イングランド王ヘンリー7世がヨーク家のエリザベスと結婚 (1486年1月18日)
イングランド王ヘンリー7世がヨーク家のエリザベスと結婚 (1486年1月18日)
イングランド国王リチャード3世 (ヨーク派) を、
薔薇戦争の「ボズワースの戦い」 (1485年8月22日) で倒した
リッチモンド伯ヘンリー・テューダー (ランカスター派) が
次代のイングランド王として即位したのが
ヘンリー7世ですが、
ミスタービーン役で有名なローワン・アトキンソン主演・脚本の
コメディードラマ「ブラックアダー」第1シリーズ (1983年 イギリスBBC) では、
ローワン・アトキンソン扮するエドマンド・ブラックアダーが、
ボズワースの戦いに遅刻して
間違えて主君であるリチャード3世 (イギリスの切手にもなった大物コメディアン、ピーター・クック扮) の首を刎ねてしまい、
それでも史実とは違って、リチャード3世の軍勢がヘンリー・テューダー (ピーター・ベンソン扮) の軍を圧倒し、
王子の一人 (エドマンドの父 [※1] ) がリチャード4世 (ブライアン・ブレスド扮) として王位を継ぐ、という架空の物語が「第1シリーズ」となります。
しかしドラマは冒頭で、今伝わっている「正史」こそが、
「リチャード4世の後の」王ヘンリー7世がでっち上げた大ボラであると語り、
大胆なイギリスのコメディー魂を発揮しています。
※1
ローワン・アトキンソン扮するエドマンドは
新王リチャード4世の「次男」ではありますが
王位目当てに、兄のハリー王太子 (ロバート・イースト扮) を追い落とすべく
自分たちの母であり、リチャード4世の王妃であるガートルード (エルスペット・グレイ扮) が、ハリー生誕前に不倫をしていたという手紙を入手し
王や王妃たちの前で熱烈な恋文を読み上げるものの、
実はエドマンド自身が生まれる前の手紙であると判明します。
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📖 「ブラックアダー」に関する本ブログ記事
ベン・エルトンは「ブラックアダー」シリーズでは第2シリーズから脚本参加。
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(5月7月21年6月更新)