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asahimomo
大腸がん日記 1年122日目
この日は午前中に近医の外科を受診。
大腸がんで通院している大学病院での抗がん剤治療が終わったとき、普段のお薬は近くの病院でもらうようにと紹介された。
それ以降、3か月ごとの検査は大学病院へ、薬の処方は近くの市立病院へ通うことになった。今回は市立病院の2回目。
改めて市立病院の外科の先生に、大腸がんのこれまでの治療についてお話した。術式とか抗がん剤の量とかは大学病院の紹介状には書かれていなかったらしい。
RS直腸部のがんなのに低位前方切除術になったわけとか、術後補助化学療法を受けながら仕事も続けられたこととか、いろいろお話した。
1月には術後1年の大腸内視鏡検査と造影CTを受けて、問題なかったことを伝えたら、カルテに「1年 再発無し」と書いていた。
何というか、感慨深い。
現在のお腹の症状についても話す。お腹が張り気味で、特に術後の初期は差し込むように部分的にお腹が痛くなることが多かった。だからずっと下剤を飲み続けている、と。
外科の先生も不思議がっていた。低位前方切除術なのに下剤を処方するって、珍しいそうだ。普通は下痢止めだよね。
それほど私のお腹はがんこちゃんなのだ。子供の頃からずっと便秘体質だから仕方ないのかな。
今後も様子をみながら薬の量を調整して、検査は大学病院でしっかり受けるようにと。
相談しやすく、話しやすい先生でよかった。
今、話題の高額療養費制度の引き上げ。
私のように下剤や整腸剤などの薬局で購入できる薬、自分で服薬を管理できる症状、これって無駄な医療費ではないのか?と考えたりもする。
3か月分で1万円弱の薬代。今回は、ありがたく使わせていただきます。