神社なんです。パワースポットがどうのこうのじゃなくて、個人的に、2010年とか、そのくらいに家族で来た時に、唐突に「田舎暮らししたい!」と思ったんです。それまで、まったくそんなことを微塵にも考えてなかったので、ある種の“天啓”と言っても過言ではないと、今でもそう思います。
そして、こちらへ向かいました。
代表の「山崎大」さんとの出会いは10年前。まだ、お互いに瞑想とか、スピリチュアルとか、そんな世界とは縁なく過ごしていたが、僕は僕なりに、彼は彼なりに色んな経緯を経て、今に至る。
山崎大さんの詳しいことはこちらのブログをお読みください。
そんな二人で、「瞑想とセクシャル・ヒーリング」をテーマに対談。
誘導瞑想から入り、色々とお話をしながら、
性エネルギーを循環させるエネルギーワークなんかをやった。
近々、ワークの内容や、お話はカットしてあるけど、全体の動画をYoutubeに公開予定です。
それにしても、彼とは深い縁を感じる。Facebookにこんなことを書いたので、読んでみてほしい。
トークイベントを終えて、その日はイラムカラプテへ宿泊。素晴らしい時間となりました。
翌朝。
朝は肌寒いです。10度くらいの気温。でも、エネルギーに溢れ、むしろ寒さが心地良かったくらいです。
6時から、イラムカラプテのメンバーとの「朝瞑想」があります。
素敵な時間でした。言葉のない、静かな交流。瞑想や、静けさを感じたい方にはオススメですね。瞑想は、熟練者と座ることで、体に浸透していきます。
そうそう、イラムカラプテとして、山崎さんが引き継ぐ前には別の人が運営してた宿で、僕はその頃に何度か来ています。
そして、いつ来ても素晴らしいところです。
台風一過で天候にも恵まれました。
トークイベントの翌日は、探求クラブのリトリート。イラムカラプテさんを合宿所として使用させていただきました。
リトリートでは、大自然の中でワーク三昧。テーマは「ハートの奥へ」。感情はもちろん、身体と思考を扱いながら、内なる深い部分を探求していく。
リトリートは、探求クラブメンバー限定で定期的に行なっています。長時間過ごしながら、もちろん楽しみながらだけど、徹底的にワークをしていきます。
メンバー間の交流も深まります。まあ、オフ会などもよくあるから、みんな仲が良いですね。
入浴は、「ナノミストサウナ」が館内にありますが、リトリートでは近場の温泉へ。僕と山崎さんも裸の付き合い。
イラムカラプテは、外の環境はもちろん、館内も居心地良く、自然素材に溢れ、落ち着きます。
色んな高級ホテルにも一時期は泊まりまくったけど、僕は結局のところ、こういう場所の方が好きだな。
そして、食事。
とにかくご飯が美味しい!
