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イギリスで食べたもの・お店で見かけたものをたっぷりとご紹介 ③
2ヶ月のイギリス滞在で、食べたものやお店で見かけたもの、食事情などを振り返りながら書いている記事のシリーズ3回目です。
今回が最終回。
画像にも使ったお父さんが作る家庭料理ホットポットや、聖地で作られる伝統的なミードというアルコール飲料。
さらにはイギリスで食べた寿司、350年前から続くパブでの美味しいランチなど、たっぷりとご紹介。
書きながらお腹が空いてきました・・・
イギリスで食べたもの③
こちらはイースター用のチョコレート。
このような大きなイースターのチョコレートをあちこちからもらう姪っ子たちは、毎年少しづつ食べているようです。
確か①でもウサギのチョコをご紹介したと思いますが、こちらは大きな卵の形。中には小さなチョコがたくさん詰まっています。
姪っ子たちはこれをかち割りながら細かく砕いてタッパーに入れていきました。
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こちらは、ハチミツを発酵して作られるMead(ミード)と呼ばれる古い伝統的なアルコール飲料。
ヨーロッパ、アフリカ、アジアの多くの古代史の資料から知られていて、発酵飲料の祖先とも言われているそうです。
アルコール度数は14.5度。ポルトガルにポートワインという甘いワインがありまりますがあれに似ています。
ラベルにもあるLindisfarne(リンディスファーン)とは、ノーサンバーランド州にある小島。聖なる島とも言われていて、潮の満ち引きで本土と繋がる道が現れたり隠れたりします。ミードは、島にあるセント・エイダン醸造所で伝統的な方法を用いて生産されています。
リンディスファーンゴスペルという福音書が有名です。リンデスファーン修道院で7世紀ごろ作られた手書きのラテン語装飾写本は、原本がかなり良い状態で保存されています。ケルト様式も融合した本は英国の写本の最高傑作の一つ。私も今回その原本をブリティッシュライブラリーで見てきました!
今回リンディスファーン島には行けませんでしたが、また次回ぜひ行ってみたいです。
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妹の義理のご両親宅での最後の食事
今回の滞在中、妹の義理のご両親宅へ日曜日の晩3回ほど食事をしにいきました。妹たちは毎週末の恒例行事となっています。
この日は再びサンデーローストを作っていただきましたが、前菜がついてきました。
ちょっと綺麗な画像ではないのですが、マグカップに入っているのは豆を煮たもの。味はついていないのでここに塩を入れたり、ビネガーを加えて食べました。温かい豆の素朴な味が美味しかった。
しかしこれかなりどっしりとお腹にきます!!
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プリマスへ旅行
10月6日〜 イギリス南西部プリマスへ旅行しました。
当日は電車が急にキャンセルになり、プリマス到着がかなり遅れましたが、友人が駅まで迎えてきてくれて、無事についてほっと一息。
友人宅の裏にあるB &Bと呼ばれるゲストハウスにチェックインし、友人宅へお邪魔しました。
夜の軽食をご馳走に。
パンに、サーモンムースとスモークサーモンをたっぷりと挟んでいただきます。
ドリンクは10年前に泊まった時にいただいて美味しい!と感激したスコッチウィスキーのレモネード割り。
そしてデザートはヴィクトリア・スポンジケーキ。ヴィクリトア女王が好きだったと言われるバターケーキにクリームがたっぷりのデザート。
中はジャムなど色々あるそうですが、食べたのは確かアップルが入っていたはず。
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朝食
友人もご主人も歳を重ねられたので、手を煩わせたくなく今回はゲストハウスに泊まりました。
ご主人曰くとても感じの良い人たちだったとおっしゃっていた通り、ゲストハウスのオーナーは本当に親切な人でした。
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黒板にはオーダーできるホットプレートメニュー
ブッフェコーナーだけでなく、ホットプレートメニューも聞いてくれます。
・トースト目玉焼き乗せ
・トーストビーンズ乗せ
・トーストチーズ乗せ
・トーストポーチドエッグ乗せ
・ポリッジ(オートミールのおかゆ)
そしてトーストもシードの入ったものと、白いパンどちらかも選べます。
私は、シード入りパンの目玉焼き乗せを選びましたが、卵二つもついてきてびっくり!!
