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大腸がん日記 351日目
昨日は久しぶりの悪心。ツラかった記憶もよみがえってきて暗い気持ちになった。
抗がん剤治療中は気持ち悪さと倦怠感がツラさの中心メンバーだった気がする。
抜歯後の痛みは治ってきたけど咀嚼はまだできなくて、食事はお豆腐やはんぺんやお粥のような冷たくて柔らかいものばかり。
もしくはパンとかスポンジ系のものを口に入れて、水を含んでフヤフヤにして飲み干す。
はい、パンと昨日のおやつの偽萩の月は飲み物でした。
先週、行こうとして断念した子宮頸がん検診に行ってきた。
断念した理由は単に受診券を職場のデスクに置き忘れてきてしまったから。
ま、前日の夕方に抜歯して痛みもひどかったから、先週は行かなくて正解だったな。
で、この日に行ってきた。勇気を振り絞って。
たぶん15年ぶりくらいの婦人科。
いや、正直に言って、おばちゃんになってもイヤなものはイヤですよ。
婦人科の内診って、いくつになっても恥ずかしい。
でもね、がんのツラさはもう十分に味わった。
だからこそ、自分の力で防げるものは積極的にやってかなきゃね。
検診に行った産婦人科は数年前に建て替えをしたクリニック。
真っ白な外観にダークブラウンの落ち着いた内装がおしゃれだった。
待合室も広くてゆったりしてて、くつろぎの空間って感じ。
昔は産婦人科といえばピンク。白とピンクと淡いパステルカラーが多くて、いかにもベビーな感じ。産科の患者さんを意識した作りだったんだろう。
婦人科へ罹るのに居心地が悪く感じていたのを思い出した。
そういえば、昔の看護師さんがしてたナースキャップ、最近見ないね。ワンピ型のナース服も。
そして15年前とは違ったこと。
イスが電動で回る!
この感覚、わからない人には「はぁ?」だと思いますけど。
それを承知でここに書いてますけど。
とにかく私には非常に画期的なシステム!これだけで羞恥心がグンと下がったの、自分でも驚きだった。
開発者さんありがとうありがとう!
この夏の人間ドックとこの日の頸がん検診で、自治体のがん検診で受けられるものはすべてクリア。
あとは結果を待つのみ。
何事もありませんように。
いや、ないに決まってる。うん。