タイ美術・バンコク国立博物館の仏殿
สวัสดีค่ะ 東京(元バンコク)の絹美です。
冒頭の挨拶はタイ語でこんにちは(サワディーカー)です!
フィレンツェ、ニューヨークと続きまして、
今日はタイ美術をご紹介します。
写真はバンコク国立博物館にある仏殿です。
入った瞬間、中央の仏像のオーラ、そして鮮やかな色彩の壁画に目をうばわれます。
(個人的に博物館で一番、好きな空間です)
タイの多くのお寺ではこのような壁画が描かれています。
華やかでもあり、また厳かな雰囲気を感じますね。
教会のステンドグラスのように、
文字が読めない人や子どもたちにもお釈迦様の生涯や教えなどを伝えています。
(ここではお釈迦様の生涯が描かれ、
右回りに一周、ぐるりとお話が続きます。)
タイは高温多湿な気候により、古い絵画はあまり残っていません。
こちらの壁画は18世紀末に描かれました。
その後も修復が重ねられ、色鮮やかな絵画表現を見ることができます。
ボッティチェッリやアンディ・ウォーホールとはまた違った作品ですが、いかがでしょうか?
時代や地域も異なりますが、
それぞれに込められた想い・メッセージを知ると作品の見方が変わるような気がします。
これからも作品とともに、アートが放つほどよい刺激をご紹介したいと思います!
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