世界にたったひとり。
今日は、フワフワした文字を書いてこう。雲にのったときみたいにね。
ま、雲に乗ったことはないんだけど、想像力が豊かな君ならわかるよね。信じてるよ。
おはなしのハナシをします。
おはなし。べつべつのお腹から生まれ、べつべつの家で育ち、まるで違う洋服を来て、似ても非なる学校で学び遊んだ君と僕。
そんな君と僕が、今日ここでおはなしをする。
はて、きみのことをどれくらい分かってあげられるだろうか。わからないってこわいな。君の問いかけに”そうだよね”って言えるかな。言えないときはどうしたらいいんだろうね。
変なつくり笑顔とか、しそうだよね。心にもないことを、いいそうだよね。盛り上がらなきゃ、落ち込みそうだよね。
通じ合えないことが怖くて、情けなくて、自分のせいなのかなって考え込んで、どうしよって固まっちゃうよね。
だからいいたいことは言えなくて、伝えたいことは伝わらない。
ただ、そのシーンがちゃんと終わりますように。嫌われませんように。
それが僕にとっての、おはなしのハナシ。
僕はこういう人間だ。
世界でたった一人の、こういう人だ。
無理をします。ときどき。
いやなこともやります。わりと。
苦手なことが多いです。多分人よりも。
それでも、誰かのために何かしたいです。
目の前の人に笑っていてほしいです。
自分のワガママも聞いてほしいです。
困ったている人がいたら助けたいです。
お金も欲しい。
服もほしい。
旅行へ行きたい。
おいしいものを食べたい。
すうこうな理念や、自己実現欲求がすべてじゃないから。
あれもこれも、僕だから。
君もそうでしょ?
一緒に悩んで、進んでいこうね。
さくら