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田中 一村展

東京都美術館で開催されている「田中一村展」に行ってきました。

一村と生活について。。
彫刻家の長男として生まれた一村は、8歳から作品を作り始めます。その後、17歳で東京美術学校に合格するも2か月で退学。そこから独学の道が始まります。
30歳で東京から千葉に移り住み、農作業をしながら絵を描きますが、なかなか芽が出なかったようです。その後、50歳で住み慣れた千葉を離れ奄美大島に生活の拠点を移しますが、ここでも働きながら生活を切り詰め作品作りに没頭します。生涯苦労し続けた一村ですが、奄美大島では、生命力あふれる自然を描き続け、充実した日々を送っていたことが作品にあらわされているような気がします。

平日の昼間にも関わらずかなりの込み具合でしたが、ご興味があれば是非足を運んでみてください。

東京都美術館 12月1日まで


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