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左がジャムの上にクロテッドクリーム
右はクロテッドクリームの上にジャム
私には違いが分かりませんでした・・・
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楽しかった3日間を語り合いお別れの時間が近づきます。
プリマスから電車に乗り、レディングという街に移動しました。
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翌日はいよいよハイクレア城です。
移動のことなどが不安で、ホテルでの晩御飯・朝食の写真を撮る余裕がなかった・・・
寝坊してはならない!!と夜も1時間おきに目が覚めて全く寝た気がしない笑
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ハイクレア城での食事についてはこちらの記事に詳しく書いています!
イギリスでの寿司体験
姪っ子たち、妹と私の4人でマンチェスターに出かけました。
この日はマンチェスターにある、長い歴史を持つライブラリーを2つ見てきました。
まずはランチで腹ごしらえ。Yo!Shushiというチェーン店で食べることにしました。
このお店、私がイギリスにいた時からあったのでかなり長い歴史があるお店です。
回転寿司の入れ物はこのようにカラフル。
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弁当スタイルで、照り焼きチキンがたっぷり。
ライブラリーを満喫した後は、カフェでゆっくりして、会社から帰ってきているお父さんと共に食べるために、テイクアウトで再び寿司を買って帰ることに。
こちらのitsuというお店もあちこちに店舗を増やしています。
食べたもの①でもロンドンでこのitsuのカップヌードルをご紹介しました。
冷凍食品なども販売しています。
買ったもの。
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その他に、サーモン照り焼き(枝豆も) 6.29ポンド
ラズベリー餅 2.79ポンド
5人(子供2人と大人3人)でたっぷり楽しめて合計31.5ポンド。
約5600円です。
この金額には消費税20%が含まれています。食料品は基本ゼロですが、テイクアウト品なのでしっかりと含まれています。
イギリス人のお父さんが作る晩御飯
ある日の晩、妹は久しぶりに会うお友達と夜ご飯に出かけたので、今日はお父さんがディナーを作ることになりました。
この料理すごく美味しいらしく姪っ子たちはできる前からテンション高い!!
ランカシャー・ホットポット。
イングランド西北部、ランカシャーが起源の家庭料理で、ラムと玉ネギ(ニンジンなどを入れる場合も)にストックを加え、その上にスライスしたジャガイモを並べてオーブンでじっくり煮込み、最後に蓋をはずして再加熱し、ジャガイモに焦げ目が付いたら出来上がり。
妹たちはランカシャーに住んでいてまさに地元料理なわけです。
じゃがいもをスライスして、その一枚一枚に丁寧にバターを塗ってました・・・そうすることでカリカリで国のあるじゃがいもに仕上がる。
トロトロのお肉とじゃがいもと玉ねぎのコンビネーションは最高の一品でした!!ラム肉の臭さも全くなし。ごちそうさまでした。
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お鍋2個分をほとんど食べてしまいました。
大人は赤ワインと共に、姪っ子たちもおしゃれなグラスにジュースを注いで楽しんでました。
帰国前の外食
帰国日が近づいてきました。週末のランチに出かけました。
古くからあるパブにやってきました。
オープンを待って入ったので、まだこのように空いています。
ここから食事が揃って食べ始めているとあっという間に客席は満席となりました。
広い店内でこの部屋以外にもたくさん部屋があって、全ての部屋が人人人でいっぱいでした!
パブは古くから宿屋なども兼ねていて、こちらのパブも1671年に馬車宿として作られたそうです。海抜が400メートルの場所にあり、昔はここを馬車に乗ったり、歩いたりして人は移動してのでしょうね。
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豚の血にオーツ麦やハーブ、スパイスと脂肪を混ぜたソーセージと
マッシュポテトにグレービーソースのかかった一品見た目は怖い
ブラックプティングですが、美味しいのです。
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付け合わせのお野菜もたっぷりで美味しい。
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昔はここを人が登ってきていたのでしょうか?
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並々と水が溜まっていた。この向こうにはヒースと呼ばれる植物が植る
ムーア(荒野)が広がります。
お土産
さてここからは食べ物に関するお土産です。
ほとんどが自分用・・・
そして家族、元の職場の人たちへと、友人たちへ。
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さて、3回にわたってイギリスの食事に関することを書き綴ってきました。
取り立てて有名な料理があるわけではないけれど、素材を大切にしている(料理に手間をかけたくない?!)が基本にあるのだなぁと感じました。
しかし、カントリーハウスでは豪華なキッチンがたくさんあってそこではさまざまな料理が作られていたはずです。
これからもイギリスの食について書いていきます。
またご感想などもお待ちしています。