【 姫だるま 】アルツハイマー認知症母の介護奮闘記2024/06/16
母が退院してもう一週間になります。グループホームの自室に戻ってからどの様に過ごしているのでしょうか?
昨日グループホームの施設長さんからのお電話は、今まで使っていて持ち込んでいたS サイズの紙パンツが小さすぎて介助しにくいので、Mサイズの紙パンツを購入していいかどうかの問い合わせでした。もちろんそうしてくださいとお願いしました。
母のその他の状態について尋ねると、
「全身至る所が痒いのか、指で摘んだり、掻きむしったりする状態が続いてます。」
との事。
傷を掻き破ったりしないように手袋を探してくれて、はめて様子を見てくださっているようです。
病院のベッドに寝ている時も、確かに無意識で鼻や腕をさすったり常に動かしていました。リンデロン軟膏が処方されていましたが、指の力は落ちていなくて皮膚を摘んだりして皮が剥がれていました。
以前にも書きましたが、母は若い頃とっても別嬪さんで、7人兄妹の中でも一番綺麗に写真に収まっていました。色白の肌も自慢だったのですが・・・
皺は許せても、引っ掻き傷は見ていて可哀想に思えて来ます。
痒みが治るといいのですが・・・
先日、くじゅう山を登った帰りに、竹田の姫だるま工房を訪れました。
「水曜どうでしょう」で一役有名になった後藤さんのお店です。泊まったホステルに飾ってある姫だるまに一目惚れして
「どこで手に入りますか?」
と尋ねたら、
「お土産物屋さんでは数年待ちになる人気商品なので、直接工房に行ってみてください。運が良ければ出来上がったのがあれば分けてもらえるかもしれません。」
と教えていただいたき、車で10分位のところだったので行ってみました。
一つ一つ手作りで眉、目、口と細い筆で描いていらっしゃいました。顔の表情もそれぞれ、ひとつとして同じモノはできないのだそうです。
持ち帰った「姫だるま」は両手で抱えるくらいの大きめのサイズでした。和室の床間に飾りました。愛らしい表情に癒されます。