理不尽にブチ切れろ。

いや〜〜〜〜〜〜〜、まいった。

いきなりなのですが、僕の人より長けてる部分として、共感力ってのがあります。

とても素晴らしい能力だと思っています。相手の気持ちを察知して、共感できる力です。だから大抵のコミュニケーションは円滑に進められます。

それは会話の内容が自分の意見と違うものになっていたとしても、です。相手の立場や気持ちに寄り添い、相手がどんな気持ちになれば上手くコミュニケーションをとることができるか、というのをずーっと考えている感じです。

だから、人とあまり衝突したことがありません。単純に人と議論するのがあまり好きじゃないというのもある、というかそもそも、共感力が高いから衝突することがないのです。

衝突するなあと思ったら、会話からこっそり逃げたり、話をすり替えることなんて何回もやってきました。

ただ、これは本当に素晴らしい能力だけど、たった一つだけ自分の体に大きな損傷を与えてしまいます。それは、自分の感情を自然と無視するようになるということです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

先日、久しぶりに自分の感情が爆発する機会がありました。相手があっての怒りだったのですが、別に相手側からしたら悪気は全くない出来事です。

そして、客観的に見てもそれは単なる互いの認識の違いです。それでも僕の怒りは沸点に達してしまいました。

問題はこのあとです。僕は相手に悪気がないことを察知してしまいました。そして、僕は怒れませんでした。感情を上手く伝えられませんでした。言葉が何一つ出てこなかったのです。

その時はもうわけがわからなくなって支離滅裂なことを言っていましたが、でもこんなことは年に一回あるかないか。普段の僕は、何か怒りがあってもその感情を論理で無理やり抑え込んでいたんだなって、初めて実感しました。

本来感情はコントロールすることが出来ないものです。相手が正しかったり自分が間違っていると分かっていることと、自分の心のそこから出てくる感情にはなんの相関関係もありません。

僕たちはただ嬉しく、ただ悲しく、ただ悔しく、ただ楽しいだけなのです。その心を無視して続けていれば、僕たちの心はどんどんふさぎ込んでいくでしょう。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

理不尽にブチ切れろ。

これは人に迷惑をかけろ、といったメッセージではありません。あなたが今感じている感情は大切にして、そしてどこかのタイミングで表現したほうがよいということです。

たまには、会社とか友達とか上司だとか男だとか女だとか関係なく、理不尽にブチ切れて「私はこう思ってるんだよお！！！！！！」と表現してみてもいいのかもしれませんね。

特に共感力高いなって思う人は、ちゃんと発散するんだよ〜〜〜。

自戒しかこめてない。

よっていってくれてありがとう！！

さくら