【漫画初学者の実践】復帰と作業時間の分析
2ヶ月ほど小説にかまけて止まっていた漫画の制作を再開する事にした。
創作に頭が寄っているおかげか、いつものように小説を読みふけって時間を使ってしまったり、落書きをしたりすること無く順調に描き進められた。
先週を含めた2週間の進捗は以下
・漫画3ページ分
・小説の番外編4話分
いや小説も書いてるんかーい!というのは置いといて、漫画は今までの停滞が嘘かのようにするする描けている。
やはり一番筆を鈍らせていたのは『この漫画は面白いのだろうか?』という疑問だったようだ。
色々な問題が見えて来た今となっては、『とりあえずこれは1作目として完成させて、また次の作品を作る時に色々考えたい』という気持ちが強い。
年内の完成を目標とすると、今が16ページだから、残り8ページ…………
え、時間足りなくない??
1週間で早くて2ページ、のペースだと今年中で終わらない。由々しき事態だ。
ということで、何に時間が掛かっているか分析していくことにする。
各ページの作業時間
クリスタで一時期話題になっていた情報の機能を使って、各ページの作業時間を確認してみる。
▼見開き以前
▼見開き後
倍以上に時間がかかっているので、やはり一番時間が掛かるのはネーム〜清書(下描きとしての)だと分かる。
作画は背景の書き込みがあるかどうか次第といったところか。
各工程の作業時間
見開きの前までは、下書きまで一応用意してあった。(結局描き直した部分も多いが……)なので見開き以前と以降では、その時点で作画時間に差がつくのは仕方がない。
とはいえ、どの工程に時間がかかっているかの確認は必要だ。
ということで記憶を頼りに概算してみる。
出してみた・・・が、これが短いのか長いのか分からない。どの工程に時間がかかり過ぎているのか、平均的な速度が知りたいところだ。
ということで調べてみた。
何人か作業時間を公開してくれているnoteの記事や、こういったサイトを拝見したが、結構3〜6時間といった振れ幅で、内容にもよるので一概には言えない感じだった。
ただ自分の作業時間はそんなに殊更遅いという程でも……と思ったが、
上記の時間には、プロット〜ネームまでがすっぽ抜けている。まあ始めてだし試行錯誤前提だし時間がかかるのは良いのだが、それを含めると一体何時間になるのか検討もつかない。
かといって、未だ不肖の身としてはそこを削りたいとは思わないので、とりあえずもっと自分の細かい作業時間を出せるようになるのが目下の目標かもしれない。
学び:ブラシサイズを変えてみた
いつだったかの記事でペンの設定を直して筆圧弱者でも描けるように変えた(筆圧で出る強弱を弱めた)という話をした。
あの後ずっと描いていて、ひとつ困ったのが、細かい描き込みが出来ないという事だった。大きいコマなら良いが、小さいコマだと難しい。
さらに背景を描く段階になり、色々参考資料を集めていると、思ったより繊細な描き込みがされていることに気付いた。
このペンの太さではそこまで描けんぞ……!
となったので、単純にブラシサイズを細くすることにした。
今までが太すぎだったんだろうか?
考えてみれば今までカラーイラストも大体この太さで、やたら線が目立つな〜とは思っていた。
………太すぎか!
今までこのくらい太くしてないと線が出ない……😂と思い込んでいたが、筆圧弱々用のペンなら全然大丈夫だった。今後はカラーでもこのくらいの太さにしていきたい。
トーン化のモアレについて
基本的に全ページ、グレーで塗った後にそのレイヤーをトーン化することで処理してきたのだが、どうにもモアレが起きている気がする。
正直トーンの種類とか使い方が分かっていないため、少し調べてみた。
トーンの理屈自体は分かるのだが、デジタル上での確認の仕方が分からなかったので、これはかなり助かった。
グレースケールの原稿で、トーンも使う……ようなイメージで進めていたが、難易度が高くモアレしやすいらしい。
とりあえず一旦このまま進めて、後でモアレの確認を全ページ通してやることにする。
12月(年内)で終わらせるために
……とにかく描くしかない!
(完)