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私は今、旅をしている。旅をしていたら、夢ができた。|瀬戸内ダイアログビレッジ
瀬戸内ダイアログビレッジ体験記・美羊編
瀬戸内ダイアログビレッジ
西瀬戸内海に浮かぶ倉橋島にあるゲストハウス。よく寝て、よく歩き、よく読んで…余白を楽しむ宿。旅人と、地域と、対話する宿。
私は今、旅をしている。
旅をしていたら、夢ができた。
誰にでもできることではなく、自分にしかできない何かで周りの人を幸せにできる人になりたいという夢が。
旅をしながら夢が見つかるなんて、思ってもみなかった。
『ダイアログビレッジ』
この場所との出会いが私を大きく変えてくれた。
今日はそんな話をしようと思う。
ダイアログビレッジ
ダイアログは「対話」ビレッジは「村」
地域まるごと宿と見立て
空き家が宿の部屋になり
図書室にも、時にはアトリエとしても活用できます。
アーティストが滞在する洗濯船があったり
文筆家が滞在する文豪の家になっています。
また周辺の施設とも連携し
お好み焼き屋さんが食堂、スーパーが冷蔵庫、病院が保健室、
さらに作家さんや花屋さんカフェなどの方とのダイアログも楽しめる宿で
空き家を部屋になり、新しい形態の対話のある村です
空き家を利用した異なったテーマの宿泊施設を提案します。例えば、一つの空き家をテーマに合わせてデザインし、各部屋ごとに異なった雰囲気や特徴を持たせることで、宿泊者がそれぞれの部屋で異なる体験を楽しめるようにします。
ダイアログビレッジを「対話のある村」として位置づけ、地域の方々と宿泊者が交流できるイベントやワークショップを開催することで、地域の活性化や地域との交流促進を図ります。
ビレッジ内の宿泊施設をアーティストの滞在施設として活用し、定期的にアーティストを招いて制作活動や展示会を行うことで、ビレッジ自体がアートの村として発展する可能性を探ります。
ダイアログビレッジを地域の文化の中心地と位置づけ、伝統的なイベントや祭りを集落と一体となって、地域の魅力や文化を宿泊者に体験してもらうことができるようにします。
ビレッジ内の宿泊施設をテーマごとに分け、それぞれのテーマに沿った体験やイベントを提供します。例えば、図書室なら読書会や作家のトークイベントを開催し、アーティストの滞在施設ならワークショップや制作体験を提供します。これにより、宿泊者が自分の興味に合った体験を楽しむことができます。
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私は、大学3年生。
3年間大学に通って、感じていることがある。
「大学で何を学んでるんやろう」
大学の授業は単位を取るために受ける・・・?
卒業できればいい・・・?
卒業後にいい企業で働ければいい・・・?
学んでいるというよりも、ただ、過ごしている感じ。
上手く説明できないけど、なんとなくこの時間がもったいない気がしていた。
もちろん、大学に入って、知識は増えた。
新聞の内容も理解できるようになったし、興味も出た。
友達もできたし、つながりができた。
「そもそも、将来何がしたいんかな。」
就職活動をする時期なこともあって、自分の将来のことについて真剣に考えるようになった。
やりたいことが特にないから
とりあえずお金がたくさんもらえる企業に入る。
自分の中で、それは少し違う気がした
本当に自分のやりたいことを見つけたい
これだ!というものに出会いたい
まず、いろんな人に出会って、感性を磨けばなんか見つかりそう
そして、一人旅が始まった
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海も山もいい、自然豊かな島
昔ながらの趣を残した住宅の間を通り抜け、たどり着いたのが
ダイアログビレッジ
ここで1週間の旅が始まる
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「初めまして、お世話になります。よろしくお願いします」
少し緊張していた。
「あ、いらっしゃい!まあ、座って~。かき氷食べる?」
温かく迎えてもらって、一瞬で緊張はなくなっていた。
色んなお話をして・・
「将来やりたいこととかあるの~?」
そんな話になった。
「まだ、全然定まっていなくて・・・」
「いいじゃん、じゃあ、これからだね~」
「とにかく、たくさん寝て、たくさん歩いて、本を読む。そうすると何かいいものが見つかるかもしれないよ。ここではそれを体感してみて欲しい」
たくさん寝て、たくさん歩いて、本を読む
ダイアログビレッジでは、これを「余暇三学」といって大切にしている。
この三つの余暇が、大事
ダイアログビレッジの周辺の人に触れる
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![](https://assets.st-note.com/img/1691289256269-SKWchRbWWR.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1691289295185-uL4OHCSNA6.jpg?width=1200)
みんな、好きなことを仕事にしていた。
無理のない範囲で働いていた。
無理をしていないから、余裕が生まれる
余裕があるから周りの人に幸せを与えられる。
働くうえで、生きる上で大切なことを教えてもらった。
これは、実際に現場に触れたからこそ、体感したこと…
中村さんの作るダイアログユニバーシティ
100の学びよりも現場の1回の体感
大学に対して感じていた違和感に対して
ダイアログユニバーシティはこれだ、って感じたよーーー
「仕事溜まってきたけど、海行きたいよね~海いこっか!行ったら何か面白いこと思いつくかもしれないしね!!」
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楽しみながら働く
決してさぼっているわけではない。
楽しんでいるから、周りにも幸せを与えられる。
また、体感して大切なことに気づいた。
![](https://assets.st-note.com/img/1691289441851-rp0giHUZft.png?width=1200)
この町はみんな優しい。みんな温かい。
みんな顔を合わせて挨拶してくれる
話しかけてくれる
この町はみんなが無理のない範囲で、好きなことをして生きている。
だから、心に余裕がある。
そんな人は周りも幸せにできる。
そんな生き方がしたい。
初めてそう思った。
私が体感したことを、私の周りの人にも体感して欲しい。
そうして今の夢ができた。
旅をしながら夢が見つかった。
必死で考え続けたわけでもなかった。
ただ単に歩いて、街の人に触れて、対話していた。それだけ。
でもそれこそが、一番大切なこと。
ダイアログユニバーシティが気づかせてくれた。
私のように今、違和感を感じている人、このままでいいのかと感じる人には一度は体感しに来てほしい。
新たな人生のスタートなることを願って