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和辻哲郎 (1889年-1960年) の誕生日 (3月1日) 倫理学者・著述家

和辻哲郎  (わつじ・てつろう  1889年3月1日 - 1960年12月26日) 倫理学者・著述家

代表作「倫理学」「風土」「古寺巡礼」(こじじゅんれい)

🔍 青空文庫  和辻哲郎「古寺巡礼」1946年改訂版 (初版は1919年)

📝  1979年に岩波文庫にもなり広く読まれているバージョンは、この改訂版です。
私は文庫化される以前に「古寺巡礼」( なんと読むのかも分からず「ふるでらじゅんれい」と思ってた? ) が読みたくて、中之島図書館で岩波書店の単行本を探り当てました。
それも改訂版で入江泰吉の図録写真が後の岩波文庫版とほぼ同じ形式で載っています。

1924年の改版からの図録写真は小川晴暘で、入江泰吉の図録写真は昭和30年代からとのことゆえ、中之島図書館から借りた本は改訂版の重版となります。 
(当時、亀井勝一郎「大和古寺風物誌」や堀辰雄「大和路・信濃路」は文庫本で普通に書店に有り、100円ちょっとの、当時でも安い値段で買えましたが [いずれも写真は入江泰吉] 、「古寺巡礼」は幻の本となっていました。)

2012年、血気盛んなスタイルの1919年初版が、ちくま学芸文庫から発売されました。

🔍 ちくまWeb 「初版 古寺巡礼」について

http://www.webchikuma.jp/articles/-/899 

🔍 青空文庫 作家別作品リスト『和辻哲郎』

🔍 青空文庫  和辻哲郎「月夜の東大寺南大門」(「古寺巡礼」の一部 [二十一章] )


📷 夜の法華堂 (三月堂) 和辻哲郎が「古寺巡礼」二十一章 (リンク上貼) で月明りの三月堂を「これこそ芸術である。魂を清める芸術である」と讃えています。

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(16日, 21年3月23年更新)

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