新年早々おすすめ展🎍ありそうでなかった！「琳派」と「印象派」の大々的な比較☀@アーティゾン美術館・京橋👑パリ、東京・京都の天才が共演♪

2021年1月2日 19:23

今までありそうでなかったのが、「琳派」と「印象派」の大々的な比較展示👑しかも、キーワードが「都市文化」というのが新しい✨
都市で才能を開花させた東西の天才たちが、同じモティーフをどのように表現したのかを間近空間でじっくり見比べられます♪

1.「琳派」の水と「印象派」の水

例えば水☔尾形光琳の流水紋柄の陶器《流水図広蓋》とモネの《睡蓮》の水面の様子は劇的に違う！👀完全にデザイン化された記号的水 VS 抽象化されているけどやはり写実的な水。どちらも同じような長方形におさまっているのが面白い。

そして踊り☀これは、俵屋宗達《舞楽図屛風》を遠目にドガの《右手で右足を持つ踊り子》の彫刻を見る構図。重厚な装束を着て踊るおじさんたちと、ヌードでしなやかに踊る少女なのであまりにも違うのですが。。。笑。。。東西の踊りの形式化や美意識がそれぞれオリジナルに進化したことがわかります！

ハイライトは鈴木其一の《富士筑波山図屏風》に挟まれたセザンヌの《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》🏔かな！まずは、筑波山とサント=ヴィクトワール山が酷似しているのにビックリ👀✨キュビスムが入った描き方と、のっぺり平面描写の違いもまざまざと☀

日本の江戸時代の大都市（京都・東京）と同時代フランスの大都市パリで花開いた洗練の極致をお散歩できる至福空間ですよ👑
※プレス向けの内覧会に行って主催者の許可を得て撮影しています。
会期・2020年11月14日[土] - 2021年1月24日[日]

【カフェ情報】
併設の「ミュージアムカフェ」がこれまた素晴らしい！
美味しくて美しいのです💐
海外勤務の経験をもつ若手料理長が紡ぎだす数々のお料理やスイーツは、味もビジュアルもアートでうっとり💛おすすめです！
私はこんなランチをいただきました。

アートもグルメも満喫できますよ(^^♪