これはアートの仕業👀いつもの東京が見なれぬ景色に!これから2か月は都内が旬☀旅行に出なくても退屈しない!
東京の街を舞台に開催する国際芸術祭東京ビエンナーレが7月10日からスタート☀9月5日まで☀そのキャッチ・フレーズは「見なれぬ景色へ」!!
近年、都内アート散歩の魅力にとりつかれていた私にとって、夢のような芸術祭が始まりました~♪ 開催エリアは、東京都心北東エリアにあたる千代田区・中央区・文京区・台東区の4区にまたがりますが、広がりすぎずにちょうどいい感じ☀ 1区につき1日づつとか、たっぷり巡りたいな~と今からウキウキ♪
総合ディレクターは、中村政人さんと小池一子さん。
今日はそのアートコースから見どころをダイジェストでレポートします!
【その1】御茶ノ水の湯島聖堂から出発☀
ガラスの作品と音の作品by 宮永 愛子さん。
江戸幕府の官学所「湯島聖堂」
前庭にガラスの作品がランダムに散らばる。遠くから眺め、近づいてみよう。覗き込むとまた違う景色が見えてくる。この日は雨の中の揺らめきがみえました。太陽がさんさんと照る日はまた違った光を発するとのこと!
「過去を鎮魂し未来に捧げる「祈りの空間」をつくりだします」(by 小池一子)
古代の石サヌカイトに、欄干から水が滴ると美しい音色を奏でる作品。聞き入る作者の宮永 愛子さん。なんと、晴れた日でも、残り水が落ちてきてちゃんと音を奏でてくれるとのこと!
【その2】御茶ノ水の額屋さん優美堂☀まずはファサードの表富士に注目!それに上って屋上に出ると、裏富士が!なんとこの富士山、「富士塚」登録もされたそうです🏔
ギャラリーとカフェもあってくつろげる~。総合ディレクターの中村政人さんが会期中ここに住みながら優美堂の内外をどんどん作品にしていきます。優美堂の手作り額に入った作品もジャンジャン増える。展示販売もしてますよ~。プロジェクトチームも最強!
屋上には裏富士が!ビル群のハザマ。この富士山を制作したのはO JUNさん。
作品は全て、歴史ある優美堂の手作り額で額装。中村政人(写真)さんが対話型で作品を創っていきます。
【その3】御茶ノ水のレインボービル9階!大きく広がるインスタレーション空間にびっくり!街で見かける様々なものがアートに!
まず、こんなレインボーなビルがあったことにビックリ。芸術祭がなければ気づくことはなかった。。。レトロなビルだけど、現代のLGBTQ+シンボルにもなり得る勇壮な姿🌈
中村政人さんは、ここにも住み込みでこんな作品群を制作。町で見つけた不思議な物たちを集めてアートにしてしまう!無名の人々の行為をとりあげ、その行為を考察するきっかけに。
知る人ぞ知る?テーラーメイドのYシャツ店「顔のYシャツ」の店頭看板@千代田区神田小川町2-1-2。目抜き通りが交差する小川町交差点のすぐそば!
こちらも展示物になっています。
【その4】東京駅を背景に #AR三兄弟 の AR 作品が動く!ちょうどウェディングの写真撮影中だったので、花嫁さんも、ARも、両方一緒にアート!
スマートフォンのアプリをゲットして鑑賞!身体に経験を宿した人間の動きとフォルムをデジタル化したものを、ARで出現させることができます。新作には、「進撃の巨人」も!
※詳しい鑑賞法方はこちらへ→
https://tb2020.jp/project/scale-of-the-city-and-experience/
【その5】大手町ファーストスクエアビルに、#Hogalee さんの巨大ガールが!
【その6】銀座三愛ドリームセンタービル9階ギャラリーにて遠山正道 さんの展覧会☀10進法時計のタイムマシンで未来に思いを馳せて!
新手のタイムマシン?!OTM(遠山正道 さん作)には乗ることができます。
「OTMに乗ると、行きたい未来に行けます。
OTMには、誰でも、好きな時間だけ乗ることができます。
OTMに乗って、行きたい未来へ、行きなさい。」
【その7】
数寄屋橋公園では原発の標語から取った『明るい未来』という言葉が岡本太郎のオブジェに掲げられている!指先には鳩が2羽!
【その8】神田には、「着替える家」出現☀西尾美也 さんの布・服のインスタレーションが歴史ある建物をジャック!ワークショップもあり!
もう1人の総合ディレクター小池一子さん。「東京の街の中で何かが起こること、それを起こすのはアートだ、ということを告知するキャッチ・フレーズが「見なれぬ景色へ」です。」と語ります!「意識もせずになじんできた通り道に違和感を感じたら、それがアートの仕業だったということも起きるでしょう。日常の空間や景色を新しい目で見て未来へつなぐ、今からやり直せることを発見する。この厳しい夏だからこそと、アートへの強い願いをこめています。」との小池さんのメッセージに激しく共感☀
心と体の感性を最大限に開いて東京の街へ繰り出しましょう!
そして、歴史、現在、未来へ思いをはせ、想像を羽ばたかせ、自分だけのオリジナルアートストーリーも創ってみては?!
また、今回は、いたる展示場所にてAR体験が充実していることも特徴👀
作品が実在する会場に行き、スマートフォンをかざすと場所の景色と作品が重なり新たな風景が生まれるAR作品多数!その場所で体験するストーリー動画・音声などがら想像がMAX膨らみます!
【展覧会概要】
タイトル:東京ビエンナーレ2020/2021
会期:2021年7月10日~9月5日
会場:東京都心北東エリア(千代田区、中央区、文京区、台東区の4区にまたがるエリア)
住所:東京都千代田区外神田6-11-14(アーツ千代田 3331)
電話番号:03-5816-3220(一般社団法人東京ビエンナーレ)
開館時間:各会場によって異なる
料金:パスポート 一般 2500円 / 学生 1900円個別鑑賞券 一般 500円 / 学生 350円
☆入場パスポートやチケットが必要な場所もありますので、詳しくはHPをご確認くださいね⇒https://tb2020.jp/ticket/