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Vol.11【福智山・鷹取山縦走の巻】スペイン巡礼おばさん奮闘記

6月初旬にピレネー越えをする練習をして来ました。
サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからロンセスバージェスまで25km。標高200mのサン・ジャン発とはいえ、山岳を経由するナポレオンルートは5.2km先のウント(Huntto)、そこから2.8km先のオリソン(Orisson)位にしか宿泊施設が無く、ほとんどの健脚の方は終点のロンセスバージェス(Roncesvalles)まで一日で歩き切ると言います。上り下りを繰り返しながら標高1,430mのレポエデール(Lepoeder)峠を越えて、果たして歩き続けられるのか?

内ケ磯登山口からまずは標高900mの福智山に登り、水仙の綺麗な鷹取山(633m)を経由して上野峡まで下りる予定です。
出発が遅く、上野登山口に一台車を停めてから、もう一台で内ケ磯ダムの駐車場に向かい内ケ磯登山口を出発したのは10:00を過ぎていました。途中、荒宿荘でトイレ休憩と昼食をいただき、12:30に福智山山頂に辿り着きました。膝の調子はまだここまでは大丈夫でした。
上野越で鷹取山に向かうくらいから少し左膝に違和感が出てきましたが、山頂の満開の水仙を目にすると途端に元気が出て、写真を撮りまくりました。山頂到着は14:00頃。
2月に来た時は、お天気もイマイチで、白い霧の中、お花のないだだっ広い山頂で寒さに震えていましたが、今回はまるで天国のような風景にみんな感激して、テンション上がりまくりです。平日だったからか、他の登山客はほとんど居られず、この景色を私達だけで独り占めです。甘いオヤツをいただきティタイムを楽しんでいたらあっという間に15:30にもなっていて、下山の覚悟を決めました。
有名な虎尾桜🌸を目指して頑張って登り返しましたが、ほとんど葉桜になっていました。少し時期が遅かったようです。
上野峡まで降りて白糸の滝を観にさらに急登を登り返したくらいから膝の痛みがひどくなって来ました。同じ急登を降りる際には躓きやすくなっていて、転けないように細心の注意をして歩きました。
歩数にして2万歩、距離にすると14kmほどですが、やはり山の上り下りが膝にこたえることがわかりました。

上野峡の車に乗り込んだのが17:00頃。それから近くの温泉で汗を流して疲れはそれほど感じずに帰路につきました。

[考察]ピレネー越え25kmを一日でクリアするのはやはり今の状態では無理のようです。身体を鍛えるのと、オリソン辺りでの途中休憩を考えたいと思います。

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