Vol.37【ペドロウソ〜サンティアゴ・デ・コンポステーラ】スペイン巡礼おばさん奮闘記
22/06/23 巡礼6日目
もう少し感動するかとも思いました
が、スマホの充電が切れそうだったので、とにかく宿に急ごうと焦っての到着です。でも、とにもかくにもやり遂げた、という充実感に満たされています。
朝起きたら、なんとか身体が動きました。昨晩、干していた洗濯物を取り込まなきゃと何度も思いながら身体が動かず、21:00過ぎて暗くなってからでは湿気てしまうと頑張って取り込みに行ったと同時に、ベッドにバタンキューでした。朝起きられないとどうしよう、と思いましたが、
睡眠は最良の薬
ですね。あ、持っていってたボルタレンは一錠飲みました。
巡礼路沿いにはたくさんの出店
が出ています。巡礼者が多い時はいいでしょうが、少ないとちょっと寂しいかもです。それで、お店によっていろいろ工夫しているのがわかります。人だかりになるお店とがらんとした所、まちまちです。
あまり写真には写るまいと思っていましたが、気がついたらいろんな場所で
記念撮影
をしていました。いとsh糸島110kmウォークのボランティアの時のTシャツ。日本ではちょっと恥ずかしくて外では着れませんが、こちらでは毎日の様に着させてもらってます。洗濯してもすぐ乾く優れものです。
こちらのカミーノ沿いのお宅はホタテ貝が飾られていることが多いです。
巡礼者にとって、
ホタテ貝
と瓢箪と杖は「三種の神器」と呼ばれています。サンティアゴ・デ・コンポステーラがあるガリシア地方がホタテ貝の名産地で、昔の人は、巡礼を終えた証拠として自分が食べたホタテ貝の貝殻を持ち帰ったそうです。また、ホタテ貝は「再生」を意味する(ビーナス誕生にも描かれています)ことから、サンティアゴ巡礼をした者の魂も「生き返る」という意味も兼ねているそうです。
さて、サンティアゴ・デ・コンポステーまであと10kmと先が見えてきた頃から、やはり私の足はジンジンと痛み出しました。長歩き、特に舗装道路の歩きは左親指付け根から甲の架けての神経を刺激してくる様です。
あと5kmで到着ですが、写真もいっぱいあるので、次に続きます。
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