朝は、天気が良かったので外でいただきました。
朝、と言っても「ブランチ」です。10時にいただきます。
これくらいがいいかもしれませんね。1日2食で充分なんです。ブランチで朝兼昼。夕食まで、食べてもちょっとオヤツくらいにするの、夜もしっかり空腹になり、ますますご飯が美味しい。
こちらの夕食や、朝瞑想など、ドネーション制です。自分の意思で価値を決め、自分の価値観と現実と感謝を、お金で表現する。これはとても面白いです。内面と向き合うことになります。
トークイベントもドネーション制にしました。もちろん、金額は人それぞれです。価値を感じた方、あまり感じなかった方がいるでしょうし、それに対するお金への価値観や、学びへの投資も、人それぞれです。正解はありません。
ドネーション。つまり「寄付」ですね。これって、新しい価値観になり得る可能性があると知りつつ、まだ実践的に取り組むことは難しいです。
僕は以前一度だけ、都内でドネーション制の無料ライブを決行したことがあります。
60人ほど集まりましたが、ライブハウスの会場費、2人のサポートミュージシャンへのギャラ、僕の交通費などで、8千円くらいの黒字、だったと思います。
ちなみに少ない人で500円。多い人で3万円!平均すると4千円くらいだったかな。
音楽イベントということもありますが、本当に収益を出すって難しいです。良いものはたくさん届けたい、でも、ボランティアをやってるわけではないです。こちらも生活しないとなりませんし。
そして、タダで受け取る、ということはなかなかできないんです。与えると受け取る、この法則があり、自己投資をする人はやはり受け取るものは大きいですね。
しかし、そこにどんな価値を感じるかは人それぞれ。無形のものや、知識や情報となると、お金を払う価値を感じれない人もいますし、逆に、その法則を利用し「お金を使うほど幸せになります」と謳ってマーケティングする人たちもいますし笑
今回のリトリートでは、メンバー間で「いくら払った?」という相談はなし!というルールを設け、それぞれにドネーションし、僕もドネーションをしました。納得いく金額で。久々に、お金と向き合ういいワークになりましたね。
さて、宿をチェックアウトし、安曇野の有名観光地でもある「大王わさび園」へ。
実はこちら、楽しい観光地でありつつ、
縄文の息吹を感じれられる、歴史あふれる場所なんです。
僕も八ヶ岳に住んでいた頃に、何度も来てますね。安曇野って、古代の情緒があちらこちらに感じる土地です。
みんなでワイワイと歩き回り、静かな場所で、リトリートの総括を話し合ったり、フードコートで飲み食いして、遊びました。“探求”クラブとか言いましても、やはりこういう遊びや楽しむ時間は大事にしたいですね。
その後、タクシーで穂高駅へ移動。解散となります。15時でした。
さて、僕と数人のメンバーは、15:20の各駅停車の大糸線に乗り込み、(他のメンバーは16時の特急)松本まで。
車窓の景色を楽しみ、
松本で乗り換えのメンバーを見送り、中央線の各駅停車へ乗り、僕は一人で「下諏訪駅」へ向かいました。
下諏訪駅は、諏訪大社秋宮が近くにあります。
諏訪大社は、毎週何度も参拝していました。人生で最も通った神社です。久々に来ましたが、やはりとても大好きな場所です。
夜、暗くなってからの参拝もとても良かったです。
温泉宿に宿泊し、何度も何度も温泉に入ったにもかかわらず、翌朝にこちら。
旦過の湯の熱々の温泉にも入りました。44度の「やや熱め」の温泉(44度で「やや」ですからね。しかも温度計見ると45度になってた)で気合十分。以前はしょっちゅう入りに来てました。
料金が280円と、以前より値上がりしてましたが、それでも安いですね。
宿を8時半にチェックアウトし、電車で一駅、上諏訪駅へ。お気に入りのカフェへ。
「AMBIRD」。僕の大好きな浅煎りのシングルオリジンのコーヒーが楽しめます。
そして諏訪湖でぼんやり。
1時間ほど、ただただ座ってました。諏訪湖と語り合いました。やはり諏訪、大好きです。
上諏訪駅には「足湯」があって、電車を待つ間の楽しみにしてたのだけど、
何故か使えず…。まあ、散々温泉入ったから良しとして、信州を後にしました。あー、また田舎暮らしが恋しいです。
さてさて、次はどこへ行こうかな。
とりあえずしばらくは東京で「山歩(さんぽ)」やワークショップ、LIVEなどが続きます。
☆ 新刊小説『KYOMU』
☆ イベント、ワークショップ
☆ 五感を磨く山歩さんぽ「歩く、御岳山」 6月14日(水) 東京都青梅市 残1名
☆ つながるからだ、つながる心 ー 失われた日本人の体を取り戻す ー 6月18日(日)東京 ⇨満席
☆ つながるからだ、つながる心 ー 失われた日本人の体を取り戻す ー 7月1日(土)大阪
☆ 響き、音色 生音アコースティックLIVE。
6月25日(日)東京 16時30分〜 詳細、お申し込みはこちら
7月2日(日)大阪 16時30分〜 詳細、お申し込みはこちら