Think about Something
パインジュースの缶を路地裏に蹴飛ばして、一瞬後に後悔した。こんな気持ち誰にもわからないだろう。それは冷静な感覚とは明確に分離されていて、いかなる記述の算法でも表しえないのだ。だから無残に散らばった紙片の本質を突きたいという信仰に従い、どこかにあるはずの合図を待ち続けた。それはさだめし有限に無限を求める途中の手続きで、秀逸な答案用紙に辿り着けることは絶対にありえない。盲点のトランセンデンタリズムに傾きながら、調和させる平行線公理を駆け上がる。やがてもう外せないと気付いた時には