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大腸がん日記 1年120日目

青森のお土産に缶入りのりんごジュースをいただいたので、久しぶりににんじんリンゴジュースを朝食にした。
おいしいだけじゃなく、体にいいことしてる感で気持ちがアガる。今後も面倒くさがらずに休日だけでも続けよう。

午前中はお弁当の作り置きをして、アイロンがけをして、米粉パンを焼こうとしたけどクーリングの時間が足りないことに気付いて焼くのをやめて、昨日やらなかった場所の掃除をした。
わたしゃマグロか?ってくらいに動き続けた。なんでこんなにヤル気なんだろう?前日との対比ありすぎ。

午後からはお出かけ。約1か月ぶりの演奏会。
なんとなく、の気分でいつも愛用しているのとは違うアクセサリーを選んだ。メイクもいつもと違うアイテムで。髪型も初めての形のお団子。

とにかくいつもと違う。違うことを自ら選択してる。その選択を楽しんでる自分がいる。
心配性で保守的ないつもの私はどこへ行っちゃったのかな?

出かける30分前になって、少しお腹が空いてきた。さぁ、どうする?
簡単に食事をする時間はあるけど、食後1時間前後でトイレタイムが始まっちゃう。ちょうど移動中だ。それはヤダな。

今は空腹を我慢して、会場近くで食べたら開演中にトイレタイムが始まっちゃうかも。それはもっとヤダな。

出かけるときはいつもトイレを考慮して食事を少なめにしてるんだけど、不思議なことにあまりお腹が空くことはない。
もし空腹を感じたら、アメやラムネを少し食べればすぐに治まる。

けど、この空腹は治まりそうにない。
そりゃそうだよ。朝にんじんリンゴジュースを1杯飲んだだけだもの。今日みたいな日は、むしろ朝しっかり食べなきゃいけなかったのに、なぜ気付かなかったんだろう?

出かけるってわかっていたのに、他のことに夢中になってご飯の時間を調整できてなかった。大失態。

こんなこと、今まで無かったのに。
やっぱりいつもと違う。

結果、時間を繰り上げて早く出発し、開場1時間半くらい前に小さめのパンと甘いカフェオレでお腹を少しだけ満たした。
移動中も演奏中も心配なく過ごせてよかった。

っていうか、危なかったなぁ……
もっと気を引き締めて推し活に邁進しよう。

で、演奏会もやっぱりいつもと違っていた。
どの曲もステキだし、演者はカッコいいし、多彩なプログラムだし、感動でいっぱい!のはずなんだけどね。

会場の環境のせいかな?
素人にはわからないけど、残響を調整するのって難しいんだろうな。リハで完ペキだったとしても、2,000人以上も観客が入れば響きも変わるだろうし。

音楽通らしい隣り合わせた方は、手すりに帽子やパンフレットを置いて会場スタッフの方にどかすようお願いされて、かなり機嫌を悪くしてた。
同様の注意は会場内に掲示されているし、放送もされているし、そもそもご自分でおっしゃるような音楽通なら知らないってことはないと思うよ。どこの会場でも手すりには物を置かないって決まってるんだから。
そして隣に座る奥様らしき人はだんまりで、ご主人らしき人の態度をたしなめたりはしないらしい。

脚はガッツリ大股開き、私の側のひじ掛けにドンとひじをつき、完全に領土侵犯状態。
私はものすごーく窮屈な体勢で2時間超を耐え忍んだ。

いや、本当は私が耐え忍ばなくたってよかったんだ。こんなとき、
「あなた、はみ出してますよ」
「もうちょっと、そっちへ寄ってね」
「周囲を不快にさせるフキハラはマナー違反だよ」
とかいうことを、相手が理解できるように上手に伝えればいいだけ。

それができない自分を棚に上げて、周囲に責任を押し付けるのはよくないね。反省。これも失態。

いろいろあったけど、やっぱり音楽は心を癒してくれる。
夢の世界へ誘ってくれる演奏家のみなさんに、感謝。

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