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【 退院 】アルツハイマー認知症母の介護奮闘記2024/06/07


手術後およそ2週間の入院予定が、今回はもう「退院になります」とのご連絡がありました。5/25に緊急入院して、5/29に手術、そして6/9が退院予定ですので、入院してからはちょうど2週間ではあります。前回の恥骨骨折の時のように、リハビリ病院への転院が無ければ、こんなにもあっという間に退院できるのかと少し驚いています。

今回は家族の希望を聴取した上で、病院とグループホームの施設長さんとのやり取りで、退院の方向に向かったようです。なんか、とってもありがたいです。以前のグループホームだったら、こんなにもスムーズに事が運ばなかっただろうな〜と、今更ながら今のグループホームに入れていただいて良かったと思います。

しかし、母はまだ歩けません。ベッドから車椅子への移乗時に辛うじて立ち上がる事ができるだけです。

「母専用の車椅子を準備する必要がありますか?」

とホームの施設長さんにお聞きしたら、

「しばらくはホームの車椅子を使って様子を見ましょう。」

との事。必要になったら介護用品業者と相談したらいいそうです。何から何までありがとうございます。


先週の土曜日の夜から日曜日に、念願のくじゅう登山を満喫して来ました。多くの人がミヤマキリシマの開花を見に集まるだろうから、前回のように駐車場がいっぱいになったら困ります。という事で、夜中に移動して、暗いうちに駐車場に車を停め、少し仮眠してから登りだそうと息子と計画を立てました。
そうしたら、土曜日の夜11:00過ぎに息子が寝室のドアをたたきました。早めに横になったとはいえ3時間ほどしか眠れていません。どうも、真夜中の1:00位に出よう、と言ったのを11:00と聞き間違えたようです。彼は登山の準備バッチリで私が起きるのを待ち構えていたようです。

まあ、それで予定よりは少し早いですが真夜中の0:00過ぎに家を出発しました。昼間の明るい時と真夜中の暗い時間帯では交通量もグッと少なくて、3:00過ぎには駐車場に辿り着きました。途中、野生の鹿を何頭か見かけてびっくりしました。道路上の鹿の方もこんな時間に車が来るとは思っていなかったのか、しばらく固まっていましたが、お尻を向けて去って行きました。道路の注意板に「野生動物注意⚠️」があったので、時々こんな風に遭遇するのでしょうね。

車の中で仮眠して、4:30頃からゴソゴソと起き出しました。みなさん考える事は同じですね。その頃には駐車場は満杯になっていました。明け方の空気はピリッとして、寒いくらいでした。毛布を持ってこなかったのが悔やまれました。

そんなこんなで、母の緊急入院の知らせを受けて駐車場から取って返した一週間前のリベンジ、しっかりと果たせました。

下山後も山登りの余韻に浸りたくて、竹田のホステルに一泊して帰りました。思いがけない息子との2人旅、いい思い出が作れたと思います。


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