2024年も9月となる時に、12年半以上前に「名無しさん」として書いたと思う文章が話題になってる件について。
いつもの連載の続きを続けようとしてエンジンがかからずにいて、どうにか書き始めようと思ったら幾つかの大きな事があり、そちらについて書くことで頭を整理してたら、こういうツイートが流れてきました。
で、おへんじかいた。
まとめまで作られてた。
多分、この文章、私が書いてる。
さて、これ、2012年の2月9日に、当時の2ちゃんねるで書かれた文章なんですが、私が書いた記憶が強くあるんです。そして、この「呪い言」は、少し後にはてなブログで始めた「壊れたのだから、直すよりない。」や、このnoteへと繋がっていくのです。
追記:書いたスレッドがほぼ判明しました(2024-09-01 11:43)
togetterの件のまとめへのコメントから、どのスレッドか、ほぼ判明しました。ありがとうございます。
ただ、今現在、この過去ログの入ったサーバとつながらないので、少し検索すると、有り難いことにクリップしてくださってた方がいました。
このブログでは、
と評してくださってて、ありがたい限りです。
スレッド自体の空気感は、まとめサイトの幾つか(例えば、「まとめたニュース」)が記録してましたが、まぁ、私だったらキレてたよな。特にあの頃だったら。と思うような流れですね。
勿論、当時のあの手のまとめサイトはネット言論工作のために、生活保護バッシングを煽る目的で、私のような物言いはほとんどすべてカットしてた訳ですが(´・ω・`)
そんなんばかりはびこってたから、こんなことになるんだよ(´・ω・`)
本編続き。
ただ、当時の2ちゃんねるはお家騒動の前で、ISP(プロバイダ)単位での雑な規制がかなりきつくて、手持ちの専用ブラウザに書き込みログが残ってない(と言うか、13年にお家騒動が始まり西村博之氏達が追い出されるまでは専用ブラウザを使えるPCが繋がってるISPが一年の半分以上規制されてたので、使ってなかった)。
当時のことを、あやふやになり始めてる記憶を振り絞って思い出し書いてみる。
その為に、これは、たまたまISP規制が解除されてた時にWEBブラウザで書いたか、出先から戻る道中かなんかで、機種変してさほど経ってないスマホ(※機種変時期が記憶よりも半年以上早かったのに、Wikipediaの件のスマホに関する記述で気づきました。当時すでにガラケーじゃなかった…)から書いたかのどちらかではないかと思います(実際、パソコンで動かしてた専用ブラウザであるjdの書き込みログは、2011年の11月から、12年の3月9日まで欠落してる)…今、当時の書き込みログがHDDの何処かに残ってないか漁ってますが、未だ、見つかっていません。ごめんなさい。
これ自体は、当時の世相やネット世論の状況にせよ、マスコミの報道と言うよりもバラエティやワイドショーでの空気感にせよ、余りに現実を見ていなくて、それが一体近未来に何をもたらすか。私が明確に予想していた事を言えば言ったで頭のおかしい人扱いされるのが当然な程度には、世の中、原発事故まであって汚染がひどいことになってるのがなんかもみ消されかけてるにもかかわらず平和ボケしまくってた事に対して、色々とやりきれない気持ちを持ってた時に、ニュース速報板かどこかで書いたものだと思います。
野田政権での「揺り戻し」と自民党の復権が、「弱者」叩きを道具にして行われたことへの、自分などへの生存をかけた危機感が書かせた文章だったと思う。
トリガーになったのは、当時の野田政権が、自民党や霞ヶ関に媚び始めてた上に、揺さぶりもあって、ネット世論が先に立ち・それを主に大阪のテレビ局と自民党・とりわけ片山さつき議員たちが支えて煽るような感じで、生活保護バッシングを燃やし始めた事や、その他のいろんな「弱者」(この言葉使いたくなくなってる…)を切り捨てて、現実にある問題をなかったことにすべきだ。的な風潮がネット世論や大阪のテレビ局中心に作られていたことだったと記憶しています。
当時、私はかなり追い込まれてた感じだったのを、憶えています。私生活でも、子供のことでも、放射能汚染がなかったことにされつつあり、自分や家族の生命の危険を強く感じていた事でもね。
そして、私自体が社会人としては失敗してるところが大きかったので、そこでの実感と世の中の浮かれっぷりと言うかなんと言うかの落差で、正直、10年先・20年先どうなるか、理詰めで考えれば予測ができるような感じで、今と同じかそれ以上に悪くなってやしないか。と言う強い危機感を持ってました。
蛇足ですが、この辺りの危機感は、亡き親友の山本夜羽音くんが「ラブ・スペクタクル」と言う単行本に収録されてる「INTO THE JAIL」と言うエッセイ漫画でも書いてることと共通するものがあったりもします(漫画は18禁扱いの本に入ってるので注意!)
