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京都、絵に描きたい情景〜その2      月を想う。

 

ぷかぷか宙に浮く詩人の心。

目を閉じれば、あっという間に月まで飛んで行ける。

広がり続ける僕のkokoroは、暗黒宇宙との境界を曖昧にしてしまう。

どこまでが僕で、どこからが僕でないのか。

頭がボーッとなって

宇宙全体が風邪をひいたような感覚だ

だから「コホン」と、ひとつ 

僕は乾いた咳をする・・・


大好きな京都を絵に描きたい。

京都の月は美しい。

深夜、東山から顔を出した二十六夜の月。

微かな光を支えにじっと佇み、朝を待つ鴨川の青鷺。

鎮守の深い杜に祈る巫女。

三つの心象は引き寄せ合って ひとつの風景となった。

タイトルは

京都、絵に描きたい情景より〜その2

「 月を想う。」

月を想う2

                                                   


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