見出し画像

Vol.37【ペドロウソ〜サンティアゴ・デ・コンポステーラ】スペイン巡礼おばさん奮闘記

22/06/23 巡礼6日目

もう少し感動するかとも思いました

が、スマホの充電が切れそうだったので、とにかく宿に急ごうと焦っての到着です。でも、とにもかくにもやり遂げた、という充実感に満たされています。

昨晩こんな可愛らしいペンションで過ごしたにも関わらず、全身倦怠感でベッドに突っ伏したまま朝を迎えてしまいました。
朝7:00過ぎはモヤがかかっていて、肌寒いです。
今日はルートロスしない様に慎重に進みます。
途中、綺麗な薔薇に足を止めます。
ユーカリの林なのか、いい香りに包まれながら歩きます。

朝起きたら、なんとか身体が動きました。昨晩、干していた洗濯物を取り込まなきゃと何度も思いながら身体が動かず、21:00過ぎて暗くなってからでは湿気てしまうと頑張って取り込みに行ったと同時に、ベッドにバタンキューでした。朝起きられないとどうしよう、と思いましたが、

睡眠は最良の薬

ですね。あ、持っていってたボルタレンは一錠飲みました。

カフェで一休みして
また林の中を進みます。
林の途中、屋外でお土産物を売っている場所がありました。
車で出店しに来るのでしょう。結構人だかりができていると思ったら、
こんな昔の封書に印をつける様なシェルスタンプを押してもらえるのです。出来上がるまでに1〜2分待たされますが、いい記念になります。お土産物を購入したら押してもらえるみたいです。私も小さなモノを一つ購入しました。

巡礼路沿いにはたくさんの出店

が出ています。巡礼者が多い時はいいでしょうが、少ないとちょっと寂しいかもです。それで、お店によっていろいろ工夫しているのがわかります。人だかりになるお店とがらんとした所、まちまちです。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港の横を歩いて行きます。
面白い門柱飾りのお宅の横を通って
ラバコージャの標識です。
メガネの女の人(?)の大きな絵を左に見て、
小さな木造の橋を渡った所が、
サンティアゴまでちょうどあと10kmのモホンです。後ろのカップルに記念撮影を頼みました。

あまり写真には写るまいと思っていましたが、気がついたらいろんな場所で

記念撮影

をしていました。いとsh糸島110kmウォークのボランティアの時のTシャツ。日本ではちょっと恥ずかしくて外では着れませんが、こちらでは毎日の様に着させてもらってます。洗濯してもすぐ乾く優れものです。

こちらのカミーノ沿いのお宅はホタテ貝が飾られていることが多いです。
巡礼者にとって、

ホタテ貝

と瓢箪と杖は「三種の神器」と呼ばれています。サンティアゴ・デ・コンポステーラがあるガリシア地方がホタテ貝の名産地で、昔の人は、巡礼を終えた証拠として自分が食べたホタテ貝の貝殻を持ち帰ったそうです。また、ホタテ貝は「再生」を意味する(ビーナス誕生にも描かれています)ことから、サンティアゴ巡礼をした者の魂も「生き返る」という意味も兼ねているそうです。

表札がワンちゃんの名前
黄色いやじるのゴールド版
セントバーナード(?)塀の上から通り過ぎる巡礼者を眺めていました。
トニックウォーターとアグア(水)
これが一番美味しいです。
重い荷物を車輪で引きながら歩いている人もいます。

さて、サンティアゴ・デ・コンポステーまであと10kmと先が見えてきた頃から、やはり私の足はジンジンと痛み出しました。長歩き、特に舗装道路の歩きは左親指付け根から甲の架けての神経を刺激してくる様です。

そんな足を庇いつつ、モモンテ・ド・ゴソの教会に到着しました。
教会の中は結構シンプルでした。
北海道のガーデンを思わせるような
モンテ・ド・ゴソの丘
サンティアゴまで5km程の地点、
モンテ・ド・ゴソでもう一泊して次の日の朝早くにサンティアゴに到着する予定にしている人も多いです。
黄色いお花が太陽に映えます
道端のお花が可憐で可愛い

あと5kmで到着ですが、写真もいっぱいあるので、次に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?