聖林寺
天平時代末の十一面観音立像 (国宝) があることで著名。
同像は三輪山を神体とする大神神社の神宮寺の
大御輪寺 (おおみわでら 明治期の神仏分離令で廃絶。
本堂が大神神社近くの大直禰子 [おおたたねこ] 神社本殿として残る [※1.])
に有ったと言われます。
特徴的な円い肩の線が、西 (神宮寺のあった方向) から観た三輪山の形に似ている印象。
大神神社近くの寺院の御住職に伺った話では、
この旧大御輪寺本堂の内部と聖林寺十一面観音の (たしか光背も足した) 像高が合わなかったそうですが、本堂以外の堂宇にあった像の可能性もありますね。
山門前から三輪山 (奥の円い稜線) を望む
本堂 本尊は丈六 (じょうろく) 程の大きな石造地蔵菩薩坐像
📷 登廊の上に国宝十一面観音像の収蔵庫があります
(2018年5月27日撮影)
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(リンク)
🔍 聖林寺公式ホームページ
[※1.]
🔍 GoogleStreetView. 大直禰子 [おおたたねこ] 神社前 [東向き]。奥の本殿が、(かつては大神神社神宮寺で聖林寺十一面観音などを有していたが、明治期の神仏分離令で廃絶の) 大御輪寺 [おおみわでら] 本堂だった。/この画像は埋込が成らなかったのでURLを貼出)
/🔍 同。大直禰子神社本殿 (旧大御輪寺本堂)
🔍 橋川紀夫さんの記事「大御輪寺の興亡」
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