日陰を歩いてきたからこそなのか、好奇心が強いからなのか、見えていた「必然としての未来」。
色々なことを見たり聞いたり感じ取ったりしていく中で、理詰めでいろんな事を考えていくと、これはだめかもわからんね。という事ばかりだというのは、実は、90年代頭から持ち続けてて、それは強まったり弱まったりしながら来たのですが、このときは、多分、生活保護バッシングのようなところまでシバキ上げな風潮や同調圧力みたいなのが社会全体にはびこってて・しかも、現実は原発事故があり、僅かなりとも社会状況を良くしようとしていた鳩山政権や菅直人政権が、霞ヶ関や自民党、そして電力業界や米国と近いような利権筋と結託したマスコミと与野党の政治家たちに引きずり降ろされて、野田政権になったのはいいけど、世の中を。と言うか、私のような失敗者を突き落として行くような、良くない方向に戻すのばかりに熱心な感じで、世の中の空気もそれで何が悪い。って感じだったので、かなり絶望感が強かったんですよね。
その中で、何の話題に関するスレッドで、どういう流れであったのかはきちんと思い出せないのですが、確か、当時で言うところの「自己責任論」や「シバキ上げ」みたいな物言いばかりの書き込みで、流石にキレてアレを書いたんですよね。今回出てきた書き込みの成分の半分以上が、呪い言・ある意味捨て台詞だったと言っていい。
2012年前後のネット言論の空気感、とりわけ、西村博之管理人当時の2ちゃんねるのそれを思い出してみよう。
ココらへん、西村博之氏が管理人だった頃の2ちゃんねるの言論統制問題とも絡んできてたんですが、私のようなことを書く人間はものすごく叩かれてたと言うか、下手なことを書くといいがかりつけられて削除されたり・アクセス規制喰らったりしてたので「味方」が殆どいない状況でムカついてたのは確かだと思います。その中で少しでも爪痕を残そう残そうと、書かずにいられなくて「ギリギリ」を書くことを暇な時にやる日々であったので。
当時というか、もっと前から、それこそ、2ちゃんねるが2001年辺りからどんどん「ネット右翼」がのさばるようになって、それ以外の意見の人が袋叩きにされるのでは済まなくて、すぐにいいがかりつけられて削除されたりアクセス禁止にされるのに、「ネット右翼」はなんぼ暴言吐こうが脅迫じみたこと書こうが、後に「炎上」と呼ばれる行いを煽ろうがお咎めなしだった辺りから、それでも書きたいから書くって感じで書けるときには書いていたので。
そういう中で、私が日の当たらないところで普通の人があんまし見ないで済むようなことを沢山見る羽目になる人生で、そこから学んだり考えたりもしてたのもあって、逆に、近未来がどうなってるかということへの「カン」は働きやすかったし、知的好奇心や知識欲がとてつもなく大きい人なので、表に出てくる話にも出てこない話にも関心を持って情報集め等をしてはいた。そもそも、某かを書けばすぐに、「電波系」だ「陰謀論者」だとけなされ、笑いものにされるのは、パソコン通信に首を突っ込み・Nifty-Serveにも加入した1991年辺りからずーっとそういう扱いばかりでしたから。
扱われようには慣れちゃいたけど、ムカつくし。
扱われようには慣れちゃいたけど、ムカつくし、世の中の「先の見え方」の方がどう考えても間違ってるようにしか思えないような、そういう「推測の違い」のようなものが、沢山あって、すごいストレスになっていた。
世の中の見え方が全く違った私には、当時の人々の考えは非常に危うく見えた。まるで、崖に自ら突き進んで集団自殺するというレミング鼠のように日本社会が動いてて、それが自分と一切関係ないならどうでもいいのだけど、どう考えても、私も子供もガッツリ巻き込まれて、一番きっついしわ寄せを食らうことになるのが目に見えてましたからね。あ、レミング鼠が集団自殺するという話、間違ってるという説が最近は有力らしいですけど。
当時の予想を上回るひどい状況に、書いた数年後には傾き始めたが。
さて、最初の「呪い言」に話を戻しましょう。
まさか、これを書いた(と言う前提にします)数年後には、自称左派の多くが…フェミニズムでも左翼の顔してるだけのネオコンの類が主導して…おかしな方向に向かい始めるようなひどい事態になるとは思ってなかった。原発事故を巡る問題で、これを書いてから一年弱で安倍政権になるや否や、原発事故での被害なんて殆どなかった。放射能で死ぬ人は出てない。汚染のことを心配したり・福島や宮城や茨城などの汚染が厳しい土地の人々を他のところに移住させて社会を立て直させるのではなく、その土地に縛り付ける「呪い」に乗っかって、その「呪い」をおかしいという人々や身も蓋もない現実を伝えることが「福島差別」だなどと非難・糾弾するような側に、自称左派が転び始めるとは予想もしてなかった。
さすがに、そこの部分では一線は護るだろう。でも、それでも自称左派自体がそんな多くないから、世の中の「平和ボケ」ぶりに押し流され、この「呪い言」で書いたような感じで社会が、「持てる者」達のなすがままにされることによって破滅していくという結末は変わらないのだろう。そういう憤りを感じて、「呪い言」を書いた訳です。
まぁ、現実は、更にアカン方向に行った訳ですが。
左も右も関係なしに、「今だけカネだけ権力だけ」で、泥棒政治に疫病に戦争と…。
自称左派の多くが、安倍政権やネオコンの側に転び、それでもなお左翼とかリベラルの顔は続けていくし、左右とかそう言うのに関心のない人たちに対して矛先を向けて攻撃をしたりとか、裏で安倍政権的な存在やネオコンなどと手を組み利益を得ると同時に、大半の人びとを痛めつけることと利益がセットにされていくのが現実に起こってしまった。
児童ポルノ・買春禁止法制定から青少年健全育成条例や迷惑防止条例の「整備」に至るまでの流れで、あり得なくはないと予測はしていたけど、かなり悪い方の部類でもある「未来」へと進んでしまった。
そして、コロナ禍。
そして、戦争。
左右問わずに、大政翼賛会よろしくやって、現実に起こってることに目を背け、見たいものだけ見て聞きたいものだけ聞く。そこから外れてることを言う人間に対して「反米をこじらせたバカ」とか「ミソジニスト」「差別者」などと左派の側からも言って来て、仕事や生活をブチ壊す動きがされるのも、当たり前のことになった。
払うべきお代を清算させられ始めてる、今。
結果、今はまさに、それらの全ての精算を強いられてるんですよね。
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