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ホッパー 「二つの光の灯台」メトロポリタン美術館

Hello! ニューヨークの淳子です。 

アメリカは 
メモリアルデーの祝日がすぎ、
本格的な夏のスタートです! 


夏休みは、
都会の喧騒から離れて 
景色の良いところで、
のんびりしたいな、、なんて 
思いますよね。

20世のアメリカを代表する
アーティスト、 
エドワード・ホッパーもその一人。 

ニューヨークに住み、
普段は 
都会の空虚、孤独を描いていた
ホッパーも、 

夏は
メイン州ケープエリザベスで過ごし、 
空や海、灯台などの絵を
いくつか制作しました。 

ケープエリザベスの観光写真


こちらは メトロポリタン美術館にある
1929年の作品、
題名は 「二つの光の灯台」です。 

田舎で心が解放されると思いきや、 
都会にいても、田舎にいても 
変わらずの
なんという寂寥感と孤独感。 

ポツンとたつ灯台、
しーん 
という音が聞こえてきそうです。 

ホッパーは
性格が内向的で、
既に画家として成功していても 
人前に出ることや、
受賞など断っていたそうです。 
作品の雰囲気から、
なんとなくわかりますよね。 

ホッパーの作品は、
いつも静か。
入り込めない様な
見えない壁を感じます。

そして
小説や映画のような
物語性が感じられるのです。
(実際にホッパー作品を元にした
短編集があります)

あなたは この絵から
どんなドラマを想像しますか? 

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