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Vol.34【パラスデレイ〜メリデ】スペイン巡礼おばさん奮闘記

19/06/2023 巡礼3日目

ここの区間はみなさんもう少し先へ進んで距離を稼ぐ場所のようです。私は、1日20km以上は無理だと自己判断して、細切れで歩いています。それに、メリデで達成したい事があるからです。

美味しい

タコ料理

ガリシア名物のタコ料理プルポ目指して歩きます。有名なア・ガルナーチャのお店の中は大勢のお客さんであふれていて、ほとんどの人がプルポを注文していました。柔らかくて、1人でペロリと平らげました。

アルベルゲ近くのスーパーマーケットの鮮魚コーナーにも丸々としたタコが並んでいました。

メニューは写真付きで選びやすいです。
お店の中はほぼ満席です。
これです。スープとプルポとビール、ほとんどの人がプルポを注文していました。珍しく爪楊枝が付いてきて嬉しいと思ったら、タコに突き刺して食べる用でした。
入り口のタコもいけてます。

ここに到着するまで、距離として徒歩15.1kmです。プルポの話ばかりではなく、

パラスデレイ〜メリデまでの道中記

を書かなければですね。

まずは、パラスデレイを出発して、

緑の多いこんな道を進みました。
オルレ発見
ここにもオルレ
通りがかりの池(?)だったかな?
水に映る緑と光のコントラストが綺麗です。
今日もしっかり黄色い目印に沿って歩きます。
またまたオルレ
オルレの写真ばかり撮ってしまいました。
本当は、一番古いオルレが残っているという情報を聞き、それを記録に残したかったのですが、どれも古そうで、最古がどれかなんてもうどうでもよくなっていました。

2日目、

3日目のカミーノ

は毎日のルーティーンに慣れることと、歩きに集中していたので、周りの景色はあまり見えていませんでした。後になって思い出し思い出し書こうとしていますが、写真を見ても、「これ、どこだったかな?」って写真が多いです。記憶力の無さと身体的疲労からくる一種の健忘症でしょうか?勿体無いですね。本当に、一度で覚えられる人が羨ましいです。でも、どこを見ても新鮮で、新しい発見ができるという一面もあります。

1時間程歩いた所で朝食です。今日は紅茶とバナナにしてみました。
こんな可愛らしいバルが至る所にあります。
屋外で風に吹かれながらのんびりと紅茶を頂ける贅沢。
大きな鉢の紫陽花がとても綺麗です。
アルベルゲを指す看板には惑わされずに、ひたすら黄色いカミーノの矢印を目指します。
サンティアゴまで59,460kmを示すモホン
バルの看板だったかな
写真付きのメニューがデカデカ表示されているバル
目もくれず進もうかとも思ったのですが
大好きなチョコアイスをいただきます。
食後に必ずデザートとして甘い物が欠かせなくなってきました。

朝宿を出る時はかろうじて降っていなかった雨が、バルに入ると降り出し、歩き始めようかという頃に小雨になるという

お天気

でした。快晴で暑いよりもちょっと肌寒く感じるこれ位のお天気の方がカミーノにもってこいです。

小さな手作りお土産もの屋さんがありましたが、寄り道することなく先を急ぎます。
木の切れ端でお土産もの屋さんを示していました。
ここにも綺麗な紫陽花がたくさん。
聖ヤコブの銅像(?)
お墓
何の実?
ここのお土産もの屋さんでお水を購入
教会
マンホールにもホタテ貝
有名なメガネ橋
何のアート?十字架
敷地の広いお家
サンティアゴまで55,500km
ピンクの花
これもピンク
オルレ
バラと紫陽花

だんだん、今日の

目的地のメリデ

に近づいて来ました。

今日の宿泊先のアルベルゲ。だだっ広い部屋に2段ベッドが10数台並んでました。私は一番奥の窓際。ですがシールで窓が塞がれていて外の景色は見えません。
ガリシア州メリデは、可愛らしい町でした。
スーパーで買ってきたパック入りの野菜サラダ、この日の夕食と次の日の朝に分けていただきました。
スーパーに並んでたチーズ
シーフード
冷凍タコ
お寿司
気持ちの良い歩きやすい道が多かったです。

メリデの町で、数組の

日本人の巡礼者

と遭遇しました。久しぶりに日本語でお話しすると、初めて会った方でもすぐに打ち解けることができました。みなさん、サンジャンピエドポーからずっと歩いてこられた方ばかりで、サリアからのたった114kmしか歩かない私とは苦労の程度も計り知れない物があるのでしょう。日焼けした肌や、旅慣れたパッキングの様子に尊敬の念を抱きました。

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